「しゃぼん玉」
あのむすめはしゃぼん玉を吹いている
空に手のひら見せて
なぞるみたく息吹けば
ぽわぽわぽわ…風に乗っては生まれて消える
淡い思想の片鱗が
どこへともなく消えてゆく
しゃぼん玉は万物映す鏡なれど
その真理はいとも脆い
道化師の玉のりは
いつもこんなしゃぼん玉に乗るのだろう
「しゃぼん玉」
あのむすめはしゃぼん玉を吹いている
空に手のひら見せて
なぞるみたく息吹けば
ぽわぽわぽわ…風に乗っては生まれて消える
淡い思想の片鱗が
どこへともなく消えてゆく
しゃぼん玉は万物映す鏡なれど
その真理はいとも脆い
道化師の玉のりは
いつもこんなしゃぼん玉に乗るのだろう
「しゃぼん玉」