「冬景色」
ゆきがしんしんと降り積もる
積もれど積もれど
ゆきは虚しく散るばかり
人々の記憶の断片に
残ることなく落つる徒花
この手に握れど体温は
ぬくもりが ゆきを殺す
土に落ちれどすぐ溶ける
すくえども指の熱れが邪魔をする
死ぬすがただけを見つめてる
うつくしいあの川から生れたしらゆきを
殺すことしか出来ないままに
いっそのこと
つれていって
「冬景色」
ゆきがしんしんと降り積もる
積もれど積もれど
ゆきは虚しく散るばかり
人々の記憶の断片に
残ることなく落つる徒花
この手に握れど体温は
ぬくもりが ゆきを殺す
土に落ちれどすぐ溶ける
すくえども指の熱れが邪魔をする
死ぬすがただけを見つめてる
うつくしいあの川から生れたしらゆきを
殺すことしか出来ないままに
いっそのこと
つれていって
「冬景色」