宮城まり子さんの『ガード下の靴みがき』新作4・5番歌詞/シニヤの為の歌謡曲シリ-ズ

「赤い夕陽が ガードを染めて・・」で始まる懐かしい曲『ガード下の靴みがき』に4・5番を補作しました。

  
 『ガード下の(くつ)みがき』の補作歌詞です。


 4  時は流れて 何処(どこ)かに消えた

   花売り娘も 靴みがく子も
  
   焼けた野原は ビルの下 

   空を見上げりゃ スカイツリー 

   あああ 東京は 人で(あふ)れてる


5  マンホール()けても 路地(ろじ)(すみ)にも

   ガードの下にも 今は 見えない
  
   だけど何処(どこ)かで 見つめてる 

   おじさん その靴磨(くつみが)かせて 

   あああ (ひとり)りぼっちの あの子の(ひとみ)
     ( *(なみだ)()れた (おさな)い瞳)

  
   *どちらかお好きな歌詞で

☆ 「ビルの下には焼野原がある。」
  今私たちが目にしている様々な現実を想うと、
  ふとこの歌が心に浮かびました。
  果たして戦火にさらされた子供たちの悲劇は、
  遠い他国のことなのでしょうか。遠い過去の
  ことなのでしょうか。
  それとも・・・。(いずみ)


    

    

    

    

宮城まり子さんの『ガード下の靴みがき』新作4・5番歌詞/シニヤの為の歌謡曲シリ-ズ

宮城まり子さんの『ガード下の靴みがき』新作4・5番歌詞/シニヤの為の歌謡曲シリ-ズ

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2024-01-22

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted