歌詞集

忘れ水

色褪せた約束
いくつも浮かべた
臨む水の隨に
淡く夜は滲むの

「どこにも」「なんにも」なんて
ひとりきりたたずむ
風に似る手ざわり
つづく朝をさがす

いつまで君と世界は
忘れられたものばかり
眠るよう 揺らした
虹に映すみたいに

覚める今などないと
信じさせてみせて
ほどけかけた言葉
祈りようもないよ

溶けてゆく星たち
遠い青にたゆたう
ひびく果ての窓辺で
からっぽを奏でた

つめたい日差し
つなぐゆびを濡らして
古い今日をたどる
まちがいだらけの心でもいい

ひずむまま導いて
ぼやけた境界のむこう
目眩だって欺くから
振れる花のあとさき

いつまで君と世界は
忘れられたものばかり
眠るよう 揺らした
虹に映すみたいに

おなじ星を見ただろうか

夜の切れ端を集めた
ゆるやかな終末
光の音を聞いたよ
寄りそうような

おなじ星を見ただろうか
のぞきこんだ彼方に
無際限のきらきら
こぼれる

ひとり黄昏をたどった
いくつもの永遠
帰るさきはなくとも
毀れようとも

睡る花を見ただろうか
ほころびはじめた風
彗星 微睡んで
つたないままでいい
ぼくたちを結んで

ちりばめられた記憶
反転する世界
不確かでも それでも
紡いでよ

歯車一つ 色づいて
呼ぶ声を願った
はじめとおわり いつだって
ぜんぶが好きだった

おなじ星を見ただろうか
のぞきこんだ彼方に
無際限のきらきら
こぼれる

おなじ星を見ただろうか

月のわたる夜でも

切り抜いた時間を
つめのさき 数えた
行き過ぎる燈火
遠のいて ゆるやかに

逆さまの花の影
俯いたまま そのまま
誰のさびしさなんて
わかりようもないまま

月のわたる夜でも
君とだけ覚えた
瑠璃は水漬く ゆらめく
躊躇うように

慣れやしない すべては
季節めかして廻って
隠すゆび 触れてよ
忘れさせないでいて

眠る風を眺めた
噤む春ごと背いて
撓むふうに偽る
空の青を描いて

語るべくもないもの
縫いつけた波間に
夢に還る 揺蕩う
彷徨うように

寄る辺なく移ろう
待ちわびる暮れさえ
愛に解ける さざめく
誘うように

響かせて

月のわたる夜でも
君となら覚えた
瑠璃は水漬く ゆらめく
躊躇うように

願うように

歌詞集

歌詞集

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  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2024-06-09

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  1. 忘れ水
  2. おなじ星を見ただろうか
  3. 月のわたる夜でも