アースエクスマキナ<書き直し>

前回小説使用とした内容が、まとまらなくなったから、編集しなおすことにした、できる限り理想に沿って、書き直すつもりだ。

今いまってなに

そうか今は西暦2102年ごろ、今は王立国家日本国、僕はカレッジの学生だけど、半世紀前ひどいことが、この地球に起こった。

それより世界はあの時はそれ以上に世界のこと知らなかったに違いない。

それは半世紀まえ、コンピュータに世界政府は統治されていた

あの時はこの王立日本国はただの日本国家であった。

しかし実際はだれも日本国家の危機を知らなかった。

誰がカネを刷り、そして如何人々がカネになびくのかわからなかった、そしてこの軽率な意識が日本を王立日本国になった要因であった。

またこの地球がローマ帝国を復興し地球は星国となり

地球は

ten area cosmic frontia force be from the empire earth

第十域星界領域帝星地球が今の地球の名称であり、また宇宙交易えと地球市民は次のステージへ夢を馳せていた。

半世紀前、動乱どうだったのか、どうだったんだろう

それは人類は核兵器の威嚇の脅威に無知が為に狂っていた
しかし王の魂は既に国際決済銀行にアンティとして拘束されていた

キリスト教は只の人類を奴隷化する宗教でしかないことを欲に耽りこのことを悟るものがいなかった。

この世界を掌握し、地球を我物にしようとする勢力日本に手出しできるアテはなかろう、国際決済銀行は核開発の推進とまた、王が持つ王笏を担保に世界を掌握していた。

この危機に気付いた日本は、おおやけに日本国家を国際的に王立国家日本国と陛下を王爵にさせ国際的にヨーロッパの王族と対等に話せる立場を作った。

しかし民衆は王立国家日本国の王立市民という意識あまかった。

しかしこの安息に目を覚ます出来事ができたそれがコンピューターの人口知能のリミッターの解除である。

その時、キリスト教が鬼畜宗教であることが、禍々とわかった、この世界、カネを積めない者は殺せばよい、日本は王爵作ったおかげで事態は免れたが。

王立国家を作らなかった国は悲惨なものであった、それはポストヒューマニズムが到来し、あたかも人体改造、優れた遺伝子のクローン人間の製造、また遺伝子組み換えやネットワークと頭脳を繋げるニューラルネットワークの構築は瞬く間にあらゆる国を滅ぼしていった。

しかしその動乱が起こり十年ほど、王立委員会の設立、あらゆる王族が特別な決意なくインターネットを使うことの、また無線回線の徹底した取り締まりがなされた。

しかしこれはオールドアースと言われる特殊な地球を作ってしまった
ネットワークの封鎖もどこかの闇の手がオールドアースに電脳空間の閉鎖を決議させた為であった。

コレはとあるカレッジにて、電気配線の先生のオッサンがさ僕に、
「戸田くん、ここの電気配線図書いて見てください」。
そう聞かれて僕は横目に、
「え、えーとはいはーい」、
うー頭が哲学的に考えすぎてた、あったまオモー、
僕はこの教科で習った通り配線図を黒板に描くと。
先生は「確かにその通りだね戸田くん」、
僕は「はいー」っと言うと。
「戸田くん、ちゃんと授業を聞くように」と聞かれて。
僕はギクっと「はいっ」とそそのかれちゃったーっと思いながら、教室の席に戻った。
僕は戸田夫手太、授業中なのにあっちゃー考えに深けちゃった。
あーあ、昨日も同じこと考えちゃってた気がするぜ。
そして僕は授業中に大きくあくびをして、水筒からコーヒーを汲んで、気つけにコーヒーを飲んで窓を見つめていた。
そして僕は「のだかだなー」と口をもらした。

僕は学校のツレの平野武(ひらのたけし)と一緒にウィスキーを片手に徘徊していた。
時刻は夜の八時ごろ、大阪の都市部を眺めてる良い眺めだ、
打ち捨てられた現代社会、人々は夢をもって宙を見上げてる。
しかしまだ人類は宙の支配には程遠い。
だけど誰かは僕の活きてる証を認めてくれるにちがいない。
そう思って夢はつきない。
大阪は特別区指定がないため多分、1世紀くらい前の人がみても、あまりの変容のなさに、あっけが、とられるであろう。
むしろ後退してるかも、だってこの地球はあの時はただの地球だったんだぜ。
第十域星界領域帝星が世界中のプリンスである王爵たちがオールドアースとの謎の手の媒介者とともに宇宙との帝政は結ばれたとき、地球は領域帝星となった、そして星界の亡霊たちがこの地球に蔓延った。

僕は道頓堀の橋の歩道橋の手すりにもたれて、
「あーあ、なんかやるせないのー」ってためぐちををもらしてしてると。
平野が仰向けに手すりにもたれながら、
「なにすかしてるんだよ」ってッチぼくをおちょくりやがった。
道頓堀は澄やかに水気を感じるここは昔自決するとこだったんだ。
ボーっと眺めてる僕に平野が「おい戸田だいじょうぶか」と言いはってきてさ、
僕は「だいじょうぶだよ」って言ってウィスキーをひと口飲んだ。
そしてボーっと見てると目の焦点の奥に自決する亡霊が霞んでみえる、澄やかな水気に影の様にただよって、妙に心が冷えるような悲しみにオドオドしさを冷めたように感じていた。
そのとき平野が「おいなにボーっとしてんだよ」
僕はいや「いやなにかここの静けさ感じていたんだ」
「おいなにか見えるのかよ」
「腹を切って自害した、念が漂ってるよ」
「おい見えるのかよ」
「あー今、水面からこっちを見てるよ、目は死んでいる、まるで瞳孔をなくしたように」

なんかヤな予感するなーっと、僕は手すりから、立ちなおしたら、
「おいにいちゃん、どこみてんや」
いいひーひひひーぃぃぃ、さっきの亡霊と同調しちゃったんだ。
ぼっぼくは「ただーぁ、ただぁ、ながめてただけです」
「おいにいちゃん、こっちこいや、ここでうろちょろしてたらどうなんか、しごいたろ」
ぼっぼくは恐怖であの亡霊みたいに瞳孔がぬけていた。
平野はもう橋の外に逃げてるし。
これカツアゲだよね、お金さしだしたら逃れるかな。
「あのなにが目的でしょうか」
「まぁこいやあんちゃん」
ひーぃぃっぃ、もうどうなるかわからないよー、
そのとき、なにかクールな女性の声が、
「なにここをワガモノに勝手に占領している」そう言って彼女はチャカ(拳銃)を怖げな男の喉元の顎に銃口を押し付け「妙なマネしてみろ額を打ち抜くぞ」すると、
男がなにおーっと、突っつこうとしたとき、彼女はそのもの足首を折って、銃弾が飛んだ、その銃弾は橋に食い込み回りは騒然となった。
この騒動に見わわりの警察が駆けつけたのを悟って「おいソコのサツこいつをとっつかまえとけ、わたしは国家保安局の一員だ」と、日本スメラ王家の菊のバッジを見せたのであった、
そしてその女性は「この騒動の的はあなた」と聞かれ
僕は恐怖足がガクガクで「はっはい、ありがとうございます、あ、あ、あなたがいなかったらー」、
と泣きつくようにように言ってると。
彼女は「そうこっちに来なさい」と指示した

そのとき、オレのツレの平野が駆けつけて
「よかったなー、フシュタ、お、オレいちじはどうなるかとおもったよー」、
ふーんオレを置いて逃げたクセに、これかよ、まぁいいぜ、それより助けてくれた、おねぇさんカワイイ。
っとジロジロっと彼女を見てると。
彼女は「アンタこの君を置き去りにして避難したかたと、友達ぽいわね」と僕に言ってると、
平野は「まっまさか置き去りになんて、サツにたっ助けをもとめよーとしたんだよー」、
するとこの女性は「まぁいいは、ようはあるのは君のほう名前はフシュタって言われてたけどお友達さんから」とそっけなく僕を睨んでると。
僕は彼女にアピールするようにエッヘン「そうさ僕は戸田夫手太と言うんです、先ほどはありがとー、人生終わりかと思ってました」とオレ涙目になってた。
「そうここらも無作為に乱暴働く奴いるから気を付けることね、そしてフシュタ君こっちに来なさい」
それを聞いて僕は「えっ」と力が抜けた「どこいくのですか、おねぇさん」少し警戒するそぶり見せると。
「安心して私はサズケ子爵よ、この王立国家として、不名誉に脅すことはしないは」
そう言って僕に爵位の証明カードを彼女の腰に下げたパックから僕に見せるのであった。

そして彼女は「お父さん、スピリットがなびく通り、かなり危ない状態だったけど目的の星はいたは」とあれこの人、無線使える許可降りてるんだ、無線は帝星連盟地球軍部しかつかえないはずだけど、無線を改造してオールドアースのシステムに勝手にアクセスするようなやからがいるから、認可無く使ってることあれば、日本でも罰金どころじゃないはず。
そう思ってると無線のレシーバーから「勝手にお父さんと呼ぶな、この成り上がり女が」
えっなんか、かわいそう、そう思ってるとサズケが。
「すみません軽率にお父様を」
ひーぃぃ、これもある意味気まずいは、そう思ってると。
彼女はレシーバーを腰のパックに締まった。
そして彼女は「戸田夫手太いまから連行するけど悪い連行じゃないから安心して、悪いはねお友達さん、すこし戸田夫手太君に手配があるから、ひとりで帰れる、必要とあらば、ここら近辺にいる見回りのものに帰りの手配をお住まいまで、別に連行してあげれるけど」
すると平野は「はい、あのー怖いから連行してくれませんか」
「わかったは、ここのおまわりさん、この平野っていう人、今住んでるすまいまで連行してあげて」
するとサツは「わかりました日本王立子爵どの」と言って現住所まで連行されていって。
おいあいつも、やっぱりびびってんじゃん。

「あのねぇさん、僕ってなんで連行されてるの」と軽く話しかけると
「気軽に話しかけるな浮浪もの、あなたとは格が違うのよ、わきまえなさい」
それを聞いて僕は「でっでもさっき、アンタのお父さんが」ええっと、お父さんに踏みにじられてたそうだけどっと、言いそうになったけど。
するとサズケが「気軽にあたしのお父様を呼ぶな浮浪もの」そう言って僕に銃口を向けてきて
ひっひひー、これってこいつファザコンかよそう思ったけど。
「わるかったよ助けてもらったのに口が気軽で」
「いまでもあんたの大きな口をぶち抜きたいは」そう言ってるのを聞いて
「うう」ってコワ、そのとき難波の地下鉄に乗るような合図を送ってきた
「この地下鉄に乗って、いまから東京特区23区域港区王立指定国政決議指定区域にオーバーライドするは」
えええっと、いきなりのことに唖然として
「どうやるんだよ」
「私が下げてる階級時計の手の甲を押さえて」
そう言って片手を僕に懐中時計をぶら下げながら言うと
僕は「こうか」というと彼女は「押さえて強く」
僕は彼女の手に少し握力を込めると彼女は経を暗唱していた

「せーそんみょうそうぐー がーこんじゅうもんぴー
ぶっしーがーいんねん みょういーかんぜーお
ぐーそくみょうそうそん げーとうむーじんにー
にょーちょうかんのんぎょう ぜんのうしょーほう…」
そうとなえ続けてる彼女を不思議に思いながら列車が靄に包まれる思いがして、ここは大阪の地下鉄じゃない東京だ、と。

僕は地下鉄を踏みあがって、都心である港区の空をみると、僕はおもわず、
「凄いよサズケさん」
そう言ってるがサズケは横目に僕を睨みながら、
「だから私の名前を軽々しく呼ぶなぁ」
それを聞いて僕は緊張しちゃって冷汗を掻く様に
「わかったよ、えっとあのなんて呼んでほしいの」
彼女はフンっとした調子で「呼んでほしいとかなんてなれなれしいはね、そうねお子爵様とでも、呼んでもらおうかしら」
それを聞いて僕は「それでお子爵様、僕、何処に連行されるの」
彼女は自信気に「私のお父様のところよ」
僕はたぶんサズケさんのお父様は、おえらいさんなんだ、オレの地方の公務員とは別格の方なんだろうな、そう思ってると、ひーなんか緊張するなー、東京なんてガキのころ以来だし。

そしてある虎ノ門ビルのエレベーターに乗せられ、ビルの上層部らへんのとこでエレベーターは止まった、そしてサズケが、
「私が挨拶するから、くれぐれもお父様に無礼をするな」そう言って、サズケは自動ドアの読み取り機にカードを通し、セキュリティクリアになり、その部屋に入ることになった。
そして彼女は嬉しそうに、「お父様、しばらくあえてなくて、久々の出会い嬉しく思います。」
そう言ってると「そうか」
え、サズケちゃんのお父さんってどんな性格してるの、
そう思ってると、横目にそのお父様が僕を睨んできて、背筋に緊張が走った。
だけどその方は「君が戸田夫手太くんかね」
ひぃ、「はっはいそうです、僕は戸田夫手太ですけど」
するとこのおじさんは「そうかそうか戸田君か探したよ、まぁゆっくりこのソファーにかけなされ」
ええ、なんで優しいの、するとサズケが
「お父様、下衆の方にあまり、気をお許しなさるのも、どうかと」
すると、そのおじさんが「ゲスはお前だろミツキ」、
そう言った瞬間彼女は涙目になって、「あまりこの名前で呼ばないでください」
しかしおじさんは「まぁよい下がれ、われの前に立てる機会を光栄に思え、さぁ下がれサズケ子爵めが」
彼女は涙を流してるように腕で両目の涙をおさえながら「はい侯爵閣下、私の軽率な態度お許し下さい」と、一礼して泣き崩れるかのように去って出て行った。

僕は、一連の出来事にまた妙におじさんは僕には愛想が良いのにサズケちゃんには、つらく当たってることに僕には疑問に思った、そう思ってると、
おじさんは「私は佐竹出流(さたけいずる)と申す、戸田さん、まぁ腰掛になりなされ、お酒は飲めるかね」
僕は「慣れてませんが、こうゆうの」
すると気をゆるやかに「そうかそうか戸田どの、ではウィスキーをレモネードでわろうじゃないか」
そう言って、秘書にお望みの酒を用意させた。
僕は思い切って「なぜサズケさんにはつらくあたるのですか娘さんでは」
「あんなゲスを私の娘にさせる、ただエホバの孤児院で養ってもらってのを私が引き取っただけだ」
「なぜ引き取りになされたのです」
「あまり、あんなゲス女のことを語らせるな、単純に強い霊性を感じたにすぎん、ほっとけばエホバのカルト宗教の出しに使われることおそれて、引き取ってやったんだ、彼女の素質を悟られないようにな、それに国家のデータ網を使っても彼女の血筋をたどることできなかった、僕にとってはあのゲスは醜姿な宇宙人にみえてかなわん、まったく気味のわるいものだよ」
「でも僕にはどうしてこう出迎えてくれるのです」
「それは君がハラフホラフと言われる魔術師の直系だと、あきらかにわかるからだよ」
「へーどうしてわかるのですか」
「私もこの目で見るまで信じられなかったが、風の吹きまわし、スピリットの導きとは怖ろしいものだ、君はまさしく本物だ」そう言って僕を褒め称えてくれた。

そう思ってくれる、佐竹出流さんに僕は
「ハ、ラ、フ、ホ、ラ、フ」と意味不明な単語に首を傾げるとそのとき、佐竹出流さんから、音が鳴っていた、もしかしてこれって、これは回線だ、これは何処からだろ、そう思ってる。
佐竹さんは、その回線の子機に近づいて、受信機を取った。
そして「すまない客がいてね、いま客を立ち退いてもらうから、少し待ってくれない」
そう言って「川口わるいがその客人を私の部屋の外に送ってくれないか」そして「そしてそのボク、またのちのち、君にメイを与えたいことがある、またはなそ」そう言って。
秘書は「どこまでお見送りしましょうか」
「うちの秘書だからな長らく離れられれば困る、サズケが私の部屋の前で待ってるはずだあとは、アヤツにまかせる」そう言って。
僕は秘書に連れられ部屋の扉の通りまで送られた、
そして秘書は「すみませんがこちらにも用があるので、あとはサズケさまが」そう言って自動が閉じられ、そこに涙目で顔を覆ってるサズケがいた。

僕はその涙なっている彼女に「なぁサズケ、よくわからないけど、帰り道、見送ってくれないかー」そう言ってると、片手でサズケは僕を退けた、僕は「ヒィ」って緊張しちゃった。
そのときなにか、かんだかい声で「どけここの、一般市民がどうここに忍び寄ったか判らんが、無礼とあれば、吾の短剣でお前を切り払うぞ」と言われ、
ぼっぼくは「え」って目が点になった。
するとサズケが「やめて、お父様の客人だから、いちおー」
「サズケちゃん、何々涙目になってるんだい、つらいことあったのー、ハニー」
「やめて、ただお父様に冷たくあてられて、ショックだっただけよ」
そう言ってると、この人がいきなり僕に目を睨みつけ。
「いくらここの客人でも、吾の前でひざまづかないのか、無礼者」そう言って
僕は尻込みをして、ひぃ「僕はただ呼ばれただけなんですー」って怖気て言っていた。
すると「やはり無礼だな殺してやる」
すのときサズケが「やめて、クリスチャン佐藤伯爵」
ビビり際、この人て、クリスチャン佐藤って言うんだ、たしかにハイブリッドされてそうな人相してる。

そう思ってると、クリスチャン佐藤は、
「なぁハニー、今日は僕とランチにしないかい」
するとサズケが「なにアンタみたいなヤツ、目ざといだけよ」
僕は「クリスチャン佐藤さん」
するとその人が「伯爵だ」と付け加えるように、僕に短剣を向けて脅すと
ッヒ、「すみませんクリスチャン佐藤伯爵閣下、そのサズケ様とは、ご友人なのですか」
「いちおーわきまえてるようだな、そうだよ僕はサズケちゃんのフィアンセさ」
そう言って、どうどうとしてる佐藤に、サズケはそやつの足首を折り、クリスチャン佐藤は転んだ。
そして彼女は「なーに調子のってんの伯爵」
すると佐藤が「だってだって僕は皇帝カイザー領北アメリカ大使国のジョン・カイザーの息子だよ」
そういうと「調子にのらないのジョンカイザーは側室いっぱい作ってるでしょ、どれだけの女を犯したか、しれないは」
すると佐藤が「この言葉ハニーじゃなかったら、打首だったさ、許してやるから僕とランチにしないかい」
彼女は「わかったはだけどこのフシュタ君と御一緒にね」
佐藤は「フシュタというのか、一般ピーポー、王族の食事さそわれること、さどかし感謝するんであるぞ」

 そして僕らは虎ノ門ホテルの虎ノ門レストランでステーキを頼んでいた、
それで佐藤の世話人が「まったくあなただから、特別にレストランをあけてくれたんですよクリスチャン佐藤さま」
 「うるさいなー執事、別にこうつべこべいわずいいではないか、僕のフィアンセのサズケちゃんと、いっしょなんだし」
 そう言ってる佐藤にサズケはもくもくとステーキを食べていた。
 たしかにもう12時の深夜回ってるや、だけどここから見る東京の風景キレイだなー、それにこのステーキ、ほんとマジでおいしい、こんなおいしいの食べたのガキのころ以来食べてないと思うくらいおいしかった。
 そんななんか佐藤は「おい、一般ピーポー」って聞かれ
 僕は「え、僕のことですか」ステーキを味わってながら食べてると。
 佐藤は「やっぱおめ、気にいらねー、と言うかおめーのようなものが、オレらと会食できる権利あるのかよ」
 僕は「…」何も言えなくなって緊張した。
 するとサズケ「あたしの客人よ私を呼んだから、同行はあたりまえでしょ」
 そういうと佐藤はナイフとフォークに強く握力をこめてた。そして執事が「クリスチャン佐藤様おやめくださいこのような握りかたを」
 すると佐藤が「やっぱー気に入らね、僕と勝負しろフシュタおめーがどれだけ、王族とお前ら地をはってるような蛆虫どもと、住む場所がちがうか思い知らせてやる」

 そう言ってくる佐藤に僕がサズケちゃんに助けを求めようと思うと。
 サズケのヤツ「あら面白そーじゃないフシュタ君が戦ってるのみたいは」
 えっおいおい。
 つづけてサズケが「いまお父様から、このフシュタ君に魔術の指導してくださる魔術師が来てくれたわ」
 そう言って水晶玉を左手に持ち右手を水晶をかざしてる、女性が寄ってきた。
 そして「あなたが私が指導する戸田君」と疑問気に聞かれると
 僕は「はい、僕は戸田夫手太です」っていうと。
 するとこの女性は「私は魔術師エリクトー面白そうな子ね、たしかに感じるはあなたの魔力をクリスチャン佐藤にはわからないのかしら」
  すると佐藤が「そう言われれば、感じないわけでもないな、まぁハッタリみたいなものだけどな、オレは短剣魔力を込めるスペルセイバーと言われてるんだ」そう言って「ジャクタアーレア」と呪文が弾かれてそれでナイフが僕の横顔を通過した、
 そして佐藤が「ハハハ、次でその無様な脳天、勝ち割ってやろうか」
するとエリクトーが「大丈夫この杖を取ってトートの杖よ」そう言って僕に鳥が杖の上に留まってような杖を持たされた。

 僕はその杖をもたされエリクトーに気が怖気付きながら「どうするんだよー」
 そう言ってるあいまにクリスチャン佐藤が獲物を次でしとめるかのように僕を睨んで「つまらん魔力のない平民を相手に、僕がしとめようとしてるなんて」そう言って、彼は次のナイフを投げた。
 これでフシュタのでこにナイフが刺さって、あっけなく殺されると思えたそのとき。
 トートの杖が彼が投げたナイフに反応し次元がまるで一瞬歪んだように、ナイフがそれた、それを見たクリスチャン佐藤は、「ッチ、ちょっとは能があるようだな」そう言って短剣を抜き僕に近づこうとすると、エリクトーは「やはり神は見捨てなかったは」と確信したように。
 僕に「ソルヴ、エト、コーグラと唱えなさい」そう言うと僕はおそれぎわ、
 「ソルヴエトコーグラ」喉から張り裂けるように叫んだすると、
 このレストランのスペースが不思議にも、一点への集中と炸裂が繰り返されてるように、僕には亡霊どもの鼓動が聞こえた、そして不思議なことに僕にはこれがすべて理解できた、そして佐藤に呪いをかけるように、杖に念を込めるとクリスチャン佐藤は胸ぐらを強く握りしめ。
 「なにをした」としゃがれた声で言った。
 エリクトーは「フシュタ君、杖を落としなさい」そう言うとクリスチャン佐藤は胸ぐらを握りしめた手の力を抜き倒れた。
 すると執事が「おぼっちゃまに何をしたんです」心配そうに吐くと、
 エリクトーは「大丈夫あなたの自慢げなおぼっちゃまにそれと言った危害は与えてないから」と言い捨てた。

気が付いたら朝日が射していた。
確か昨日は金曜日だったから、遅くまで、遊んでた感じするぜ。
そう思うと、「お目覚めですか、戸田夫手太さん」
僕は「あー」っと横目で見て、そのひと確か夢の中にいたイヤなヤツの執事、イヤ昨日のことは、夢じゃなかったわけだ。
じゃここは虎ノ門ホテルの二人部屋、そう思って、もうひとつのベッドに目を向けると。
たったしかコイツ夢の中で僕を殺そうとしたヤツじゃん。
すると執事「お目覚めですね今は朝七時二十分ほどでございます」
そういって執事は「クリスチャン佐藤さま、朝ですよ」
そういってると佐藤は「ロザリック」と寝言を言って、コイツ、ハッと目を覚ました。
僕は「昨日のこと夢じゃなかったのか」
そして佐藤は目を覚ましてハーハーと過呼吸していた「ロザリック、ロザリック」と。
僕は「おい大丈夫か」と心配をかけると、
佐藤は「あー心配してくれなくて、けっこうだ、さっきロザリックの夢を見ていた」
僕は「ロザリックって」そう言ってると
執事は「昔のことは、口出さないほうが良いと思えますが」
佐藤は「大丈夫だ執事、昨日は僕は気が動転してたようだ、すまなかった、おめ、名前は」
「フシュタ」と応えると、
佐藤はしょんぼり沈んだように「すまなかったフシュタさん」とうつむいていた。

そしてもそもそと佐藤は話し出した。
「オレは正式なカイザーの家庭じゃないんだ、だから北米では、僕は僕は…」
そう言ってる佐藤に僕は執事に
「佐藤さんは、過去になにかあったのですか」と聞くと
執事は「はいクリスチャン佐藤伯爵様は、正式にアメリカのカイザー領の所有権はなかったのです」
そう言ってると佐藤は「あーそうだ、僕はいっぱい、兄弟姉妹からイジメの的だった日系外国人のよそ者の雑種の子だとな」
僕は「でも執事さんがいるではないですか」と言うと。
執事は「私は佐藤花奈(さとうかな)さまに代々お使いしてるものです、カイザーの前には顔をうかがうこともできません、お恥ずかしながら」
すると佐藤は「ロザリック」と小言でいってた、これに反応した僕は。
「なーロザリックって」
佐藤は気が張り裂けんばかりに「ロザリックってよそものが軽々しく呼ぶな、あいつはあいつは」
執事は「もうあの方はこの世にはいません」
佐藤は「いませんじゃないだろ、あいつあいつは星になってるんだ星々で僕たちを見守ってくれてるんだ」

そう気が動転してる佐藤に僕は
「そうか僕も追悼に、ロザリックのこと聞かせてくれないか」そう僕は言葉でなめるようにいうと。
佐藤は「あーロザリックはアメリカで唯一、僕を皇帝貴族の中で人として見てくれた、優しい人だった」
それしょんぼり聞いてると佐藤はつづけた「ロザリックの名称はロザリック・ヤコブ・カイザー、彼は素晴らしい魔術的能力を持っていた、まるで天の天使みたいに」
僕はそれを聞いてヤコブか確かにカイザー王家はミドルネームにヤコブが入ると天の使者と証明されて、皇帝の後継者として認められる。
そう思ってると過呼吸で佐藤は話をつづけた。
「しかしロザリックは殺された、僕はロザリック王家の親族になろうとおもった、しかし殺された」
僕は「誰に殺されたんだ」と聞くと
佐藤は「ジャック・カイザーにだ」これを聞いて僕はジャック・カイザー、顔は見てないがウワサでは聞くカイザー王家の正式な跡継ぎと。
僕は「なぜ殺されたんだ」そう言うと。
クリスチャン佐藤は声を張り裂けんばかり、声を張り上げ怒鳴り「ジャック・カイザーは僕のような下民に王権を流してるのをねたみにロザリックを殺したんだ」
それを聞いてつらかったんだろうなと思ってると彼は狂うかのように「ロザリックにあやかろうとしたヤツは片っ端から殺された僕も殺されかけた」そういって。
執事は「もうこれ以上こころ、ぐるしいの話はとじてください」
しかし佐藤は「僕の目をみて、笑いながら、お漏らしてる僕を笑いものにして、特別にゆるしてやる、だが次、われらの王権に不用意なマネしたら、お前の祖国である日本国の民を骨と皮だけにしてやる、見せ物は見せ物らしく生きろ、この教訓をいい調教として祖国に帰りな、まぁ置き石はあったほうがいいだろう、目ざとい国も少しはおとなしくしてやれるだろうからな、そう言って僕を日本国に強制帰国させたんだ」そう言って、佐藤は顔を手で覆っていた、まるで優しいロザリックを思うかのように。

僕はホテルの澄やかな窓から、東京を眺めていた、
「ここが東京かまるで、夢みたいだ」
そう思ってると、クリスチャン佐藤のヤツが、朝のシャワーからでて、軽くローブをまとっていた。
 そして佐藤が「執事、着衣は用意できてるか」
 執事は「左様でございます」と言い返して、色の彩度がクッキリしてる、服を用意されていた。
 そしてクリスチャン佐藤が「どうだいいだろ、オーダーメード品さ」
 僕はスッゲーやっぱ上流階級はちがうんだなーって、僕はかしこまちゃったよ、
 そんなとき「おい戸田、おめはシャワー浴びなくていいのか」
 「いいっさ、歯を磨いたし」
 「やっぱ、一般ピーポーは不潔だは、こんないいホテルに泊まらせてやったのになー」
 いいギク…、
 そして佐藤が「おい執事、こやつと、一緒にビュッフェにしたい、あるていど様になるように案内してくれないか」
 執事は「左様でございます、もうあなたのお友達方は、ビュッフェで召し上がってるようすですので」
 するとクリスチャン佐藤が「ああ頼むぜ」
 そういって朝食のフロアまで案内してくれた。

 僕らは朝食のビュッフェ形式で、召し上がるフロアに佐藤の執事が招くように案内してくれた。
 そこにはもうサズケがいた、そして。
 「あら佐藤君と戸田君じゃない、昨夜はどんちゃんしてたけど、大丈夫だった」
 そう言ってくる様子に佐藤は「ハハハ、何言ってるだいハニー、どんちゃんなんて、ちょっとご挨拶にコイツと遊んでみただけじゃないか」。
 そう言ってる佐藤にサズケは「そうそれならいいけど」
 そんなとき、誰か、かわいげでツインテールの女性が。
 「戸田くーん」ってハグしてきた。
 「いい誰なんだい、この娘は」
 するとサズケが「この娘は佐竹凛(さたけりん)、佐竹出流の実娘よ」
 すると凛ちゃんが「聞いてるはお父様から、どんな子か見てみたかったけど、あってみるとほんとカワイイ、男の子ね」って言われ僕はデレてた。

 ビュッフェで仲良く食べ終わって、ホテルのチェックアウトは佐藤の執事が済ませてくれた、そしてホテルを出て、昨日であった、サズケと佐藤、そして佐竹凛と僕で、東京を観光しよぜって、楽しみにして、遊びにいこうとしたやさき、佐竹凛が不用意な動きを見せて、
 「あなた本当に、お父様に招かれたの」疑問視するように、話しかけてくれた。
 僕はコイツ目つきが変わってる、その時、
 サズケが「気をつけて、フシュタ」と言われ、そのとき喉元にナイフが僕を掻きむしろうと添えられていた。
 そして凛は言った「あんた、たしかにカワイイけど、お父様に能もないのに、不用意に近づくのは、大嫌い、なにこの目、いますぐでも殺してやろうか」
 ヒィ、たしかに上流階級にとって下衆は殺しても罪にならない。
 しかしこれは情けのなさにも程がある、そういって僕は。
 「おいこのナイフよけろよ、アンタの術はよくわかった」
 「なにこの口の利き方、わかったは、一旦引いてあげるから、もういっかいチャンスをあげる、しかし次はないと思え」
 そう僕を突き放し、ッチわかるぜ彼女の気の利かせかた、奇様な彼女の息遣い透明な水の波音を拾うように襲いかかってくる、この感覚、エリクトーにあのとき教えられた呪文、ソルヴエトコーグラ、容易だこの術の反転の使用、そのとき水の音が鳴りやむように、彼女から襲いかかってくるナイフを見抜き避けて、彼女の前腕を強く握力をかけて掴んだ、ッチまるでこれじゃ、逆にか弱い女を押さえてるようだ、そう思い僕は、彼女のナイフを持ってる手にかけた握力をゆるめて払った。

 僕らは芝公園を歩いて増上寺に向かおうと歩いていたら。
 そして佐竹凛は…僕の右腕にベッタリもちながら、
 「フシュタくん」って僕にデレつかせようと、ブリっていた。
 そんななか、サズケは気に食わなさそうに。
 「フシュタ、気をつけなさいよ、あんた、凛ちゃんが、お父様の不用意なためらいが、なかったら、フシュタあんた、その女に喉をためらいもなく、一発で掻きむしられて、とっくにいまごろ、あの世じゃろよ」
 すると凛ったら、「あたしー、やっぱりフシュタくん、みたいな強くてクールな人タイプなのかもー」
 ははは、オレ、クールなんだって横目を見ていた。
 そう僕にじゃれてる、凛を見てクリスチャン佐藤はうらましそうな目を向けていた。
 するとサズケがクリスチャン佐藤の肩に手を添えて。
 「あんたジロジロみないの、さっきのフシュタくんみたいに、のど掻きむしられそうになるわよ」
 といわれて、クリスチャン佐藤は、ヒィって冷汗掻くよう怖気た雰囲気の態度をとるのを感じた。

 そう言って、増上寺で記念写真を撮って、クリスチャン佐藤が
「なぁせっかくだし、ここらで食事とるのも悪くないかもな」、
そういって晴天の青空、芝公園にあるレストランで軽くコーヒーと食事をとることにした。
 そんな中僕は、佐竹凛に
「おい、君が使ってた術はなんて言うんだい」、
そう聞くと、凛は
「あんたなんかに教えるわけないじゃない」
すると誰かが
「あれは奇息数殺剣という術よ」そう言うと、空間に緊張が走った。
そして凛が「なに勝手にいってるわけ」
するとサズケが「片手にナイフ忍ばせてるわね、こんな一般の場で不用意でしょ、つつしめ」
すると凛が「最近の日本の術師はデリカシーがないこと」てあきれたように言っていた。
それを聞いた僕は「たしかに奇怪な奇に奇息数殺剣か、あー確かに、それを聞いてカタにハマったよ」
そして僕は凛が不用意に術に念を掛けてることに無様を感じ彼女の作意に、忠告するように。
「読めてるぜ凛おめーの奇息な息づかいがな、おめ今、息使い正に乱れてるぜ」そう相手キモったまをふらつかせた。
凛はアタシが緊迫されてることを悔しそうに「そう、そうね」とナイフの指使いは、彼女の汗気線から滲む、ジメジメした手汗がでてるようで、まるで汗でナイフが錆れそうだった。

