訣れ
苦しんでいない自分は正しくない
苦しんだ分だけより多くの真実を得られる
と言わんばかりに苦しむことに拘っている
救いに、苦しみに、正しさに、真実に
拘るほどの価値を感じられなくなったあの夜
形而上のありとあらゆる事柄に唾を吐きかけて
おれは祈ることをやめた
訣れ
苦しんでいない自分は正しくない
苦しんだ分だけより多くの真実を得られる
と言わんばかりに苦しむことに拘っている
救いに、苦しみに、正しさに、真実に
拘るほどの価値を感じられなくなったあの夜
形而上のありとあらゆる事柄に唾を吐きかけて
おれは祈ることをやめた
訣れ