作詞家になりたかった
あなたの書く詩って音楽が聞こえてきますね
あなたの書く詩ってリズムがありますよね
あなたの書く詩って、というよりラップだよね
あなたの書く詩って、あなたの性的魅力より劣っていますね(笑)そんなことよりセックスしようよ
お前らに私の何がわかるの
うるさい あたりまえだろ 本当は作詞がしたいんだから
友達に言葉のセンスを褒められて、作詞もいいけど詩も書いてみたら?音楽いらないし。
と言われて書き始めたと
恋人だった人に打ち明けた
「何だ、そんなに詩に対して思い入れがあるわけじゃないのか」
あんたに私の何がわかるの
うるさい ないわけないだろ 本音が届けば同じなんだから
うるさい 忘れられない 言葉はどんな形でも刺さるじゃない
もう私は刺されまくって
何を差し出せばいいのかわからないのに
それでも殴り書いている
作詞家になりたかった