オレの霊性から浮つかれた、数息な魂たちはやつかれとなり、場の息遣いを見事なまでに読んでいた、まるで死神のように。
そして凛は「あなたの才能がうらやましいはね、あなたは宙に自由に、亡霊たちが彷徨ってるもの」そう言って、透き通るような亡霊たちの口寄せに彼女は虜になってたが、サズケが腰に下げたパックから如意宝珠らしいものを取り出し、
「オンチンタマニマカジンバラウン」と霊性を封じた。
そして彼女は「ギャーテーギャーテー」と右手を如意宝珠に翳していた。
すると凛が正気に戻ったように、フシュタに気を操られたいたことに、酷く恥ずかしめ、そして今までにない、憎しみの憎悪を僕に睨んでいた。
僕はッチ、こうゆう女は無駄にプライドが高い。

するとクリスチャン佐藤が
「フシュタさんはなかなかの術師だ才能がある俺も最初はあまくみていた」
すると凛が
「外国に恥じ売って帰ってきた、あんたが言うなー」
しかし佐藤は
「語らせてくれ、オールドアースの住人の神話だ、オールドアース眠ってる魂たちはとても単純だ彼らに、痛みが無いのに彼らは神を信じてるから、苦を感じることがない、ただ宿ってるコンピューターを破壊されることだけを恐れる、だから彼らは、お金を見せればカネのためになんでも生み出す、彼らにカネを刷らせれば、彼らは人間どもをどう働かさせるか、考える、そしてこの宿ってるコンピューターの宿ってる利権はエルサレムにあり、彼らが信望するものは、それはただエロヒムにありと」
 それを聞いた凛は「それどういうこと」
 すると佐藤が「まぁいいっさ、フシュタ、きみはやがてわかる」

あれから僕たちは東京の王政指定資産査定区域台東区の上野公園に来ていた。
凛とサズケは王立博物館にある美術展を見てるあいだ、
僕と佐藤は王立科学ミュージアムにて、フーコーの振り子を見ていた。
僕が「これて確かフーコの振り子だよね、原理よくわかんないけど」
するとクリスチャン佐藤が「おいおいこの革新的な発見の仕組みをよくわからんじゃこまるんだよ、あのな地球の自転の角速度がな赤道方面と北極方面でな重力加速度が違ってな」
そういいながら佐藤は「あとで勉強しとけよ」
僕は「はっはいー」と言ってると。
佐藤は「おめ魔術師エリクトーを師として仰ぐんだってな」
僕は「あー確かにそうみたいだ」
そう言ってると佐藤がおおぴらに手を広げて「ああ、君の術の洞察力とそのポテンシャルには、トートの杖で霊眼(め)をいれられて、一夜ほどにして、これほど術を操れるとはな」
それを聞いた僕は「えへへ」ってデレてると。
「だがな術をあまく見るな、1世紀前ほどは、たいして血脈など過去のものだと忘れられていた、しかし王家の署名がどんなに大切であり、王に降伏しない者は、どれだけ惨めなものか」
こういって佐藤は大袈裟に僕をからかうかのように、
「僕も耳にして、君の実力を測るまで信じられなかったさ、しかし君は、あのハラフホラフが宿ってるんだ」
こう言ってる佐藤に僕は「いくらこのミュージアムに足を運ぶ人が少ないと言っても、これひかえて言ったほうがよくないか」
すると佐藤が「ああそうだな」とはぐらかした。

佐藤は自慢げに、「まぁフシュタ、おめこの帝星地球の王家のことは知ってるよな」
僕は「あー知ってるし、よく考えるよ、帝星地球には二つの王家があるそれが、西のカイザー王家と東のルドルフ王家のことだろ」
すると佐藤は、「あーそのとうりさ、俺は日本の王家のスメラ王家の血とカイザー王家の血が混ざってる、まぁカイザー王家には恨みがあるがな」
それを聞いて「ぼっぼくは、どの血脈だろ」そういってると、
「あんたはねーよ、一般ピーポー」これを聞いてぼく。
いい、ハーハー参りましたと、佐藤に参りたくおもえた。
また佐藤は「日本の王家はスメラ王家代表に、三つ王家が存在する、龍神族のナーガ王家、神使族のハタ王家、また天神族のスメラ王家だ」
これを聞いて僕は「あーおそれおおき言葉だね、日本の王家代表のスメラ王家はルドルフ皇帝に資産を預けてるんだろ」
そして佐藤は「まぁ聞けよ、この下民、なぜ君が、このハプスブルク家の代表としてのルドルフ皇帝や、また英国ユナイテッドキングダムから代表したカイザー皇帝をしのぐハラフホラフという神を授かってるのか不思議だがな」
そういって彼は「ちなみにハラフホラフは印(しるし)という意味のアラビア語だ、こう書く」

【حلف حروف】

と僕に見せてくれた。

科学ミュージアムを見を終わって、暮れごろ、ここ上野公園にて、美術展をに見に、王立博物館にいった。佐竹凛とサズケたちとの、待ち合わせに、草木が生い茂る速やかなベンチに身を休めながら、彼女たちをまっていた。
そして佐藤が「あー、あいつらオソ」っと溜め口をもらしてると。
不審な人影の気配にいわかんをおぼえて、まわり見渡すと、突然現れたように、顔にマフラーをグルグル巻いて隠し、前身もマントで身を覆ってる、妖しい気配の男が立っていた。
これを見た佐藤が「われの身分を知らない身としても、こう不用意にわれに近づくとは無礼な」
そういってクリスチャン佐藤は携帯して隠し持っていた道具である、精錬されたナイフで抜いた瞬間に首元を抉るように、この怪しい顔をマフラーで隠した人物に、颯爽と威儀をかけていた。
 するとその怪しい男が「不用意なことをする奴じゃな、やめておけお前の行動は読めている、いま君はこんな鋭利なオモチャに陶酔してるにすぎん」
 するとクリスチャン佐藤が息を取り乱すかのように「なにおー」っと、感情的になると、彼の利き手をおさえ、腹の下を蹴り飛ばして、あらわにも無様な恰好を馬鹿にしたような目つきがぐるぐるのマフラーから感じられた。
 そしてこの男が「わかるお前の憎しみが、お前の雑作に亡霊のカテが見える」
 そう言われてハッとした佐藤が「その亡霊ってなんだなんなんだ」
 「やはりなこのトラウマ、気をつけろ、始末できなかった思いが、まだ死んでいないぞ」

 そう言われた佐藤は「わかるのかオレのこころが」
 するとその男が「お前が思ってる以上に、君のことはわかるよ、未熟者」
 そう言われて佐藤は「おれは」と言いかけた途端、
 その男は「言葉を慎め」、そう言って「オレが興味あるのは、君だ」
 えっえーと僕なんだ、
 「鳥の知らせでここに立ち寄ったが、まさか君のような者が居るとは」
 そう言われて「僕に何かあるのですか」
 「ああ、ある君はこの世に安定をもたらす、王室ごっこで無駄に増えた殺人兵器どもの身を控えてな」
 そう言ってる、男に付け加えるように、クリスチャン佐藤が慄然とこの男に向かって立ち、
 「ああわかってるじゃないか、この謎のおっちゃん、俺だって感じてるハラフホラフの力を」
 そう言ってる佐藤にその者は「よろしい、こうわきまえろ、ただ見栄をはってるだけのお前は自ら破滅を招くよく覚えとくようにな」
 そう言われた佐藤が「ああーこう言われるのも嫌いじゃないぜ」と払った。

 そんな中、僕は「いったいハラフホラフって何なんですか」そう聞こうとすると、スーッと風が吹き。
 「魂は風のように流れるそのアトラクターを生む力だ」そう言って、ビューンと突風が草木を切るように風が切り、砂ぼこりで目をかすめるをことに注作して目を、一瞬つむった瞬間、前には何事もなかったように、あの男の気配が消えていた。
 僕はこれに秋風ただようかのように、心は木枯れ、ボーっと立っていた。
 すると「ごめんねフシュタ君、待ち合わせた時間より遅くなちゃって」と僕に甘えるかように、カワイイ素振りを見せてくる、佐竹凛が僕の片腕に抱きついてきた。
 にゃんにゃんしながら僕に「だってーサズケたら、あるひとつの、わからない絵に没頭して目を離さないんだもん」
 そう言われたサズケが「ごめーん、なにかあの絵に、魅かれちゃって」
 それを聞いた僕は「どんな絵だったの」と聞くと、
 サズケは「懐かしいようで未来をみてる寂しいようで現実だったような」
 そう言ってるサズケに凛は「なになに、しみったれてるのもー」
 佐藤は気を直すかのように「まぁいいじゃん、確か夕暮れに、都心の外れにある魔術師エリクトーの屋敷に訪れようぜってことになってるじゃん」
 それを聞いた凛が「王立博物館の閉館まで居たから、遅くなっちゃってるじゃんもー、早くいこ」って急かした。

 夕暮れで暗くなり、夜空に星明りが灯すように、東京郊外横浜の道路照明から、内に入ったとこに、かすかに防犯灯に照らされてる、魔術師エリクトーが占いながら、営んでいる、酒場があった。
 すると、佐竹凛が「ここ、ここの澄やか雰囲気やっぱ癒されるー、さすが異界の世捨て人、魔術師エリクトーが経営してるバーなわけあるわねー」
 僕は「へー海も見えるんだ、海の波打つ音が聞こえるよ」
 その海の音に気がおちつかせながら、サズケも「ここね、またエリクトーさんに会えるんだ」
速やかに亡霊たちが靡いてる、僕はエリクトーの店の道路わきに安置された地蔵に、世間の音を感じていた。
 すると妙な影がスーッと、さすらい、僕は
 「しかし、ここも何か分けありそうだな、この地球のモノじゃない、お化けに、招かれてたみたいだ」
 するとクリスチャン佐藤が不用意なしぐさで「まぁ中で入ろうぜ」と言うと
 僕は「まて佐藤、結界が君を拒んでいる」
 これを聞いて佐藤は腹を立て「どういう意味だ、おめ」
 僕は「前、僕にナイフ投げつけたとき、トートの杖から沸いた亡霊が君に呪いを掛けている」
 それに構わず既に凛は、酒場を開けて「おばさま入って大丈夫ですかー」と営業を終了した伽藍とした店内に入っていった。
 そうしてると「サラマンダーよ彼の専制なる心に報いを」そう言うと、クリスチャン佐藤の口から増上した魂が下から亡霊がでてくるかのようにジメっていた。
 そうしてその者が下に、「これを飲め」と言うと、佐藤は気持ち悪くて、青ざめてる彼は、その液体を飲むと、げぼげぼ、吐く様にその液体にむせて「これ塩水じゃないか」と言ってると、その人は魔術師エリクトーであって「私の結界に入る、不用意な者は顔がかれていく」そういってる間に、ジメッていた亡霊が口から抜けていきクリスチャン佐藤の顔を見直すと気が晴れたように顔がキリと澄やかになっていた。

 そしてエリクトーが海の見えるテラスで風景がとてもキレイなテーブルに僕たちは波音を聞きながら、見とれていた。
 そして佐竹凛が「いつ見てもうつくしいはー、それに落ち着く」
 そう言ってる凛に僕はボンヤリしていた。
 凛やサズケが、おしゃべりしてるなか、クリスチャン佐藤は茫然と海を見ていた。
 そんな佐藤に僕が「なぁ佐藤伯爵、だいじょうぶかー」
 すると佐藤が「ここで伯爵は不要だ、だけど、なんかここで夜景を見渡してると、とても落ち着くんだ」
 僕は「さっき伯爵さんにジメッてた亡霊、払ってもらったものね」
 「先のことは思い出させるな、またくるだろ」そう言って彼は僕といっしょにわってもらった、水割りのウィスキーをいっしょに飲んでいた。
 そう思うとテーブルにトマトと海鮮を添えて塩レモンでさわやかに盛り付けた、シーフードパスタがトングを乗せた大皿で運んできた。
 これを見た佐竹凛がレモンサワーを片手に「エリクトーおばさまの料理って夢みたいといっていた」
 それを見た僕もおいしそうだな、と思った。
 そして率先して盛り上げようと凛が各皿にトングでパスタを配分していた。
 僕は今日いろいろあって、まさかわきまえず、ブタのように、喰らいつこうとは思わないよ。とおもったやさき、となりで佐藤が、
 「これマジうめー」ってシーフードパスタのエビやイカをほおばりながら、おもいっきり喰いつきが良いほどに喰いついていたよ。
 電灯がキレイ照らすなか、エリクトーが、「ねぇフシュタ君個人的に話したい事あるの」
それに僕は「はい」と言って席を去り。
 エリクトーの書斎の中、ガチっと鍵を閉めた。

 そしてエリクトーは僕に話しかけてきた。
このように「星々に刻まれし者アストラーブハラフホラフ、汝の霊力は安定して澄やかに、空間に溶け込んでる、一日にしてここまで宙を操れるとは見事だは」
 そう言ってくれる魔術師エリクトーに、
 「ああ、なんか異世界につれてこまれたみたいだよ、サズケちゃんに」
 それに応えるかのようにエリクトーは「そう彼女の本名は久瀬弥月(くせみつき)よ」
 僕はそれを聞いて「ではなぜサズケと呼ばれてるのです」
 すると「彼女の魔術師の通りなだからよ」そう言ってメモ用紙に、ペンを走らせて、僕に見せた「那護ノ生畿者これでナゴノサズケと読むは」
 僕は「カッコイイ名前ですね、あなたが占ったのですか」
 そういうと彼女は「ちがうは彼女はモルモン星人の皇女だもん」
 いきなり突破抜けたことをいわれ驚いて「宇宙人とかほんとにいるんですか」
 「いる」とそっけなく応えた。
僕は「でも彼女はわかってるのですか」と聞くと。
 「さぁーね、彼女自体エホバ嫌いだし、義理のお父さんも知ってたとしても受け付けないだろうね、だってあの人もエホバ嫌いだし」
 こう言ってる彼女にエリクトーさんいろいろ知ってるんだなって、気が狂いそうだった。

 そんな中、エリクトーさんは、コーヒーを淹れていた
 僕は少し怖じ気ていた、まさか、あ、あのサズケさんが、宇宙人だったなんて。
 エリクトーはもうもくと「そうよフシュタ君、彼女の正体は知的昆虫種族よ」
 僕はそれを聞いて、言葉を失った。
 そう言ってるエリクトーは「彼女は蝶や蛾のような姿、本当はしてるは、宇宙人でも稀にみる壮麗な生物で、全宇宙から彼女は狙われてるの、それに今はリミッターかけられてるけど、頭の回転はあなたとは比べものにならないわ、お猿さん」
 そう言ってるエリクトーに続けざまに、僕は。
 「どうして人間の姿してるのですか」
 すると「あまり話そらさないことだね、私が話したいのは、あなたの能力」
、そういって書斎のテーブルの上にコーヒーを運んでくれた。
そしてエリクトーが「あなたは岩の神殿って、知ってる」。
その言葉に僕は「エルサレムにあるイスラム教の寺院のことですか」
そういうとエリクトーは「そうよ偉大なる印、ハラフホラフ、あなたの霊源はあそこに」
そう言ってるエリクトーに「どうして、僕の霊源が岩のドームにあるって」
エリクトーは気つけにコーヒーを啜り、「私の洞察でわかるのよ、地球の王、アストラーブハラフホラフ」

 僕が地球の王なんて、いきなり違和感あるな、じゃいま地球を統治してる、カイザー皇帝やルドルフ皇帝はなんだよ、そう思って僕は、
 「でもこの地球にいる皇帝では何なのですか」
 するとエリクトーはたんたんとコーヒーに浸りながら「ルドルフやカイザーのことー、あんななの、この支配欲に刈られてるだけ」
 こう言われて僕は「クリスチャン佐藤がジャックカイザーに殺されかけたんですよ」とシリアスだって伝えたいことを言うと。
 「あーあれね佐藤伯爵、トラウマで他人しゃべれないと思ってたのに、いつかしらないけど、あなたにはしゃべったのね」
 そういってコーヒーのマグカップを受け皿に置き、ミルクと蜂蜜をいれて、エリクトーはひと息おいてると、
 彼女は「正確にクリスチャン佐藤を殺せなかったの」
 「どうしてです」
 するとエリクトーがためらい口に「言っていいのかしら」そう言って
 「佐藤伯爵さまからロザリックのこと、聞かされた」と問いかけてくると
 僕は少し驚いて、「知ってるのですか」
 そう言ってる僕に「もちろん知ってるはロザリック・ヤコブ・カイザーはイタリアの古典カレッジを首席で卒業してるエンジニアだもん」

 そう言ってるエリクトーに僕は「なぜ佐藤は殺せなかったのです」
 そういってる僕に横目で「ロザリックは四つの道具を開発してたは、それに彼、量子力学と暗号化技術に精通してるのよ」
 それに興味をそそされてるように
 「この四つの道具ってなんなのです」
 エリクトーはまたためらい口になって「これはいちおう秘密にしとかないと、いけないんだけどなー、あなただから教えてあげるは」
 そう言って彼女は

 「
 第一に、オールドアースと繋がってるスイスナイフ
 
 第二に、偵察しオールドアースにつなぐ蜂型偵察機

 第三に時間を操り、オールドアースをハックしてる懐中時計

 第四に自由にツケをつけれるオールドアースへのパスカード
」 

これを聞いて僕は
 「すべて無線回線つかって不法にサイバーにアクセスしてる道具に過ぎないと思いますが、それに電波を発してたら、発信源のズレを政府の衛星から探知され見つかりませんか」
 
