11 - 2 - 創作事。
皆さんから見たら、私は酷く間違えた人間でしょう。
詩を汚して、短歌を汚して、創作を汚して、言葉を汚して、
こんなところに居てはならないとわかっています。
どうか目を外して下さい。
詩でもないのに詩と言い、
短歌でもないのに短歌を模し、
創作でもないのに創作を騙り、
言葉を信じられないと言いながら、言葉を遣う。
どうしてこんな狼藉を許せてしまうのか、
自分でも殴り飛ばしたいと、憤慨しています。
自作自演が過ぎます。滑稽です。
それでも本気なのです。
殺意を貯め込み、けれどその原因になることを自ら許している。
わけがわかりません。
全て言い訳です。ごめんなさい。
謝罪の言葉を遣ったところで、遣っただけです。
ごっこなんです。
自分で決めたことすら破って、
ただ自分だけの為に、
思い出と、
憧憬と、
嫉妬と、
自己投影と、
承認欲求と、
陶酔と、
告解と、
期待と、
快感を、
ぐちゃぶちゃに混ぜた、
創作事なんです。
11 - 2 - 創作事。