Carol of the Bells

私の命の半分を、あの人に分けて上げて下さい
何度願った事でしょう
大地鴫

ささやかな願いも空しく誰かは星になった
私の幼稚な願いは聞き入れられるはずも無く
よだかは嗤っている

両の手の指を使っても数え切れない友が出来たと話した時、誰かは何と言いましたか
リゲルは1等星
引く手は唯一人で良いと

望まぬ詞はやがて影となり
私を悲しませた

そうして私は生きている
大地鴫 
お前の欠片の羽をルルドの地で拾い嘆いています
ティコも生きている
永遠を知るために生き続ける

喩え月が沈もうとも星は輝く

Carol of the Bells

Carol of the Bells

  • 自由詩
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2024-05-07

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted