箱庭の詩
私の人生に少し似ているような気がします。書いていてうんとても心地が良かった。何かが終わったような気がします。
箱庭の詩
そうか、僕は僕だった。あの日からずっと、だけどずっとね、勘違いしてたみたいだ。夕焼け空が綺麗なのも、美しいと感じるのも、あの人のことが大好きなのも、すべては私だったの。
嘘だったんだ、嘘をついた事そのものが、既に嘘だったんだ。全部愛で出来ていたんだ。優しくて、易しくて、涙が出てくるような、そんな気持ちがする。不思議だね、もう逢えないのに、もう名前を呼びあえないのに、あなたの事が鮮明に浮かぶこの日。僕は焚き火に火をつけて、あの日のことを思いながら、こう言った。
「血は肉に返せ、火は夜に返して、僕を僕に返してよ。ママ。」霊略がそこまで来て、ふっと消えた。等して尚、無駄かない動きの全てが僕には写って見えた。焚き火の日は僕にこう微笑む、「素晴らしい、いつかあなたは全てを克服するでしょうね、優しいマダムのように、腐敗した全てを焼き尽くす。」落雷と共に僕は言った。「この世の全ては平和でなく、進化なんだ、変化なんだ。僕は今この瞬間全てを決めた。愛で生きる。」
剣幕が閉じ手いったようだった。愛が煌めいた、その先に何が待つのか、僕の夕陽が知っている。
箱庭の詩
言葉を全部ぶつけるように書きました、何故こうなったか忘れてしまったけど、あなたに何かあげられたらとても嬉しいです。
読んでくれてありがとう!