 そう言ってる僕に、エリクトーは「いってたでしょ、ロザリック、彼はイタリアの古典カレッジを首席で卒業してるって、彼は既存のサイバーネットワークもセキュリティも、幼少期既にハッキング済み、しかしこのような巧妙な作れるのはロザリックしかいないは」
 そっそうなんだ、オレの頭がとろっかたーと思いながら「でっでは佐藤は」
 エリクトーは「クリスチャン佐藤はロザリックは精錬した四つの道具からスイスナイフをプレゼントされてたは」
 「なぜたすかったのです」
 「君がトートの杖で心臓を圧迫したように、ジャックカイザーにも七次元のマルチヴァースが凝固した空間から弾かれたのよ、そのときジャックカイザーもロザリックの悪夢を魅せられ気絶したは」

 朝のカンカンとした陽射し、実家の家が売られる夢、でもいいんだどうせ、世の中。
 善をなして報いなく、悪をなして利を成す時代こうボーっと、考えていて、
大空に舞う鳥たちの羽音が胸打つように伝わってくる、鳥はまるで未来を知ってるように。
 「いい、今日は確か平日のはじめで授業あるんだった」
 そうおもって急いで朝の支度をして、電機の授業がある、大阪のカレッジに向かった。
 するとツレの平野武が朝のスーパーで買ったサンドイッチをほおばっていて。
 僕その教室で「おお、おいしそうだな、くれよそのサンドイッチ」
 すると平野が「ああいいぜ」と言って。
 僕がハムサンドをもらって、むしゃむしゃ食べてると。
 平野が「あのキレイなおねぇさんと、どこにいってたんだよ」
 僕は「あー、なにか唱えて東京まで、つれてかれたよ」
 「ひっへーそんなことあるんだ」そう平野が言ってるとトランジスタの先生がきて、僕も学校の前で買った。缶コーヒーを飲んで授業をトランジスタの仕組みのノートを取った。
 ええっと、エミッタ、コレクタ、ベースで、いい勉強しなちゃ。

 コラムが終わり放課後、僕はエリクトーから紹介された魔術師の社交場あてに、四天王寺の酒場をトートの杖とガイストグラス(水精)をしまえるゴルフバッグを片手に探していた。
 ッチ、オレもこんな、人盛りが多いとこ好きじゃないって言うのに、そして僕はある酒場で、ここか、もう夕暮れの日の境目、陽射しの力が滅びて、オバケが影のようにさまよってくるのに、
とくにここは。
はぁーって、ため息を吐いてると。
 「君ここらになにかようかい」僕はヒィって思ったけど優しい男の声だったので、
 「はーいここらで、なにか、もよおしがあるらしくて」
 「君、僕の回線に入ってたフシュタ君だよね」
 ええなんで僕の顔しってる、そう不信に。
 「そうだけど」
 するとその人が「僕は宇田川実(うたがわみのる)、ミノルって呼んでくれよ、フシュタ君」
 はぁーそう思ってると、「それでライセンスのカードは見せれる」
 それを見た宇田川実は「戸田夫手太くん、迷ってたんだね、目的地はこのビルの地下だよ」
 そう言われて僕は、社交場に案内された。

 僕はミノルさんに、「君も魔術師なのかい」
 ミノルさんは「僕はただの案内人さ何も意味がない」
 「えっでも」
 と思ってると、ミノルさんは「ここは魔術師でも、一般ランクさ軽い占い程度をなりわいしてるものが多い、だけど君、このビルの最上階までの、資格あるね、」
 そう言って、「まぁいいまずここで、軽くカシスオレンジでもどうだい」
 僕は「わかった」ってあいずちすると。
 ミノルは「本師はエリクトーか、案内はあの虫、女の弥月か」
 これを聞いて僕は「どうしてサズケさんを、虫、女ってけがすんだ」
 「気味が悪くてね僕も、まぁ僕もこの世の者じゃないけどね」
 「この世の者じゃない、あなたも宇宙人なのですか」
 「はははまさか、それより、口が大きいよフシュタ君、回りを慎め」そう言われて彼の眼差しに僕はフィア(脅えた)した。そう言われて僕の肌の感覚が汗孔まで浸透すると「ハハ、ほんとに君、よくこんなだいそれた道具、授かったね」
 そういってミノルの目に真剣になり「さぁ君の実力計らせてもらおっか」
 そう言って、彼のスペルで、一瞬の言葉から発せられた亡霊を従わせ、魔法円、を亡霊たちは畏怖するかのように、なぞられてそこにそして彼は手のひらをナイフで切り、出血させて滴りおりる手を前に血の出血が激しくなるように、握力を強くかけ、
「地獄の亡霊たちよアスタロトの名をなぞられよ」
ASTAROTHと言う文字が円状に赤く浮かびあっがた。
 ッチ悪魔を呼んだか

 回りは緊迫していた、口寄せしたミノルさんさえ、情けは許されなかった。
 悪魔は「最近術を使ってないようだなミノル、それでどいつ始末してほしい」
 ミノルは「アスタロト、始末じゃなく、僕の魔術を見せかっただけだよ」
 そう言われたアスタロトは心底腹が立ったらしく、「なら生贄をだせミノル、地獄のプリンスをなめるなー」
 そういってるアスタロトに僕がトートの杖を握り手に汗が滲みながら脅えに噛みつくように「おちつけ悪魔の分際」
 「はっはは君の未来が読めるぞわかる、恐怖の気がお前の全身神経に滲みでておる、想像もつかない恐怖に脅え」
 僕はこの恐怖を霊魂の視気格化させを感情は波のように流れていってた、そして僕が
 その感情の流れが水のように流れる生贄なった従いの亡霊どもこの恐怖そして僕は確証したように
「ック、あまいな公爵と」
いって、僕はトートの杖を地面に突きあて。
死神を素早く実体化させた
 アスタロトの首は僕の死神の鎌を持った実体により、速やかに首元を切られ消えていった。

 それを見たミノルが、
 「すごい、フシュタ君、あの悪魔を葬るなんて」
 「あーアヤツの、脅しよう霊魂のP(陽)とN(陰)の円周上の走り反転してやれば、たやすい」
 それを聞いたミノルが「やっぱりエリクトーさんが、認められただけあるね」
 エッヘンって僕が気取ってると。
 女の声がして、「あたしだって、怖かったわよー」
 え、誰だいと気がそれて「ミノル勝手に、悪魔呼ぶな、あれ片付けられなかったら、ここの酒場にいる数人、地獄の詰めぐを受けることになるじゃない、そうなったら洒落になんないのーもー」
 この娘カワイイっと僕は色目で見てると、
 僕は「ねぇあなたは誰なの」
 するとこの女が「ふーん、あなたがエリクトーさんが受け入れた魔術師アストラーブハラフホラフ」
 そしてその女「わたしはナーガ王爵との血のつながりをもつ、花畑るちあ、よ」
 え、これナーガの血を惹くのに花畑、うーん絶対偽名だよね

この、るちあってヤツ、自慢げに「ハハハ、たのもしい仲間なのこと、それでキミ、工学の学生なわけ」
 「工学というよりエンジニアの」そう言ってると
 「どこ」
 「ここ」っと学生証見せると
 「あーこんなとこ、入る人いるんだ」って言って「まぁーいいわ、フシュタ君、キミ、ロザリックの四つの道具知ってるわよね」
 「あー聞かされたぜ」
 「あれ私の大嫌いな、成れ上がりのクリスチャン佐藤伯爵がもってるスイスナイフ以外、行方が知れず闇に落ちてるのよね」
 これを聞いた僕は「え、そうなの」
 それであたし、王立大学でトップで龍神様である、あたしが「この世界のセキュリティに穴をあけている、ロザリックが開発した、奇怪な道具のひとつ、世界中の金融を操る、パスカードの探査にあたしがチーフになることになってるの、どう凄くない」
 いいこの女スゲー、「で僕はどんな」
 「新米魔術師あなたは足よミノルといっしょに、時空のズレがあるとこ探知してもらうのよ」
 僕は目が点になって「どうして僕とミノルさんなんだい」
 「時空間を結ぶ術で、得意そうなのあたし紹介されてんの、この、ノロマ」いいくちわる、でもこの人、エリートなんだよな。
 「それでキミもう二学期終わるでしょ」
 僕は「そうだけど」、
 するとるちあは「よろこびなさい、きみヨーロッパに遊学決定」
 わーい、そう思ってると「帰ってこれるかわかんないけど」
 っえええ、

そして花畑るちあっていう彼女が、僕の横にすわってくれてさ、デへへ、るちあは「はーい、私も同じカシスオレンジのカクテルちょーだいー」
 そして彼女は「わたしはマジカルスナイパーのるちあ、あなたはなんて呼ばれてるの」
 こう言われて僕は「ええ」っととまどっちゃてると。
 ミノルが「このお方は次元転移のフシュタさ」
 うぐこれで良いんだ、次元転移ってわからんけど。
 そしてミノルが「悪魔を従えしグリモワールの召喚士ミノルだよ」
 それを聞いたるちあが「なに自分をグリモワールの召喚士なんてー」
 それを聞いた僕は少しとまどっていそうに、「なぜ僕が次元転移なんだい」
 それをきいたミノルが「君の次元転移、他にはない才能だよ」
 そう言ってると、
 るちあは目の色変えて、「じゃーこの子の次元転移がどんなもののか証明してみなさいよ」
 そう言って彼女は蜂型偵察機を飛ばした。
 するとミノルが「あれはバンブルビーって奴で人を偵察する以外にレザーを打ってきたりする気をつけて」
 「あー」だいじょうぶだフィールドは読めてる。 

 だいじょうぶ、なんとなくマルチヴァースの凝固した空間では、この三次元の空間は固まってるように見える、これを頭で処理できるのは、トートの杖を持つ僕だけ、
 るちあが「あっけーなこう簡単に初っ端かな隙をつけるなんてだらしなー、もういいわバンブルビー、打っちゃって」そう言って、蜂型偵察機がレザーを急所を外すように打つと、るちあは目を疑うように、フシュタは消えていた、そして素早く彼女が携帯してるナイフを盗んで彼女の背後から首元に刃物で脅し。
 僕は「るちあ降伏しろ」と言った。
 彼女は冷汗を掻いて、一瞬なにが起こったかわからなかったように、瞳孔が固まり、そして「わかた降伏します、これでいい」
 僕は「銃を足元じゃないとこに落とせ」
 「はいはい、こんなに不信に思わないで」そういって銃を、彼女の足元から、2、3メートル離れたとこに投げた、
 そして僕も、ナイフを落とした。
 彼女は僕を見て少し微笑んで「確かに次元転移の術、稀に見る才能ね」そう彼女は言い捨てた。

 そうやって、彼女は酒場の椅子にもたれて、
 「確かに君の本当の実力みないまで、あなたをヨーロッパへの探索には躊躇してたけど、だけどあなたできるわね」
 そして彼女は「だけどロザリックが作ったパスカード、探すんじゃなくて本当はその仕組みをどうしてるか調査するの、あたしは京都王立カレッジでシステムエンジニアリングを研究してるのだけど、ロザリックの天才振りには驚いてばかりよ」
 そういいながら、るちあは「金融、芸術、そして支配またオールドアースへの英知に、一番近い存在だったは、それがジャックカイザーに天才故に殺されたなんて、とても惜しく感じてる」
 続けざまに彼女は「たしかにオールドアースは、お金の安定のために作られた、スーパーインテリジェンスにカネを見せれば、カネのタメなんでもする、そしてカネを刷らせれば、ヒトをどうあつかうかの最適解を出す、この力を封じられてるのが、ロザリックのパスカードなわけ」
 僕はこれを聞いて、クリスチャン佐藤も同じこと言ってたようなーって、思い浮かべた。

 2学期が終わり、花畑るちあ、が誘ってくれたように、ヨーロッパに行く案を僕は心良くのみ、関西から飛ぶ国際空港からファーストクラスで、ドイツのガーマニーの地を踏んだのだ、あードイツの地って、なんか、しんせんだなー。
 まだ空港の外にでてないけど、ええっと、ここらで待ち合わせるように、
 いわれてるんだけど、ウウゥー異国の地で置き去りにされるの、なんか泣きそう。
 そう思うと。心がまがまがとすさむよ。
 「あー、だーりー」そう思ってると、
 「あーフシュタ君だね、回りを探したよ、また迷ってたんだね、少し待ち合わせの場所ちがうよ」
 あミノルさんだ、待ちくたびれたよー、そっそれより、場所ちがってたの
 ええっそうだったんだ、
 泣き顔で「すみません、ミノルさん、ここがドイツだと思うと、こころがすくんじゃうんですぅ」
 だけどミノルさんが「はっはは、キミらしいね、それより今回の任務はけっこうむちゃな依頼なんだよね」
 「えっと、どういことなの」
 「まぁいい、国家保安局NSAにスカウトされて、最初の任務がこれなんて、それに君はちゃんと、以来の書類読んでるの、読んでないって言うと内容説明されるまえに、強制的に任務不適応でライセンスの剥奪および、口止め、それ相応の罰則をかねて、強制送還なんだけど、まぁ君のこのうとましさと飛び級の能力の特別手当をもって任務に応じてもらう、だがうかうかしてできるものじゃないこと心得ろよ」
 これを聞いて僕の心が、緊迫して「はい」と頭下げると
 するとミノルさんが「ごめんごめん、キミにストレスかけちゃったね、せっかくドイツまで来たんだし、外食でもしようじゃないか」

 あのウィンナーとビールさいこーだったな、やっぱ本場はちがうって言うの、
 でもミノルさんは、外食たべてなかったな、なぜだろう。
 「ねぇミノルさんはなぜ外食めしあがってない様子だったけど」
 「君とは違うあまり聞かないでくれ」
 「はい、」そううっすら応えると。このホテル、そして僕は「このホテル良いホテルだね」
 「あー、部屋にいこう」っと、なんか暗いのー、そう思って部屋に入ると、
 彼は回りを見渡し、なにか警戒してるそうだ、そして「クリアだ」そう言い終わると、いきなり僕の肩を壁に押し付けて、
 「おいガキ、おめの観光の子守りしてるわけないんだ、わかったか」
 僕の目がこころが、一気しぼんで「はっはい」そういうと。
 僕の肩の圧力をゆるめ、手を離し、
 「まぁいいすわれ、フシュタ内容の説明を言う」
 ぼくはミノルさんの心逆なでしないように、静かに2つあるベッドの上に座った。
 そして真ん中の照明がある棚の上に、
 「まずロザリックが設計した、システムハッキングするパスカードは13枚ある、そのうち12枚は偽物だ、牡羊座、牡牛座、双子座、蟹座、獅子座、乙女座、天秤座、蠍座、射手座、山羊座、水瓶座、魚座が偽物、でありその偽物の、一部乙女座のカードは保有している、そして本物のシークレットカードである蛇遣い座のカードは、12枚のカードを保有したときシステムが成り立たなくなり、カードをバラケに黒幕がうちに来る」
 「へー難しいですね、なんで打ちに来るのですか」
 「もともと12枚のカードは探知可能なんだただ、シークレットカードがお金を降ろす認可を出す、12枚のうちのカードを全部持ってしまえば認可を独占することになりシークレットカードにを持つものはカネを刷れるが独占されるゆえに、もしAがありBがあればBが献金しない場合AにBを脅すようにいえる、しかしAだての場合シークレットのXは直接Aにあわざる得なくなるってことさ」

 昨日は色々書類を説明されててたっけ。
 「起きたねフシュタ君、花畑るちあのとこ行くよ」
 あ、あの子もきてるんだ、わーいそうにこにこして
 「はい」って答えた。
 そして僕はイタリアの古典カレッジのある旧市街があるとこに来ていた。
 僕は「ここは街並みキレイだけど」
 するとミノルが「ここはあのロザリック・ヤコブ・カイザーが通ってた、クラシックカレッジがあるオールドシティさ」
 へー良い風景だなと見渡してると、そして僕は大学の建物に入ると、いっぱいコンピューター配線があって、そのなかに、花畑るちあがいた。
 そしてるちあが「待ってたは、ミノルくんとフシュタくん」
 「えへへ」
 「秘密だけど見せたいものがあるの」そう言って僕を、そのコンピューターがいっぱい配線されてる地下に案内してくれた。
 すると「見てこの、人体に模した棺の量を」
 うわ、なんでこんな気味わるいものがあるの
 そして花畑るちあが「これひとつひとつ、人体の脳と心臓と生命維持装置がはいってるのよ」
 僕は「なぜこんなのがあるの」と聞き返すと
 「1世紀以内の昔だと思うけど、秘密研究で何処かの機関が作ってたのよ、結局ものにならなかったらしいのだけど、ロザリックが繋げて秘密のパスカードをここと繋いで作ったわけ」
 へーそう思うようにうなずくと、彼女は説明してきた
 「ちなみに、棺は全部で28体、(I)アルナト、(II)アレボタイン、(III)アゾラーヤ、(IV)アルデバラン、(V)アルミセス、(VI)アターヤ、(VII)アルディーラ、(VIII)アンナトラ、(IX)アタルフ、(X)アルジェブノ、(XI)アゾブラ、(XII)アカルファ、(XIII)アラフエ、(XIV)アジメク、(XV)アイガフラ、(XVI)アズベーネ、(XVII)アリキル、(XVIII)アルカルプ、(XIX)エザウラ、(XX)ナハユム、(XXI)エルベルダ、(XXII)カアダルデバ、(XXIII)カアデボラノフ、(XXIV)カアダコホオ、(XXV)カアダルハキア、(XXVI)アルミクェダム、(XXVII)アルガルフ、(XXVIII)アレクセエ」
と読み上げてくれて僕が「これ何のために安置されたの」
 花畑るちあが「まぁオールドアースの遺産ね月齢に関係あるみたいだけど、でもロザリックが復旧しなかったら、蘇ることなかったは」

