サンセット

また今日も、同じ夕陽が海に落ちていく

その美しさに目を細める日もあれば
その眩しさを睨みつけてしまう日もあって

誰にでも平等に
サンセットは訪れる

変わりゆくのは
自分自身だけ

あなたがその夕日を悲しいと泣いた日には
わたしには目を背けたくなるほどの強い光で

今日も海が、夕陽を飲み込んでいく

「あなたの目には今日のサンセットは、どう映るの?」

聞いても何も、意味はない

サンセット

サンセット

  • 小説
  • 掌編
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2023-11-08

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