短歌 「少女たち」
6―2の ゆりの花より 愛らしい
リップくすねる 君の袖口
ざら紙のばす なまりいろした 階段で
にてると思う 痣と紫陽花
「お名前は?」 小春日和に 焼かれた手
隠すように 重ねられてる
窓際の いちばん後ろで 見つめてる
空席の子が 花曇りを
短歌 「少女たち」
6―2の ゆりの花より 愛らしい
リップくすねる 君の袖口
ざら紙のばす なまりいろした 階段で
にてると思う 痣と紫陽花
「お名前は?」 小春日和に 焼かれた手
隠すように 重ねられてる
窓際の いちばん後ろで 見つめてる
空席の子が 花曇りを
短歌 「少女たち」