「いつかどこかで────ノスタルジーの物語」の解説とお知らせ

 「いつかどこかで────ノスタルジーの物語」という長編小説をアップロードさせて頂きましたが、残念ながら読んで下さった方というのが2024年5月10日現在非常に少ない様ですので、この物語に出て来る8篇の詩の内7編を、この作品のプロモーションの為にアップさせて頂こうと思います。これらの詩を
読んでもし興味を持たれましたら是非とも小説本編を読んで頂きたく思います。

 そもそもこの小説を書こうと思い立ったのは、1977年から78年にかけて(私の高校時代)、神奈川に住んでおられたある方と文通していたのですが、その時の手紙が2通、実家の本棚の奥から出て来まして、それを読んでノスタルジーの感情が沸々と沸き立ったのがそのきっかけです。”ノスタルジー”というのをテーマに、初めの1行から最後の1行まで100%ノスタルジーの物語を書いてみようと思い立ち、
1年と2ヶ月かけて完成させました。この物語を読んで皆様がどう感じられるか正直言って全くわかりませんが、とにかく詩を読んだり書いたりするのがお好きな方及びRock Musicがお好きな方には是非とも読んで
頂きたく思います。

 この物語に出て来る8篇の詩の内7編の詩を、小説とは別にこのたびアップする事に決めました。これを
読んでもし少しでも興味を持たれたら小説本編の方を是非とも読んでみてください。アップしていない
残りの1篇の詩はどうしてアップしないのかと言いますと、8篇の詩の内、アップしていないその詩こそ私がもっとも好きな、気に入っている詩だからです。この小説は長い物語ですが、半年とか1年ぐらいかけて
ゆっくりとちょっとずつ読んで行くのに適した小説です。
 

 読者の皆様が読みやすいように、この小説の大まかなあらすじを書いてみますと:
 
 物語の舞台はアメリカのラスベガス。旅行社の海外駐在員としてベガスに赴任した山口ナオコ(30歳)は仕事に慣れてきた頃にカジノゲームをたしなむ様になったのだが、ある夜ダウンタウンのカジノで杉田ノブユキという関西出身のギャンブラーに出会った事からこのノスタルジーの物語は始まる。杉田に会ってから1週間ほど過ぎたある休みの日の午後ナオコはあるビッグなカジノで女性の日本人ディーラーに会うのだが、これが何と自分が敬愛し崇拝してきたロックシンガーの島崎洋子だった!─────ナオコにとっては凄いサプライズであったが、洋子は話がしたいというナオコの申し出を快諾し、ここから果てしのないノスタルジーの物語が展開して行くのであった────────。

  この物語に出て来る8つの詩の内1つ目の ”ノスタルジア” と2つ目の ”残響────波の響き” は筆者が17歳の時に書いた詩です。物語そのものは地味かもしれませんが、内容はかなり深いです。


 この物語を今はどこにいらっしゃるかわからない2人の女史に捧げます。あなた達との思い出が無ければ
この物語が書かれる事はなかったでしょう。

 
 

「いつかどこかで────ノスタルジーの物語」の解説とお知らせ

「いつかどこかで────ノスタルジーの物語」の解説とお知らせ

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2024-05-10

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