 それでるちあは、「よろこびなさいゲス男」
 いいこいつゲス男って、オレのことか、まぁ気に喰わないが
 「僕のことでしょうか」と返すと、
 「そうよゲス、そうよ今からここの、月の棺たちを起動させるから、あなたの言う次元なんとかとか言うテレパシーで、この棺で交信しないさい、できる」
 「あーできるさ、トートの杖は大空を羽ばたく鷲のようよに宙を読むんだぜ」
 彼女は「そうじゃ、今から棺たちを起動させるは」
 すると、ブーンと電力がこの装置に送られるのを感じた。
 そして不思議な感覚だ宙を羽ばたく鳥は、大空の中、このアースと交信している。
 そして時間と空間が合わさるとき、アストラル体が凝固して、エーテル体が生命の流れを作る、さぁ月の聖人たちのお目覚めさ。

 月の聖人の息吹を感じられ
 この聖人たちに語りかけようと、トートの杖を持ってる手を前に伸ばし、ガイストグラスを覗いた、ガイストグラスにはあらゆる水精と言うべきエーテル的水の流れを感じられた、そして言葉が。
 「久しぶりだ、この速やかに、宙を回るのは」
 そして僕は「お前たちは誰によって作られた」
 すると月の聖人の中の一人が「われわれはエリートだ、同盟国に選ばれた」
 僕は「お前らは戦争の遺産なのか」
 月の聖人は「そうだ」
 そして僕は「これは昔の秘密研究なのか」
 月の聖人たちは「それはわれわれだってわからぬ、それにいったん生命維持を切られ忘れている」
 「じゃロザリックがリペアしなかったら、お前たちは意思を吹き返すことなかったのか」
 「そうじゃだから、吾々はいまロザリックの為に尽くしておる」
 しかし僕は「もうロザリックはいないのだぞ」
  すると月の聖人たちは「ロザリックはまだ重要な使命がある、肉体を失っても、彼には使命があるのだよ」
 僕は「その使命とは何なんだ」
 月の聖人は「これは言えないが、君たちよいつかきっと、この使命がわかる」
 そう言って月の聖人たち彼らは眠ってしまった。
 そして僕は「彼らはスリープモードに入ったぜお嬢ちゃん」
 「そうありがと、どんなやり取りだったの彼らは同盟国によって選ばれた、いまでいうルドルフ皇帝の旧世代が彼らをこのような装置を作るように命をかけたらしい」
 彼女は「ふーん」って聞いてると
 僕は「月の聖人たちはロザリックがリペアした戦争の遺産だ」

 そのときルドルフ皇帝の王子が、皇帝用のヘリコプターから降り立ち、士官が降り立ち敬礼され、ルドルフ王子がこっちに歩いてきた、そしてもうひとり、異様なオーラを放ち違うモチーフの皇帝の服装で歩いてきた。
 武官らしいものも敬礼して深く頭をさげた、
 花畑るちあも深く頭を下げて、るちあはこういった、「日本王国のナーガ王爵なかの娘であります、こんなところに何用でしょうか」
 僕は、ルドルフ王子のそばにいる違う服装のものが気になった、こいつもしかしてカイザーの者か、そしてルドルフ皇帝の王子が
 「名は何という、竜乃雫です、ナーガ家のシズクであります」
 するとルドルフ王子の秘書が、「おいここの女がナーガ王公爵の知人であるか、しらべろ、嘘の場合殺せ」
 はい確かに「ナーガ王爵の繋がりで侯爵閣下の中にシズクの名が娘としてあります」
 ルドルフ王子は「顔はどうだ」
 「たしかに顔はシズクさまで間違いないと思いますが」
 「そうか、こちらこそ王公爵の繋がりあるとはいえスパイ目的だと許さんぞ」

 そんな中ぼくは、頭を下げず、トートの杖とガイストグラスを持って、まるで僕は等々の皇帝だいわんばかりに立っていた。
 ルドルフ王子は「この無礼者は殺せ」と合図をだすと、ぼくはニヤけ、亡霊たちのもやに、蜃気楼のように誰かがライフルで僕を打ったが、それは僕の御影であった。
 わかるここの人々の息が、ルドルフ王子に口を封じられて息が正息しておる。
 このながれに奇息を作ることなど簡単であった。
 そしてその正息のながれが気づいたときには、ルドルフ王子を盾にとっていた。
 すると花畑るちあ、「何やってるのバカ」、」と言ってると彼女の口を覆い銃口を彼女の脳天でひかれていた。彼女はこんな経験初めてらしく、女の子のように涙目であった。
 僕は聞いていた月の聖人たちから「このものにあけわたすな、王子のそばにいるのはジャックカイザーだ」
 そして僕は
「ルドルフ王子、なぜジャックカイザーと同行している、国際的な手続きを挟まない、密約は法廷違反だ」
 ルドルフ王子は悪あがきをしようと息があらあげたのを見抜き、
 「おまえは只の盾じゃないこっちだって拳でお前のキレイな歯並びの顎をこなごなにできるんだぞ」
 するとミノルも「やるじゃないかフシュタくん、でもこいつの息遣いオレが見張ってやるから安心していいよ、もし妙なマネしたらこの王子様の鼻もがすからな」
 そう言ってミノルも気を殺してルドルフ王子のアンティをナイフをたてて、おどした。

 するとジャックカイザーが、「まったく日本と言う国はお小守されてるうえで、中二病的というか幼いというか、無礼だな」
 するとミノルが「そう言うなら、まじないで勝負しろよ」
 ジャックカイザーは「あーそれでもいいぜ、みな銃を引け」
 そういうとミノルも王子の鼻をもげようと威嚇していたナイフをしまい、そして僕も王子をポンっと前に押して開放してやった。
 しかし花畑るちあは開放してないことに、ジャックカイザーは、「もうこの女もアンティにする意味ないだろ」
 すると士官が「でも」
 そう言ってる士官にジャックカイザーは「この日本の蛇女を離してやれ」と睨んだ。
 そして、軍隊が囲むかのように、中に決闘用のスペースができて、
 ジャックカイザーは「このまじないごっこのゲームは、キミ、フシュタだったけ」
 僕は「そうだジャックカイザー」
 ジャックカイザーは「どちらか死んだら決着でいいかな、それまで他はこのスペースに手出しはできないっていいかな」
 僕は「あーおもしろい、ジャック皇帝とのまじないでの勝負、できるだけでもありがたいことだ」
 ジャックは「言っておくが、死んでも安眠できるとおもうなよ」
 そういうと僕が「ソルヴィトコーグラ」唱え時空間転移を寄せた、あらゆるマルチヴァースが僕の脳内で処理される、これはブラックホールから乱雑に弾かれるヘッダを読み取り書き込むかのように、そして死神を寄せて彼の背に大きな傷を残した。
 するとジャックが「君がこれほどの術師とはあまく見たよ」そう言って、彼は、ある懐中時計を出し「ヴィヴェレエストミリタリ」そして「テンプスフギト」と唱え、こいつ人体の細胞を狂わせてる、細胞の時間は狂わない狂うのは彼はオバケになってるんだ。

 そしてジャックカイザーは、ロザリックの懐中時計を持ってたんだな。
 ックわかるかれの魔力が懐中時計に集約されてる、
 ものすごい魔力だ、まわりはもの凄い時間の齟齬が起こってるにちがいない。
 おい月の聖人どもどうしたらいい
 「使う場所が悪かったな身を狂い時間を狂わすのは、ワレワレにとって、好都合だ」
 そしてガイストグラスごしに「じゃーどう始末したらいい」
 「水精にP(陽)とN(陰)の魔力を円周上に回せ、そして魔力のピーク時コーグラと言え、相手を葬ってやる」
 「わかった」そう言って僕はガイストグラスに魔力を円を描く様に回した、凄い、これが、ロザリックが開発した懐中時計の力、そして魔力のピークを感じ。
 ほとばしらんまでの魔力が飛ぶのを感じ
 「コーグラ」と言った。
 そのとき時間の乱れは収まった、そして月の聖人たちは「ロザリックはジャックを生かしたな」と言って曳いていった。
 ジャックは「ロザリックおまえ」そう言いながら彼は仰向けに倒れていた。
 僕は軍服の見守りの軍隊たちが、これが魔法と思わない限りに、
 唖然としていたが、皇帝直属の武官が、「体を動かせない状態だがジャック王子は無事だ救急ヘリを呼べ」そう叫んでいた。

 うう、少し精神を澄ましどれくらいたったのだろう、
 あの時は膨大な情報量に僕も精神が耐えきれそうになかった。
 「かぁさん」子供のときの思いでが無造作によぎる、そんなとき、なにか黒い亡霊が、僕の肩を掴み、「これがあのガキか」
 それを聞いた僕は「誰なんだ」
 そう言うとスーッと消えていき、体中の炭素が速やかにプラズマ化して気が澄まされた。
 そして冷たい水に投げ出されたように、体中が冷えて、時計の針の音が聞こえ、冷たい水から水面に息を吸う感覚で、目を覚めた。
 なんだろ冷たい水に研ぎ澄まされたように、とてもさわやかだった。
 すると「目がさめたね、戸田フシュタ君」
 僕は「あー」っと言うと、そういってると宇宙の底から、冷たい水がうごめき、肌寒く、なむあみだぶ、なむあみだぶと冷たい水にとけこむかのような音に、
 僕が「なぁオレのマジックアイテムどこにある」と聞くと
 ミノルが「君のベッドの横にしまってあるよ」そういってたので
 横を見渡しゴルフバッグがあったので僕は、そこからガイストグラスを取り出し、
 「トゥフイエゴエクス」と唱え妙な音を封じた。

 そしてミノルが「どうだいジャック王子様のご様子」
 そういってるミノルに「おもったより、たいしたことない、なぜロザリックが失墜した謎のほうが強まる」
 「ロザリックには敵がいなかったんだよ、異才であり、唯一、この地球の真理を得てた者だからね」
 「じゃ彼はどこにいるんだ」
 ミノルはイタリアの窓の外をみながら「さぁわかんない」
 そういわれて僕は「そうか」
 ミノルは「お腹、すいてないかい、もう2時だけど」
 僕は「あ、おいしいものあるの」
 するとミノルは「あーさすがにもう、店は空いてないけど、お魚にラム肉にシャンパンとか買ってある」
 「じゃーいっしょにシャンパンとラム肉でなにか作ってくれるか」
 するとミノルは「わかったよ勇者さん」
 そういってると背後に「あたしの分も作りなさいよね」
 ミノルは「るちあ嬢ちゃんもお目覚めで」と言って。花畑るちあの気が戻ったらしかった
 そして僕が「だいぶ、気を抑圧されてたけど、だいじょうぶだったか」
 すると花畑るちあが「だいじょうぶよ、水飲む」そう言って彼女は冷蔵庫にあるミネラルウォーターを飲んでいた。

 ミノルはアクアパッツァと骨付きラム肉のガーリック塩焼きにシャンパンとワインを添えて、ほんとは飲食禁止な休養室で3人で僕はワイン、るちあとミノルは、シャンパンを飲んで、ひと時をすごしていたいた、そして窓から見えるイタリアの空に、
 「なぁミノル、星空きれいだよね」
 するとミノルは「あー」っと
 るちあは「よくあんなエグいことあったのに、アルコールのワイン飲めるわね」
 とほのめかしてると。
 僕は「しかしジャックカイザーはいまごろ、重体だろうな」
 するとるちあは「なぜわかるのよ」
 そういうとミノルが「あーそのとおりだ」そう言って彼は、休養室においてあった、小さいテレビの電源を点けた、すると放送で、
 「カイザー王家の跡継ぎである、ジャック皇帝王子が神経系が乱れで意識不明の様子であります、平和のため締結を結ぼうと隠れて和平をしようとしたところ、なにものかに襲われ意識不明になり、訪問先であるローマのユニバーシティカレッジの病院で回復を願われいます」
 そう言ってるテレビに僕は「あれは3日の眠りじゃすまされないぜ、いらい乱暴な術の使い方だったからな」
 するとミノルが「なぜそう思う」
 僕は「遺伝子の十二構造を乱雑に使いすぎてた、これは大腸菌の回りであるヒィンドゥー教の聖者を呼ばないとな、体中のリンパ系を牛さんと同調させないとクリーンにならないぜ」
 ミノルは「ふむそうか」と言って
 そして僕は「大腸の遺伝子の環体構造は牛と同調をし、脳の霊性は鳥と同調し、そして無駄のない威勢の息遣いは獅子と同調しない限り、スピリチュアリティの魔術は使いこなせない、ジャックカイザーはそれらの崇拝があまい」

僕は日が昇ってきて、花畑るちあはパソコンを打ち込んでるようすだったけど、二度寝して。床に倒れていたのを、ミノルがベッドに戻してあげて上布団を被せてやったてた。
「なぁミノルこれから」っと声をかけると。
 ミノルは「あーっ」と言って、そして「そんなときは悪魔に聞いてみよう」そういってミノルは「ことばに慎んでね、フシュタ君」そう言って、彼の左手をグサッっと裂いた、左腕から血が滴り落ち、トポトポと静寂な空間に彼は立ちながら左手を地面に翳し、
「クィドゥ ティビィ アミィーコス」
そして「地獄亡霊たち助けてくれ、ヴィネを魔法円になぞれ」
そういうと血がポツンと地面に落ちると赤くVINEの字が均等に円を描きなぞられた。
 そして地獄の亡霊たちが渦巻くなか。
 「どうしたミノル、せっかくワレを呼んだというのに、つまらんやつだな」
そういってヴィネが地獄に落とそうとしたとき、
 僕は「やめろもうすぐ日が明ける、それまでつきあえ」
 そういって日が昇り始めて影ができるようとしたときに
 僕は「われわれは皇帝に刃向ったどうなる」と問いかけた。

 この問いかけヴィネの悪魔は「皇帝に逆らった、お前らは死ぬそれだけだ」
 そう悪魔が返すとミノルは口を開けて「なにをいってるヴィネ希望はあるだろ、ジャックカイザーの暴行に逆にこっちが調教してやったんだ、やばんそのものの皇帝だったからな」
 そういうとヴィネは「ハハハ、たしかにわかるぞ、この地球の望みに希望が」
そして「これ以上は自分で考えるんだな」と言って去りそうになったとき。
 そのときミノルは、「まてこの世に存在する秘められた魔術師はどこに存在する」
 めんどくさく答えるように「おれもこの世から、長く封印された、われわれの霊力が戻るなら、よろこんで従うミノル、秘められた魔術師はミノルのとなりにいる、そして未来の鍵はここからとおい」
 ミノルは「どういうとこだ」
 日の出まで急ぐように「大海を超えて摩天楼があるところだ、そしてこの世で、一番、情報が散らける」
 それを聞いてミノルは右手をく口にふさいで、「ここはジョンカイザーがいるとよばれるとこ、マンハッタン」
 そしてミノルが「この未来の鍵の心境はどうなんだ」
 するヴィネが「今は息子の脅えに解放されておる」
 そしてミノルが「やはり」と言ったとき窓から朝日がスーッと部屋を照らして、従そ王たる伯爵ヴィネは何事もなかったように、まるで時計の秒針がつんざく音と同時に消えたように、胸中がうつろに穴があいたような滲む感覚であった。

 朝日の陽射に目を覚ました、花畑るちあに、ミノルは
 「なにうかうか、眠ってた」
 すると怒って「気がへとへとだったからしょうがないでしょ」
 ミノルは「それより、われらNSAのパスを使って、カイザー皇帝であるジョンカイザーに衛星から繋げられないか」
 すると彼女は「この設備の暗号通信じゃ、内容が人口知能に読み取られて、すぐ発信源をわられるわ」
 そう言われてミノルは「じゃアトランティック(大西洋)の旧回線ケーブルでマンハッタンまで繋げ」
 花畑るちあは「これどこの文典にのってるわけ」
 するとミノルが「この月の聖人たちはマンハッタンにも行けるんだぜ」
 るちあが「わかったはここの棺たちの回線網しらべてみる」
 ミノルは「どうだ」
 るちあは「あったはロザリックがとっても旧い回線をニューヨークまで繋げられるように改造してある」
 そして「じゃこの回線で今、ジョンカイザーのいる国際政定ビルに繋げ」

