夏の短歌 こいはまぽすけ 本当は謝りたいのに父に出す葉書はいつも「お元気ですか?」雲の上の短き夏の風に揺れる花と一緒に僕も息する鳥海山夏にも溶けぬ雪を渡る 入道雲を歩くふりして明日にはあのラーメン屋もつぶれるの この街の人に私もなった 夏の短歌