夏の短歌

本当は謝りたいのに父に出す葉書はいつも「お元気ですか?」

雲の上の短き夏の風に揺れる花と一緒に僕も息する

鳥海山夏にも溶けぬ雪を渡る 入道雲を歩くふりして

明日にはあのラーメン屋もつぶれるの この街の人に私もなった

夏の短歌

夏の短歌

  • 韻文詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2024-05-11

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