君と見た空

第三章

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彼は冷たい風をうけながら平然とグランドを眺めている。

彼を見ていると不思議な気持ちになる。
ドキドキするというか安心するというか…。
彼のまなざしに、吸い込まれそうになるのは私だけだろうか。

目線の先をたどってみても冬のこがらしが吹いているグランドしかない。
この学校は校舎を挟んでグランド、昇降口があるから登校してきた生徒の姿もグランドにはない。

なに考えてるのかなー。今日のお昼ご飯どうしよ~とか?
そしたら可愛すぎる!なんて、彼の考えていることを予想する。


「かずやー!」


びくっ!なっなに!?


「おー亮太。どーした?」


「お前、昨日のお笑いTV見た!?」


「あー…。忘れてた」


「おいー。まじかよ!もったいねー!芸人たち、ちょー面白かったぜ!?」


「まじ?見たかったー…。」


彼の名前を言われるだけでヒヤヒヤする…。
別に付き合ってる訳でもないのに。

あー話だしちゃった。もっと見ていたかったなー…。
男子と話してる姿ってなんか見づらい。


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君と見た空

中途半端なところで終わっちゃってすみません 汗

君と見た空

ぱーと3

  • 小説
  • 掌編
  • 青春
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-01-15

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