七ならべについて

 一行七音の定型詩を「七ならべ」と称して書いています。 ぼくはもともと短詩を書いていたのですが、川柳には七七形式の句もあって、十四字詩とか短句とかあるいはそのまま七七などと呼ばれるのですが、ぼくはその形式で書くのが好きでした。五七五とは違うリズムと面白さがそこにはありました。 それから後、短詩よりも少し長いものを書いてみようと思ったのですが、ぼくは七七のリズムから逃れることはできませんでした。そこで書き始めたのがこの七ならべです。

 詩というと一般的には自由詩をイメージされる方が多いかと思います。実際詩誌などに掲載される詩は自由詩とか散文詩ですし、定型詩をメインで書いている詩人が現代日本にいらっしゃるのかわかりません。

 もちろん自由詩はすばらしいのですが、定型詩と比較して自由詩のほうがすばらしいとは思っていませんし、定型詩のほうがすばらしいとも思っていません。しかしながら定型詩は自由詩よりも劣っているという風潮がどことなくあるのではないかという空気を感じることがあるのも事実です。それに対してどこか反発心みたいなものがぼくの中にあるように思います。

 もっとも、ぼくはこのリズムが好きでそれをモチベーションにして書いています。たぶんこの形式で書くことがぼくにとっての自然体なのでしょう。

七ならべについて

七ならべについて

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2024-05-05

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