蟻とレモン飴 主要人物

小林 雨

こばやし あめ
20歳のフリーターの青年。親から精神的・肉体的・金銭的虐待を受けて育ち、高校卒業と同時に逃げるように上京してきた。
父の再婚相手の女性に強姦されており、彼女に「これは愛なの」と囁かれた時から真実の愛を探し求めるようになる。仮面を被ることは上手いため、交友関係は広く、多くの異性や同性と付き合ってきたが長続きはしていない。
たまたま公園で見かけた蜜を『綺麗』と感じ、つい連れ去ってしまう。蜜と一緒にいれば自分も綺麗な存在になれると信じ込んでいる。

鈴木 蜜

すずき みつ
8歳の小学2年生の少女。親から過度な愛情を受けて育ち、食事に衣服から習い事、友人関係まで管理されてきた少女。見目麗しく、性格も素直で無知で無垢。
自分で物事を考えることは苦手。周りからは疎まれており、友人だと思っていたグループに親が面倒な子だと絶交され、どうして良いかわからず公園でぼーっとしていたところを雨にさらわれる。
雨のことを『悲しい目の人』だと感じ、助けてあげたいと思っているが、具体的には方法が思いつかないのと初めての感情に戸惑っている。
中学生の兄がいる。

蟻とレモン飴 主要人物

蟻とレモン飴 主要人物

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2024-04-28

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  1. 小林 雨
  2. 鈴木 蜜