『一方通行』

映画の約束も
好きでしたの事後報告も
全部が全部アタシから


『一方通行』


愛されていた確信なんて
本当はなかったんだ
ただ特別扱いされて
それが嬉しかっただけ
それに縋ってただけ

教室の窓から見える空は
外で見る空とは違う
貴方の声とチョークの音で
まるで別世界よ

そんな日々が
いつまでも続くなんて
愚かな考えでしかない
だってもう戻れない

一人取り残された地下鉄で
貴方の居ない日常を覚悟した
今までだってそうだったんだから
きっと我慢できるよ
貴方なんか要らないんだから

貴方が居なくても
生きていけるアタシって
なんて寂しいんだろう
この孤独を我慢できるなんて
なんて冷たいんだろう

酔ったのは貴方と帰れるから
この先の何かを期待してたから
だけど何にも進展なんてなくて
やっぱり終わるんだって分かっただけ

パンダ見に行きたかったな
意味の無い後悔です
本来なら叶うはずのなかった
色んなことを叶えてもらえたのにね


「手に入らないものこそ輝ける星」

『一方通行』

『一方通行』

  • 自由詩
  • 掌編
  • 青春
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2024-04-08

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