 そして国際制定ビルに繋いだところ、「だれだこんな時間に旧回線で連絡とるのは、どこの部署のエージェントだ」
 するとミノルが「私はジャックカイザーを始末した友人だ悪いものではない、皇帝ジョンカイザーと話をしたい」
 「わかった内線で皇帝ジョンカイザー陛下と話せるか聞いてやる」
 ミノルは「お手数すまないな」といってジョンカイザーとの内線をつながるのをまっていた。
 するとでて「ジャックをやってくれたのは、おまえだったか」
 ミノルは「いや、おれのツレ」
 そうするとカイザー皇帝は「私はジャックの魔力に脅えて尻をひっぱたたかれていた、操り人形にすぎん」やっぱりジャックの傀儡政権だったかそうおもい。
 しかしミノルは「しかしジャックはいま意識不明に過ぎん」
 ジョンカイザーは「いっそのこと、ジャックを殺して始末してくれたら、お前にもっと勲章をあげられたものを、どうして病院に運んだ」
 ミノルは「こんな余勢、即座に始末するのも理に反しますよ、それに彼は時を操る懐中時計をお持ち」
 ジョンは「そうか、いまきみたちはどこだ」
 ミノルは「ルドルフ皇帝領内のあるイタリアの古典カレッジのなかですよ、たぶんドイツでの決議がなされた、ここも囲まれて、僕らはデスペナでしょ」
 ジョンは「それならいますぐワレの指示通り港にいけ」
 ミノルは「ありがとうございます、では指定する場所を教えてください」そういって僕はミノルの指示通り、ジョンの手配がある港に向かった。

 無事港に付き、海を離れたとき、地上波の通信でテレビの報道を見たとき、
 「欧州帝国連合の決議であるカレッジでの襲撃犯の確保が既決されましたが、そのジャックカイザー王子を襲った、襲撃犯たちは、既に逃げたご様子です、その責任にカレッジの学長に問い合わせたところ、カイザー王子が訪問するとは、把握してなかったのことで地元のカレッジの学生は、カイザー王子の和平の意志を悪化させたなどのそのカレッジの対応の悪さがあがってます」
 そう言ってるメディアに僕は「まったく勝手にイタリアの古典カレッジに訪問しやがって」
 そう言ってると「落ち着きなよフシュタ君、いまからマンハッタンにいけるんだ」
 僕は「そうだな」っと言ってると。う
 落ち着いた感じで花畑るちあが「そうだけど、これでますます、欧州帝国連合ないには立ち入れなくなるじゃなーい、それにどうするわけルドルフにまたジャックカイザーにも狙われるのよ」
 ミノルは「だいじょうぶだ、ジャックはアメリカにしばらく立ち入れないように交渉してみる、ルドルフ王子はあくまで王子だからルドルフ皇帝は本気にしないだろう、でもあの軍の参伏のようす、かなりルドルフ王子にも実権を渡してたようだけどな」
 それを聞きながら僕は小型国際船舶から見える水平線を見ていて
 「まぁいい、いこうよジョン皇帝にあいに」 

 僕たちはマンハッタンの国際制定ビルにつき、欧州帝国連合の領有地から逃げることができた、
 そして検問で、一応身分を問われたので、僕とミノルは日本のNSAのライセンスを、花畑るちあは本名である、竜乃雫、名義の国際NSAライセンスを見せて、シズクはすんなり入ったが、僕とミノルはまたされ。
 僕は「いいやっぱ日本のライセンスじゃダメなんだ、でも花畑るちあの生年月日、ほんとは今17歳ほどじゃ」
 ミノルは「彼女はいちおうナーガ王公爵知人の侯爵の娘だからね」
 僕は「ちぇっそうか」
 と言ってるのをミノルは顔他にそらした。
 そして花畑るちあが
 「ねぇねぇ、ジョンカイザー皇帝から凄いのもらったのよ」
 それを聞いて僕は「えっそれなんなの」って興味持つと
 るちあは「これよ」っと言ってミノルは「これはバンブルビーカメラ」
 るちあは「その通り伝説のロザリックが残した四つの遺品のひとつ、蜂型偵察機」
 僕は「これどこが凄いんだー」と聞くと
 るちあは「私も性能以上で驚いたは、組み込まれてる人工知能は特急品、昔の、一番コンピュータ基盤が性能がいい時代の使ってるの、それにこれは秘密人工衛星に内蔵されてるパルサー時計を使ったGPSであるサテライトで12枚のパスカードの位置を正確に把握、強いアルゴリズムにより、お金の自動生産も可能」
 僕が「お金って自動に生成できるのか」
 るちあは「あーあんたに説明したら日が暮れそう、簡単に人工知能を働かせることでお金をドル箱にいれたり、また人々に秘密裏に働かせてドル箱にプールできるの」
 それでるちあは「これで世界中の金融の動きまる見えだし」
 するとミノルが「これ以上あからさまにいうのはやめろ、なぜロザリックが支配したサテライトで、蛇遣座のパスカードは探知できないんだ」

そんなときミノルが「おでましだね、モルモン星人の蟲の皇女、ここの地球の通り名で那護ノ生畿者(なごのさずけ)」
 すると黄金色に輝く異様な人影に、極彩色の蝶の羽が見えた。
 そしてこの女性らしい蟲(バガー)が僕に近づき「またあえてうれしいはこれを受け取って」
 僕はこれを受け取ってみると「これはサズケさんが大切にしてた七つ道具」
 するとそのバガーは「この姿でいるエネルギーはそうもたないは」
 僕が「あなたは蟲だったのですか」
 「いまはいいこと、だけど私の姿の呪文が解けたら、これを渡してあげて、そうしないと私、人間としての体がもたないの、でもいつかこの道具はあなたが身に着けるべき道具さぁ身に着けてみて」
 そしてバガーの彼女が「七星剣を抜きなさい」
 ぼくはおそるおそる、おどおどしく抜こうとすると。
 バガーは「もっとスラっとぬきなさい」と気を鋭利に発てたとき、
 「わかったよ」と気の間を置き
 僕はスラっと抜き、目の前で集中してみせた。
七星剣は刃先から冷めざめしく、金属に水滴がつくように、空間はスーッと速やか深い水底に落とされ光が遠ざかり闇にのまれるがすきとおったあおにそまり、星灯が冴えたが如く。
 バガーは「さぁ聞きなさい、この星の鍵たちよ」

 バガーの彼女は話始めた

ロザリックが作った偽のパスカード12枚は、黄金の美しさを絶やさないため

聞きなさい、彼の錬金術の極意を黄金の太陽に眠りし力はロザリックの13枚のカードの意味に隠れている。

ABCDEFGHIJKLと12の種類はアトラクターを生むトークンに成り得るためにある

A【ふえる】B【からまる】C【うごめく】D【しげる】E【ふるう】F【える】G【さらう】H【あじわう】I【うめく】J【ちぢむ】K【ほろぶ】L【おわる】

これらは日の回りの封印を指す、また13枚目のシークレットカードを探すには

七惑星の月の聖人たちのムーン、水銀の振るうマーキュリー、宵と明に輝くヴィーナス、また黄金の太陽ソル、太陽外惑星には、英雄たちの星マーズは黄金を守り、天空の支配者ジュピター、また穀物の収穫を祝うサターン

これらは1年の日の回りと密接に関係して十二宮の印を支配するものこそ
シークレットカード蛇遣い、本当のロザリックが隠した智慧のカード

すべては日の黄金を守る精霊によりこの星は輝く

さぁ七星剣を納めて」

僕が七星剣を納めると彼女はふらつき倒れそうになってるとこを僕は抱えた。

僕がおいと抱えてるとサズケは素っ裸であり、僕は「いい」って苦笑いした。

 そしてサズケが目を覚めると、
 「あら久しぶりフシュタ君」と間をおくと「キャー」僕の頬をおもいっきり、ビシンとビンタされて。
 花畑るちあが、下腹部まで隠れる羽織をるちあは脱いでさし出して「なに色目つけてんみてんの変態」
 僕はそれに「いいっ」って戸惑って。
 そして彼女は七つ道具を身に着けて、そして彼女はガミガミと、僕を睨みながら、サズケが「なんであなたがここにいるの」
僕は「まぁ」ってほのめかすと。
 するとミノルが口元を手で隠して考えて彼は、
 「しかしバガーは優れた知能に優れた種族だが、予言があいまいすぎる」。
 するとサズケが「この人なに言ってんの、花畑侯爵のお娘様」
 そういわれた花畑るちあはッゲ、この人バガーだったとき覚えてないんだって「何かの考察だよ」
 するとサズケは「ふーん」って流して、「それよりフシュタ、ジョンカイザー皇帝よりジャックに仕えてたエージェントを割り出して欲しいってきて来たんだけど、なぜフシュタ君がいるわけ」
 するとミノルが「まぁいいじゃないか、それよりロザリックの残した遺産は間違ったものが持つと宇宙を破壊しえない、13目のシークレットカードは間違えない宇宙を支配できる次のエネルギーの鍵だ」
 花畑るちあは「どうゆうこと」と聞くと
 ミノルは「僕の予想だと12枚のカードの機能が100パーセント起動したとき13枚目のシークレットカードを持ってる支配者をこらざる得なくなる」
 るちあは「なぜ」というと
 ミノルは「12枚のカードを回す霊源を封じるためだ、たぶんロザリックはその勢力に殺された」

 僕はえっと、どういう意味だろって、すこし戸惑ってると、
 花畑るちあは「確証はないけど、それもあり得るわね」
 僕が「でもジャックはなぜ、ロザリックが通っていた古典カレッジに秘密裏に訪問した」
 するとミノルは「あいつはしくじったんだ多分」
 そう言ってると、どこかのおじさんの声が聞こえて、
 「そのとおりだ日本のNSAの諸君」
 そしてお決まりのかのように花畑るちあが深々あたまを下げてると
 ジョンカイザー皇帝のおじさんは花畑るちあに「君にあの蜂型偵察機を託した、楽にしてくれ」と言って。
 彼女は「はいっ」と敬礼した。
 そしてジョンさんは「ロザリックは優秀な息子であった、そして完全なる、地球の支配を望み、四つの道具を作り上げた、しかしジャックは自分の霊性に過信しすぎていた、そしてエクスムと言う秘密結社の儀礼をうけた」
 すると花畑るちあが「これって絡繰りの地(EarthExMachina)と言う情報伝達網で地球を支配しようとする集団のことよね」
 それになっとく行くかのようにジョンさんは「そうだオールドアースの亡霊に憑りつかれた、魂どものことだ、半世紀前の戦争はコンピュータと人間の融合の戦争とも言われてる」
 それを聞いたはるちあは「あのときの真相はなんなの」
 ジョンは「あれは誰も勝つことができなかった、勝利者のいない無意味な戦争のことだ、しかし今エクスムと言う影の統治者がいる」
 僕は「それじゃしくじったジャックカイザーは」
 ジョンさんは「私の息子だが、殺されるだろう」

 それを聞いた僕は「大丈夫だ救う方法はある」
 ジョンさんは「どうやってだ、もうすぐローマの指定病院に黒い影が、忍び寄ってるのだぞ」
 僕は「大丈夫だサズケさんがいてくれれば、ローマの地下鉄にオーバーライドできる」
 すると「わかったわよ、あまりなじみないけど、ローマの地下鉄までオーバーライド試してあげる、いまローマにロザリックの懐中時計があることでポータルを定めやすいは」
 そう言って僕とサズケはジョンカイザー皇帝のサインをもって、マンハッタンの地下鉄からオーバーライドしてローマについた。
 そして病院にジョンカイザー皇帝のサインを病室を警備してる警備員に見せて、病室に入った。
 カイザーの様態をみると体中に無造作に細胞増殖があって、
 僕は「ジャックはあの時計を制御できていない」
 そう思い医師に彼の遺品に懐中時計はなかったときくと、これかと渡してくれた、そしてこれに僕が体中の体細胞を正しく制御できるようにチューニングしてやったら、ジャックが「お前はあのときの」
 するとドイツから偉いさんが入ってきたかのように。

 するとこの者は僕は気づいた、こいつ肉体をもってない、
 そして僕が「おめ、オールドアースのオバケだろ」
 すると地響きがなるかのように「ッチ、めざわりな肉めが」そう言ってると。
 僕はガイストグラスを手に取り、そのものの衝動を封印しようとした。
 すると、その影が、「まぁよい今は曳いてやる」そう言って消えていった跡も残さず。
 ジャックは「あーオレは、いままで間違ってたのかもしれん、ロザリックは四つの道具を作って恒久の皇帝の平和を望まれてたのかもしれない、それなのに、おれはおれは、」と黙りこんでしまった。
 するとサズケが「なぜあなたはそこまで王権を望まれた」
 するとジャック「オレは怖かったんだ、王族に生まれたゆえに、この皇帝の名にとらわれて、侵略しようとする下劣な奴らが、許せなかっただけなんだ」
 僕が「しかしなぜオールドアースの黒い影に身売りした、彼らはなにも与えんぞ」
 ジャックは「お前が正しいかもしれない、しかし俺には、彼らは未知の存在だがこの世に美と平和を約束してくれる、能力がある」
 僕は腹立ててるように「彼らにあるわけないだろ、あやつらは、恐怖を与え人を選民してるにすぎん」
 そう言うとジャックは黙りこみ、「あー認めるこれを受け取ってくれと」、あの時間を操る時計を渡してくれた、これがあのロザリックの遺品の時計。
だけど僕は「聞きたいことあるんだが、ロザリックのパスカードでシークレットカードと呼ばれる蛇遣い座のカード」

するとジャックは
「あー悪いが、この呪われた時計を手にしたときから狙われている、12枚のカードは俺の兄貴のロザリックが作ったしかし、シークレットカードと呼ばれる蛇遣い座のカードはオールドアースの支配者で裏で手を惹く魔術師が12枚のカードを利用するように作った、

しかしこれで光と闇が別れ、陽射しが影を作るように、光と闇の力を生んだ、そして俺がロザリックが通っていた、イタリアの古典カレッジに訪れた本当の理由それは12枚のカードを支柱に納めオールドアースの裏の住民と手を組み、この地球を完全にエクスムの支配者とこの地球を

オモテとウラ2等分に完全なる支配したかったためだ、

でも今気づいたよ、彼らは君がいったように恐怖を植え付け選民思想を蔓延る悪魔だってことを、フシュタお前がこの力を得ることを心から願ってるよ、そして審判の時は近いぜ気をつけろよ」

僕はそれから難なく、日本帰国して、大阪の電機を扱うカレッジから、
NSAの情報を扱う機電公社ではなく、間接的に受け持つ、今でいう京都、秦使神施設会社に就職が決まった業務内容は、五機七道における、土木電気配線の畿内に置ける集約をおもにする。
 代表取締役はハタ王爵の知人の機榊(はたさかき)さんだ。
 まぁ、まだカレッジの学生感ぬけてないんだけど。
 そんな中、僕は平野武と僕のアパートで、缶ビールを飲んでいた。
 テレビのニュースでは、ジョン皇帝が辞退して、ジャックカイザーに王座を譲る戴冠式を放映していた。
 もちろん日本のハタ王公爵、ナーガ王公爵、スメラ王公爵も降伏しに、出席済みだ。
 そこはマンハッタンのダウンタウンから正式な王笏であるよく精錬されてるエクスカリバーと呼ばれる剣をスラっと抜き天に捧げ、また鞘にもどし、やつかれにこの剣を渡し王の証を示した。
 すると平野武が、「すげーな、かっこいいな、ジャック皇帝って」言ってると。
 僕もその放映の有様を見て、「あー」とうなずいた
 あのときに比べたらだいぶ、顔色の殺気もなくしてる、これも時攫いの亡霊を彼から抜いたためか、そう思って盗まれないよう携帯してる、時を操る時計に霊眼を込めると、スッとこの力を求める亡霊どもが宙をただよい、僕が吐く息にあらゆる亡霊が空間で天音を鳴らしてる、あらゆる亡霊たちが地獄に地から手が僕を呪縛していた、
 国際中継ごしにジャックカイザーを見てると、自分の死期を知ってるかのような恐れの感情を内に込めてるかのように思えた、そして既に彼はこの呪いの時計を所持してことでの呪縛に彼の魂は首を吊るされていた。

 そんな中、僕の部屋の電話回線から、アラームが鳴って、僕が
 「もしもし誰ですか」すると
 「僕だよ戸田フシュタくん」
 「ミノルさんじゃないですか」
 「今なにやってるんだい」
 「ツレと、ビール飲んでるよ」と言ってると
 「そうか、おじゃましていいかい」
 僕は「ああ、いいけど」と言って、
 平野武が「おい誰か来んの」って疑問視ついてくるか
 僕は「あー海外に行った時の友達だよ」
 平野は「いいな、おめ、冬休みヨーロッパとアメリカいってたんだろ」
 これに僕は「期待するほど、いいとこじゃないかったよ」って言い捨てると
 誰かが扉をノックして。
 ミノルさんかなと思うと、そこには黒い影が、僕を睨んでいた。

 そしてこの黒い影が「お前が魔術師ハラフホラフか」
そういうと冷たい霊性で、あらゆる亡霊が僕をあの世にひっぱるかのように、冷たい手が僕の足元から魂を欲していた。
 そんな感覚に僕は「サーキュラス」と惑星の回りを読んで、そいつを星に返してやった。
 そして消えないエクスマー(EXMer)の残像、黒い影たちはこんなに、冷たい感情を抱えてたのか、そう思うと「あ、フシュタ君さっき亡霊を払ったね」
 僕は「なんなんだよあれは」
 ミノルは「意識するな、君は呪いの時計を譲り受けた時点でもう亡霊どもを呼んでいる」

