いつかどこかで
私の上には真っ青な空
私の前にはまっすぐな白い道
太陽は常に私のそばにある
たとえあなたが私の世界から去って行っても
私は泣かない
いつかどこかで
また会える日が来ると信じているから
これは永遠の別れではなく
暫く別々の世界で生きていくだけ
また会える日が必ず来る
そして私は忘れない
あの日十四歳の私の胸を焦がした
あなたの優しい微笑み
あなたの優しい眼差しと言葉を
雨の降る街角で 或いは雪が降る小道で
私はあなたの優しい甘美な声を思い出す
真夜中に流す孤独の涙の中で
私はあなたの温もりを探す
さよならは言わない
いつかどこかで
きっとまた会えると信じているから
あなたと一緒に過ごした楽しい時を
ずっと忘れずに
これからはあなたが幸せでいる事を
ずっと祈っていようと思う
ありがとう
あなたが私の為にしてくれた事全てに感謝して
これからは新しい生き方を探すつもり
だから時々は私の事を思い出して欲しい
かつて故郷にあなたに憧れた少女がいた事を
忘れないで欲しいの
私の上には真っ青な空
私の前にはまっすぐな白い道
太陽は常に私のそばにある
今私は新しい物の見方を探してる
空に昇る七色の虹の様に
希望の象徴となる物を探している
さよならは言わない
なぜならいつかどこかで
きっとまたあなたに会えると信じているから
いつかどこかできっとまた
あなたの笑顔を見る事が出来る日が来ると信じているから
時が過ぎて全てが遠い過去になったなら
きっとあなたも私も懐かしく思い出すだろう
あの麗しく美しい秋の日々
1978年の秋—————
いつかどこかで