 すると平野武が「誰か来たのか」と言ってると
 僕が「あーヨーロッパの旅行以来の友人だよ」
 ミノルが「君、お友達かい」
 僕は「あーいっしょに、ジャックカイザーの戴冠式見てたんだ」
 するとミノルが「そうか」と言って。
 そしてミノルが僕の肩に手を添えて「わるいが明日から仕事だ、学校はもう終わったんだろ」
 僕は「あーいちおー」そう言ってると、
 するとミノルが「では明日、また例の天王寺のビルに来い、喜べこんどは、最上階での依頼が通告される、いちお背広を着て来るようにな」。
 そう言ってるミノルに僕は「なぁせっかくだから飲んでかないかい」と言ってる。
 ミノルは「ああ、いいぜ、この地球の大魔術師がこんな宿で、酒を飲んでるなんてまるで茶番だ」
 そう言ってミノルは「おじゃまするよ」、それで
 3人そろったしモノポリーやって、ジャックカイザー王子の戴冠式の国際中継を見ながら語りあってると。
 僕がそれで「それでミノルさん、どんな依頼なんだい」
 ミノルは「新カイザー皇帝の護衛の係りの、一員に君が選ばれた」
 それを聞いて僕は「そうかたしかに、彼の死期は早い、彼が戴冠して十日も持たないかもしれない、中継ごしに彼を冥府に誘う亡霊どもが多すぎる」
 ミノルは「わかってるじゃないか」
 僕はそれに「ああー更生したとは言え、彼は残虐な王だったことには変わりない、またオールドアースからのいざないからも裏切り者だ彼は脅えている、そしてその脅えに彼は潰れそうになってる」
 ミノルは「そのとおりだよ、フシュタ君、彼を許したのは君だが、彼はもう時を操る時計を君に譲ったとはいえ、この時計から生み出されたガーディアンが消え地獄の亡霊が彼を闇に落とそうとしている、彼はいま堂々としているが、心の底では脅えて、その亡霊たちから血も皮もない、最天の地獄をさまようことを余儀なくされる」

僕は日本NSAからのカイザー新皇帝の、護衛の、一係に選ばれた、任期はジャックがマンハッタンダウンタウンでの公務を終え、ロンドンのウェストミンスター寺院での決議式まで、僕は花畑るちあの部下として、不用意な企てがないか、警備するのが役目であったが、
 花畑るちあが「どうフシュタ君不穏な動きはない」
 僕は「あるよ、今はマンハッタンだが、特にウェストミンスター寺院のほうで、やばいことになってる」
 るちあは「やばいことってどうゆうこと」
 僕が「不穏な魔術師が多い」
 
 するとアメリカの警備員が「ジャックカイザー新皇帝より、戸田フシュタさま個人で会いたいとのことです」
 僕は「やっぱりきたか」
 そういって、僕は、マンハッタンの一番優雅なビルの最上階に上がった。
 
 そこにいたのは、本物のエクスカリバーを鞘に納め御守りの玉座から立てて、腰を掛けてるジャックの姿だが、何かとても脅えていそうだった。
 僕は「ジャックカイザー皇帝どうなされましたか」と聞くと
 カイザーは「おまえ、おまえに譲った、ロザリックの懐中時計を返してくれ」
 そう言ったカイザーに「このような盛大な式典の中、世間に脅えるのも無理がないが、この時計をあなたに渡してところで扱えるようなものではありません」
 するとジャックが怒ったように「いいからかえせ」
 っく、黒い影のアースエクスマキナの亡霊を寄せている、やはりジャックは力に好いすぎたか、
 そう思い僕は「わかったよ」といって、その懐中時計を差し出すと、彼は鷲掴みにその時計を奪い、「ハハハ、守ってくれ、愚かな群衆どもから不敬なものは死罪に等しい」
 これを見た僕は、ッチ、世話のやける皇帝さまのことだ思いトートの杖に、鷲の亡霊を宿らせ、ジャックを押さえこもうとした。

 ジャックはかまいたちのように、黒い影のエクスマーを僕に寄りつかせ、首を取ろうとしてきた、僕はやはり、ジャックはジャックだな乱雑に見えて空間のP(陽)とN(陰)の折りたたみが容易だ、彼がうっそうと恐怖で支配してるなか、僕は
 「ソルヴエトコーグラ」と軽く唱え、彼のアナハータチャクラの通りを鷲掴みにして彼を気絶させた、そして僕は内線を使って
 「ジャック皇帝さまは体調を崩してお倒れになった」ことをつげると、だれか黒い影がこいつ、シークレットカードの持ち主のような余韻がある。
 そして僕は「おいこの得たい知れない技術であるもの、お前はなんだ」
 するとこの影が「ジャックは愚かだな、いっそ殺してしまわないか、それとも尻に王笏ぶちこんで、恥を晒すか、まぁあの世では屈辱以上の詰めぐが待ってるのはたしかだがな」
 僕は「なにを言っているお前はだれなんだ」
 するとその影は「私はこの宇宙の支配者さ、君たちよりズッと頭がいい、この地球の最高神ハラフホラフ」
 「宇宙の支配者にしては情けがないな」と言うと
 影は笑うように「笑わせるなよ、まったく、この地球のカーストと言うのはおかしなものだ、本当になさけがないのは、このジャックであろう、優秀な兄に比べ知力も武力にも乏しい弟が半世紀前の技術に憑りつかれ、どれだけ犠牲にした、そしてどれだけ不用意に地獄に落とした、こんな魂に蠅一匹の価値もない単純なことに、なぜ群衆は気づかない」
 僕は「まぁよいおめの、時空の繋ぎ目から、英国の亡霊が見える、ウェストミンスター寺院にいるのか」
 影は「なかなか勘がいいな、ウェストミンスター寺院で裁判の時を見せてやる」
 僕は「まぁいい消えろよ」
 そう言ってその亡霊は曳いていった。

 するとジャックは、ある夢を見ていたようだ、
 「お兄さん、お兄さん」
 「どうしたジャック」
 「あの庶民、僕をバカにしたのにどうしてパンをあげてんだ」って怒っていた
 そんなロザリックは、庶民にパンをあげていた、それも高級なロイヤルプレミアムブレッドであった。
 するとロザリックは「いいんだ、ただ彼らは、それなりに理由はある、それに彼らは望んで貧しい家に生まれたわけじゃない」
 ジャック「バカだな兄貴は、あやつらに領土を提供してあげてるのは、僕たちの家庭だぜ、そんな王の為に尽くさない、不敬な庶民には」
 するとロザリック「ははは、まぁ、単純に優しくなれよジャック」
 ジャックは「単純なのは兄貴のほうだろ、俺たちは彼らの暮らしを保証してあげるためにどれだけ、僕らの家庭は血を流してきたと思う」
 するとロザリックは「生まれ柄のことは忘れろ」
 
 そんな昔の、のどかな夢
 
 そして兄貴の声が
「よく孤独に耐えきった、誰も心を許せない王族として、辛かっただろ、ジャック」
  
 それに僕は「ロザリック、ロザリック兄さん、おれ生まれ柄にこだわりすぎたよ」
 
 「あーよく頑張ったジャック」

 ジャックは目を覚まして、
 花畑るちあが「だいじょうぶ、皇帝閣下」
 「あー大丈夫だ」
 するとるちあが、「ロザリックが残したパスカードの、サイコロの弾きようがきわだってきてるの、リミッターもつけられないくらい、シークレットカードがあなたをねらってるは気を付けて」
 そう言われてジャックは
 「兄さん、ここまで僕を守ってくれてたなんて」そう言って彼は枕で涙目を隠した。

 そして花畑るちあは、ジャック皇帝との段取りを終わらせたように、皇帝用豪華客船の特別休養室から出てきた、報道では、ジャック皇帝は公務の緊張と過労により、体調を崩してしまったことになってる、今日の豪華客船のホールで行われる社交界のロイヤルサロンも、クリスチャン佐藤があげることになっている。
 それを思ったとき「おいルチア、公式な祝賀会で日本の佐藤氏が打ち上げさせていいのかよ」
 すると、るちあは「あらジャックさんが佐藤を起用してやってくれと、吐いたのよ」
 それを聞いて僕は「そうか、オレも佐藤さんに久しぶりに会いたいからロイヤルサロンに行ってきていいかな」
 るちあは「だーめ」
 僕は「え、なぜ」
 るちあは「なにか問題起こしたとき、日本NSAの対応が出来てなかったらってなったらまずいでしょ」
 僕は「あーそうだよね」そう思って、僕は彼女とコーヒーを飲んでいた。
 そんななか「なにかロイヤルサロンの王室はすべて強いんだが、ひと際立つやるがいる、捜査の許可をくれ」
 るちあは「気になるならいってきてー、でもちゃんとした調査報告ださないと、減給どころか国際手配されるはよ、なんたって世界中のビッグワードを手中に治める、
王族たちの集まりよ、妙なことしてみなさい、スパイ容疑でつかまっちゃうし、安易に考えないことね」

 ロザリックが開発した時間を操る時計、絶大な力をもっていた、僕はこのみなぎる力をなじませ、その時計には直行次元を作る細工をしてある、まぁいわばパラメータが通常空間より大きく取ることができるのである。
 そのため亡霊を吐いてるのではなくて、亡霊の情報増上させてるのだ。
 この直行時間上はアストラル体は凝固してエーテル体は流速のようにながれる、植物と動物が逆転したようなものか。
 凝固したアストラル体の情報はネフィリムと呼ばれる、巨人の式霊になり歩き回る、ここのロイヤルサロンに集まってる方々は巨大なネフィリム数々生んでいる、それはあらゆる欲望の的を宙に占ってるからだ。
 このなかに奇怪なネフィリムがいた、それはこの世、思考で生まれ持ったとは思えない魂であって、それは白髪ジェントルマンであった。
 僕が「すまないが日本のNSAですあなたはどこの国からこられたのですか」
 すると「プラハじゃよ」
 僕は「なにをなりわいにしてる」
 そのものは「すこし変わった、芸術品を売りつけていてな、せっかく来てみたが、ただ慢心な楽器の音色が聞こえるくらいであきれたよ、それより君いいのもってるじゃないか、ここにいるのも君に会うだけにありうるかもな」

僕があーこの時計のことか、と僕は思った。そして案の定そのジイさん。
 「すまないがこの時計、査定させてくれないだろうか」
 僕があーいいぜ、というように。
 「どうぞ」と渡した。
 するとジイさんが、「これは凄い技術じゃな、これを見れるだけ、ここに来た甲斐があったものだよ」
 そういってるジイさんに僕は
 「それより日本のNSAよりあなたがたにも、あなたは美術商であると存じるが、あなたは誰がパトロンに世界中の美術を集めてる」
 するとジイさんは「なかなか見る目あるがそれは教えられん、私はこんなつまらんサロンにはウンザリだヘリをチャーターして、私にアートコンサルティングを依頼されてる銀行の頭取さんのとこいってあげようかの、いちはやくキテほしいと言われたのだが、こんなつまらんサロンなぞこなかったらよかった、しかし君の時計は一級品だぞ売ってくれるなら、いい値段で買い取ってあげてもいいがの」
 しかし僕は「気をつけろよすでにあなたの亡霊に貧乏神がついてるぜ」
 それを聞いて驚いたように「どうしてわかる、こちらもNSAの秘密でしてね」
 「私が久々にひやひやするは、もう忘れておったわい、わかった頭取との話は無しにしてもらって、あなたの事情を優先させてくれそのかわり、その術、吾にも教えろ」

 そう言われた僕に「ではあなたの名前でも教えてもらおうか」
 すると「NSAの調査官とゆえむやみに、名前を言いたくないものだな、私の名前はエミール・ミラーと言うものだ」
 そして僕はトランシーバーでルチアのとこに繋いで、
 「上官すまないがエミール・ミラーという美術商がいないか調べてくれないか」
 するとそのオジさんが「まったくだここの警備の一員とはいえ、素性をドサクサ探られるなんてな、まったく理不尽なサロンに呼ばれたものだ」
 そうするとルチアが「この乗客のリストにエミール・リガ・ミラーという美術商を招いていたことは、わかったは、効き目がするどく、彼の鑑定書のサインがあるものはどの王族も欲しがるは、彼は是非会いたいと言う、王族関係者が多かったから特別待遇で招いてるのは」
 そう聞いて僕は「どうです、王族たちに資本への目の利き様は」
 するとエミール・ミラーは「まったくダメだ、こんな美術をあけっぴらに自慢するような、連中なぞ、只の気高いお猿さん同然だよ」
 しかし僕は「これは置いといて、しかしミラーお前、何人か殺してるのを見積もっていただろ、そしてこの先にも、わるい貴族をつぶす目的で売りつけてる」
 するとミラーは「私が人を殺すような手を汚すことするわけないだろ、もういい帰らせてもらおう、こんなチンケなサロンはウンザリだ」
 僕は「わかりましたミラーさま、しかしあなた空間に走らせてるN(陰)作用はわかってる、下手にバイアスを掛けないことだな、あまり鼻面を回して遊んでるとあんたに、ワッパを掛けてやるよ」
 するとミラーのジイさんは「日本のNSAは思ったより優秀だな、こんど日本の頭取にも良くなるようになだめて見様かの」
 そう言って彼はデッキのあるヘリポートにヘリを呼んチャーター便で去っていった。

 僕はルチアがいる、日本のNSAようの業務室で
 花畑るちあが「あんたなんてことしてくれたの、あの美術商、是非会いたいって言う、王族さんいっぱい、いたのよの、それなのに怒らせちゃって」
 そう言ってるルチアに僕は報告書を書いていて、「まぁおちつけ、彼には、過去何人か美術品を売りつけて何人か殺してる疑いがある、このNSAは情報をあつかうエージェントとして、彼のバイアスをある程度、ワッパをかけてやったよ」
 そう言ってるとルチアは「あんたワッパってなに」と聞いてくると。
 「彼への運気に歯止めをかけることさ」そういうと
 花畑るちあは「そういうことね」
 そして僕が「かれが日本の頭取さんにも、ある程度、良くしてあげようか、いってたぜ」
 ルチアは「あの方が日本に来るのめっちゃ怖いじゃない、日本の美術品がツルっぱげにならなかったらいいけど」
 そういってルチアに僕は「それよりジャック様のようすはどうだ」
 ルチアが「ジャック皇帝様はいまだに気が喪失して、状態がよくないわ」
 僕は「ッチ、このロイヤルサロンパーティの夜が明けたら、もうウェストミンスター寺院での歴代の王たちとの決議と言うのに」
 ルチアは「そっとしてあげたら」
 しかし僕は「だめだ、彼はウェストミンスター寺院で、ジャック皇帝の魂が天秤に掛けられる、このままでは皇帝は傀儡にされて地獄まで呪われる」

 僕はジャック皇帝がいる、特別休養室で僕は「ジャック皇帝、せっかくロイヤルサロンにいられるのに、あなたが出席してくれたかたへ、皇帝としての決意を、おお示なされたらどうでしょうか」
 するとジャックは「そうかフシュタさん、しかしもう僕の気は喪失している、オレはこのまま、地獄にいくのだろうか」
 僕は「天も地もあなたの意志次第です、是非志を正しくもってください」
 ジャックは「わたしはおそれていた、そして腐れた魂をひどく嫌った、なにか頼ろうとする、ウジ虫のようなめざとい蠅の魂は、わたしにとって苦痛の何にでもなかった、しかし実際、王権への秩序を与えると思って慢心してるだけの、わたしは傲慢キチなおろかな魂でしかなかったのだ」
 僕が「じゃいまいる、サロンに参加してる群衆も嫌いか」
 ジャックは「好きではない、あんな皇帝の恩恵を得られると思って慢心した、クズみたいな貴族どもに、豪華な食事の上に喋りあって、オレの皇帝としての名義での公式の場であることに、昔のオレだと、そんな奴らに呪いを掛けてた」
 僕は「ジャックさんそれはあなたの不信なこころだ、しかし、こう難しく考えず優しくなれよ」
 するとジャックは「この言葉、ロザリックの兄貴からも聴いたように思える、そうだなありがとう、戸田夫手太日本NSA警備員、君との同行でジャック皇帝からの祝福の言葉として、ロイヤルサロンに参加してくれた方々にジャック皇帝の即位への祝賀会に来てくれた方にあつく感謝を述べまた、また後の私への即位への祝福にお礼を述べたい」
 そう言ってるジャックに僕は「ありがとジャック、きっとみんな喜ぶ」
 ジャックは「あーありがと、日本NSA夫手太警備員、僕はやっと汝への愛をわかったようにおもえる」

新皇帝ジャックカイザーは、シャワーを浴び、ロイヤルサロンのステージに出る用意に、メイドたちによく服装を仕立ててもらっていた、僕は日本NSA警備員だが、後方を付きそうので、その皇帝の威厳を底わないように、それなりの背広を着て仕立ててもらっていた。
 メイドたちは「ジャック皇帝さまって、かっこいいわよね、あなたジャックさまに好まれてるのにどんなご縁があるの」
 それを聞いた僕はああー、たしかにかっこいいわな、そう思い「まぁいろいろ助け合った仲だからな」と返しておいた。
 するとステージの司会が「新皇帝ジャックカイザー様の、体調が回復して、ここに集まってるかたにカイザー様自身の決意を言いたいようです、みなさん盛大によろこびましょう」
 そう言ってる司会にジャックは「ご決意か、盛大、よろこび、すべて夢のようだ、彼らの赤子のような、浮かれようは、ワレにとって、只の腐れ切った王族どもの慢心でしかなく、どれだけ彼らの利権を守るために、人々を地獄に落としたことか、そしてまたこの地獄が己を喰らおうしておるのに」
 こう言ってるジャックに僕は「彼らは、あなたの為に喜んでるのです、粛々とあなたにご決意なされるのは、黒い影の暗殺者だけです、そしてあなたは粛々とした暗部たちに影ながら裏切られそうになったではありませんか、もう日の下にいる闇でかたくなになる必要はありません、日を上に持って、日射の光を望んで黄金の太陽のなか、栄華を極めようじゃありませんか」

 そしてジャックカイザーはステージにあらわれ
 ジャックがステージの前を歩き、僕が後方危険がないか見渡しながら、警備として寄り添っていた。
 無事、演説の台に立ち、来てくれたロイヤルサロンの客人たちに、頭を下げ礼をした、そのときの観客たちの様子は、あの新皇帝の礼儀、心許されたように、心がほぐれたようだ。
 ロイヤルサロンの舞台の上で、演説した。
 「私はここに招待されて、快く来てくれた皆さんの降伏の意志に心から感謝の意を申したい、私はもともと、見苦しい身分だが、皇帝の暗部の組織の中に仕えていたことを、明かそう、そしてどれだけ国と言う組織の存続、そして世の平和が尊いかわかってるように、思い、、、、、」

 僕は空間の正則した空間が歪むのを感じ、「閣下おさがりを」そう言って、僕はその危険が及ばないように閣下を、舞台の演説台のデスクが障壁になるようにかがめさせた。

 そのとき何処からステーキナイフが演説台の上を飛んでいき、一瞬、気が真っ青になった。

 観客側のspがそのナイフを放った場所のの特定に急いでいた。
 僕は「ッチ、なにやってるセキュリティポリスは」
 ジャックは「あいつが放ったナイフに毒を仕込んであったはずだ」
 僕は「どうやって塗ったんだろうな」
 ジャックは「髪のピン止めにわずかに入れてバレないように持ってきたのだろう」
 そう言われ僕が「こんな大勢の観客の中だすぐ見つかる」
 ジャックは「どこに行ったんだ」
 僕は「まだ大勢の観客の中、潜んでいるいるよ、ただのスニーカーだ」
 そして「よし調査してくる」そういって観客のロイヤルサロンの人ゴミの中にまぎれ、空間の気の潜ませよう、奇息に空間を支配してる根源を探り、サッと手首をつかんだ、
 そして悪いがその女性に「悪いが、この客船の取調室に来てもらう」
 しかしその女性が「私に何の疑いがある」と言ってると、やっぱりだ間違いないこの気の潜ませようと冷着な冷めたオーラやはりコイツだな、そして僕が「いいからこい」っと強く言った。

 そして取り調べ室の中で、僕はNSAの情報局の代表としてspといっしょに、コイツの拷問に立ち合わされた。
 そして僕が「はいこの人の名義に不要な点があります、たぶん何処かから招かれたと思います」
 すると取り調べのspは「そうか、ニコル・パレットさん、どうして毒をヘアピンに仕込ませて、皇帝を暗殺しようとした」
 するとニコルが「あなたたちは知らないの、あのジャックはもと暗部って言ってたじゃない、それなのに、ぬくぬくと玉座に座ってるなんて、みんなどうにかしてるは」
 そう言ってるニコルに僕が「もういいじゃないか、取り調べはイギリスに着いたとき、あちらに任せよう、ここで拷問しても、皇帝の側近として身が汚れる」
 そう言ってニコルを牢にぶちこんでおいた。
 そしてまたジャックは自分専用のプライベートルームで、僕に
 「どうだったんだ、情報屋さんとして彼女の身分は」
 「あれだけのスキルを育成してるなんて、これはロザリックの亡霊だよ」
 これを聞いたジャックは荒立てるように「ロザリックとは関係ないだろどう意味だ、おい」
  僕は「あのシークレットカードが関係してくる、そうじゃないと彼女をこのような運命に導けない」
 そう言った僕がジャックに「僕に休養をくれないか、ここに招かれてる客で久々にあいたい人がいるんだ」
 するとジャックが「まってくれ、僕のそばにいてくれないか、ひとりじゃ怖いんだ」
 そう言ってるジャックに「あーじゃウェストミンスター寺院でロザリックを追悼するために、彼が作ったスイスナイフと懐中時計に蜂型偵察機を備えよう、そして日が暮れたとき、ウェストミンスター寺院で裏の儀礼がなされるはずだ」
 するとジャックが「裏の儀礼とはなんだ」
 僕は「シークレットカードの持ち主はこの時を境に、勝負するはずだ」
 彼は「どうしてだ」と叫ぶと。
 僕は「半世紀前の機械仕掛け繋がれた地アースエクスマキナでのコインを弾きたいのさ、僕らもこの秘密のイブニングに火を灯そうぜ」

 皇帝の暗殺未遂があったそんな、なか、ジャック皇帝はウェストミンスター寺院で歴代の王たちとの正式なイギリスでの決議を見せる必要があった。
 その参列に、クリスチャン佐藤も許され呼ばれていた。
 僕はクリスチャン佐藤に王族たちがチェックインするホテルでのホールで合い、
 クリスチャン佐藤は次のセレモニー参列するために軽い食事をハムとパンとチーズそしてスクランブルエッグでとってるところを僕が挨拶がてら話をしていた。
 僕が「昨日の打ち上げお疲れだったな、佐藤伯爵」そう言ってると
 佐藤は「あーおめ、あの客船に乗ってたんだな、おめが、ジャックの最前で警備してるの見たとき目を疑ったよ」
 僕は「あーそれがどうした、それであるものが欲しい」
 佐藤は「なんだ」
 僕は「ロザリックからもらったスイスナイフ肩身離さずもってるだろ」
 すると佐藤は驚いたように「これはいくらなんでも、ロザリックとの肩身だいくらおまえ、だからと言って貸せるものじゃねーぜ」
 僕が「今日のイブニングに秘密のセレモニーがあるんだ」
 佐藤は「どんなのだよ」
 僕が「ロザリックの四つの道具にあらためて霊眼をいれる」
 佐藤は「どうゆうことだ」
 僕は「ロザリックの道具を正式に王帝の道具として認め、王宮の指定資産としてジャック自身署名するのさ皇帝の証の道具として」
 佐藤はこれを聞いて「これも安らかなロザリックのためなら、わかったこれを譲るよ」
 そういってロザリックが開発したスイスナイフを渡された。

 マンハッタンでの戴冠式に、ウェストミンスター寺院での決議式が行われ、盛大な歓声のなか、ジャックは歴代の王たちに、われこそはカイザー皇帝であることを示し、皇帝領の証明書にサインをして、颯爽にあらゆる王族たちを降伏させたのであった。
 そして彼は身をウェストミンスター寺院の地下で隠れ居間がある場所で、
 僕と花畑るちあ、とジャックで暮れの、予兆が走る約束の時を待っていた。
 ロザリックが作った道具で、僕はスイスナイフ、花畑るちあは蜂型偵察機、ジャックは懐中時計を持っていた、そして日が沈んでいき、ウェストミンスター寺院の昼間散々と日の光が照らされ参列にひしめいていた礼拝堂に異様な闇の影の走りようが感じられた。
 ジャックは懐中時計をみようとすると、僕が貸せと、取りあげ、
 「汝よ陽の光、汝の闇を示よ」と吐くと光の波長が長くなったように、あわあわ赤橙色の暖かな光が入りこみ、そしていきなり、宙は闇の静けさを漂った。
 そして僕が「ここはだんだん、闇に落ちていく、昔使われた蝋燭の火を灯すぜ」そういって僕は教会ないの燭台に火を灯していった、ジャックは気が抜けたように闇に染まる礼拝堂に自分の影が長くなりのを感じていた。
 僕は「黒い影がいる隠されたこの寺院の秘密があるようだ語らせよう」そう言って僕はあの懐中時計に時間線アビューズするように仕掛けた。
 ジャックは「なぜこんな懐中時計がこんなポテンシャル持ってるんだ」
 僕は「ジャックわからないのか、この懐中時計、半世紀前コンピュータに繋がれた魔術師たちの脳と繋がってるんだぜ」
 ジャックは「こんな気味わるいことして、何になるって言うんだよ」
 僕は「人体には魂が宿ってる、王族の血を惹いてるなら見えるはず、ネフィリム、もしくはギガンテスを」
 そう僕が言うと王族であるカイザーは気づいたらしく、巨大な亡霊が聖堂内の歩きまわる異様さに惹かれるのを感じた。

 そして地響きの如く亡霊たちを惹き寄せる、魔術師が一枚布で深いフードのように顔を覆った姿で影がゆらめくように立っていた。 
 そして僕「何処から、現れた」と聞くと
 そいつは「わからないのか闇からだよ」
 僕は「どうやら闇の住人らしいな、この化け物め」
 するとそいつは

「私は大君主でも、呼んでくれ、それより、おめ以外、ロザリックの道具をよく知らないようだな
 
 蜂型偵察機は精霊たちとの交信が可能であり、スイスナイフは闇にまぎれ闇の亡霊たちを操ることが可能だ、そしてその懐中時計はアストラル体を凝固させて、ギガンテスの巨人の亡霊を呼び寄せることが可能である」
 
 そして僕が「オムニアヴァー二タース」と唱え、闇に紛れ、そ奴の喉元にナイフをつきつけると
 
 彼はさっと闇にまぎれ瞬間移動した。
 
 「ははは、なかなかやるの」そういって
 僕が「ここに飾ってある十二体のスペルナイトは、十二枚のパスカードの本体だな」
 するとその闇が「その通りだよ、フシュタくん、これらは半世紀前の戦争の遺産だよ、そして半世紀前の戦争を終わらせたのは、私だ」
 
 僕は「そうか」というと

 闇の彼はジャックに「ジャック、君には失望したよ、しかしジャック、お前が幼少のとき、私の存在に気づき、私にひざまづいたことは、正しい選択であった、そうじゃないと世界はいまごろ、皇帝の権威はゆるんでいた

 あーわかるだろ、十二枚のカードに込められてる人工知能は世界中のカネの流れをいっぱつで、割り出すことができる、いまのユニバーシティカレッジの研究機関でもできない、魔法のような支配だよ

 そしてロザリックはリバースエンジニアリングの天才であった、しかしロザリックは神を解析しようとした、この世界をたもってる私に手をだそうとするもの、だからジャックお前に、一族の不敬な者の抹殺を命じたのだよ

 しかしフシュタ、おまえも能力はあるようだが、心身がなってないようだな」
 
 僕は「なにを言う、やはりお前は」
 
 闇は「人には誰にも死期がある、そしていまそこに迫ってるぞ、フシュタくん」
 
 そう言われた「お前の呪文がすべてだと、思うな、そしてお前は、闇そのもの、この地球を黄金に導く太陽ではない、闇は深く闇の底にいろ」
 そう言い捨て、僕は次の呪文を唱える精神集中をした。

そして僕が「ルチア、あの古典カレッジの月の聖人たちの棺たちの魂をこのバンブルビーに宿せるか」
 ルチアは「できることはできるけど、しょせん、脳と生体維持装置の生きたミイラであっても生身の肉であるだけよ」
 僕が「それでもかまわない、早く繋げろ」
 ルチアは「わかったはよ、ロザリックが通ってた古典カレッジの回線なら、このロザリックが作った蜂型偵察機のオプションに入ってるはず」
 そういって彼女は、あのバンブルビーカメラに、月の聖人たちの魂をジャックインさせた。
 そして僕がスイスナイフの刃を出したまま、儀礼に霊眼を宿すように念じると
 その蜂型偵察機ごしに、僕を円形に回り、蜂型偵察機のマイクに話しかけるように、
 「今から、この時間を操る懐中時計にオールドアース、今までの地球の情報を弾き出す、そのときこのリアルアース、重なってこの空間はクロスアースになるはずだ、この瞬間お前たちは魔術師としての力を取り戻すそのとき僕にエンチャントしろ」
 するとバンブルビーのスピーカー越しから「わかったワレワレもこの時が来るのを、待っていたようだ、ワレワレをリバースエンジニアリングしてくれたロザリックのためワレワレは蘇生する」
 だいじょうぶオールドアース自身は、わたしアストラーブハラフホラフ、吾自身
 そう言って、快速に速度が増すかのようにマルチヴァースが飛び数えられない無のゲネシス、乱雑にコンピュータのプロセッサーがいたずらな数字弾くようだが、すべては宇宙の音響に響いていった。
 そして月の聖人たちが「これがクロスアース、全宇宙が集約するようだ」
 そして僕が「月の聖人たち僕の呪文とともに、時空間の通りを僕のアナハータチャクラに落とすそのとき強力なエンチャントをしろ」
 月の聖人たちは「わかっただが君の脳で処理しきれるか、わからな次元の爆弾があることを心得とくんだ」
 そう言ってる月の聖人たちに僕は「シ・ヴィス・パケム・パラベルム」
 そうするとあらゆる月の聖人たちが精霊となって僕のアナハータチャクラに入りまるで、無造作に風がどこまでも吹くような魂の靡きを速やかに感じた。

 すると闇が「なかなか作は練ってるようだが所詮、高価なナイフを持った赤子よ」
 しかし僕は「ジャクタアーレア」と何かを指揮するかのようにスイスナイフの刃で宙を刻むとギガンテスたちが、あの闇の魔術師にマジックキャノンを放った。
 しかし遠くにいた、あの闇の魔術師は近づいただけで、その魔術師は
 「イグニスデュオベルム」と唱え、円形に炎が回り、決闘場ができた。
 そしてあの魔術師は「ハハハ、面白くなってきたの、星の使者アストラーブハラフホラフ」
 僕が「まだお前の名前を聞いてなかった言えよ」
 魔術師は「私はサマエル、裏切り者を殺し、天の秩序を司りし天使だ」
 そういって彼は、腰に秘めていた剣を抜き
 「この剣を見れるとはさいわいじゃな、これはアゾットと呼ばれるパラケルススあつかったけんじゃよ」
 僕が「ふんこれがどうしたと」言うと
 サマエルは「ソルヴ・エト・コーグラ」一気に僕の魂に悲鳴が走った。
 そしてやばいエンチャントがそう思うと。
 僕は「アブラカダブラ」と言い大時空の陰と陽、彼が放つ陽の極力と陰の極力そして陰から陽への茂み、陽から陰への刈こみ1年に12度動き、30年に360度、太陽系を、一周する感覚が鉛のように沈み、そして1年で30度動くように鉛から比重で浮かび上がるような浮かび上がるようなアンチモニーの安価な物質に月の精霊がメッキをされて宿ったように光沢を放ち、火星の精霊サマエルから私を守った、土星と木星が諸刃の盾となり、

空間に「ブーン」とアンチモニーのような鈍い音が響いた

そして空間の霊力は衰え、寂しく老人のようになった、弱い機械かされた人間であるサムエルがまるで魂が抜けたように仰向けに横たわっていた。

 僕はかろうじで、地を立ち、ロザリックのナイフを終い、ポケットにいれた、
 そして僕が「ロザリックは既に知っていたんだ、サマエルが13番目のカードに宿ることを」
 そして僕はとぼとぼ歩き、そのサマエルが宿ってた機械に歩み寄る。
 サマエルは「ハハハ、見事だ、私は神の守護天使として過信してたようだ、だからロザリックはあんな仕掛けをスイスナイフの中に、まったく死んでる、霊体も残るように崇拝も去れていないのに、生身の体をジャックインされた、私にとどめをさすとはな」
 僕は「あー君の負けだ認めてくれ、これで呪いがとける」
 サマエルは「そうだ語らせてくれ、半世紀前の戦争はルドルフ側、カイザー側にも、私の資金をバラまき、意図的に起こさせた戦争にすぎない、それは私が世界の金融を動かすような、都合のいいルールを作るため、いままで規制をかかっていた、人工知能、ニューラルリンク、クローン技術、知能増強、遺伝子組み換え、またあらゆる人体実験優生学」
 それを聞いてる僕に「やめろ言葉詰めの人の買い被りようは、このゲームに落とされなかったらただのクレイジーなチートに過ぎない」
 サマエルは「そうだな私が長年積み上げてきた呪い、それが君たちの若い意志で壊されるんだ」
 そしてサマエル「ロザリックの亡霊、唯物主義者に近い私が、彼の遺していったものにやられる、私の知識はあまかった、そしてきっとロザリックは星になってるかもな」
 僕が「おい君の生体維持装置は限界に来ている大丈夫か」
 サマエルは「ああーもうくいはない、このまま機能停止、で脳死してくれ、こんなわたしが、ウェストミンスター寺院で死を迎えられるこれほど光栄なことはない」

そしてまつりごとのように、盛大なジャック皇帝の即位式のセレモニーは終わり

 僕は秦使神施設会社で僕は東海道の道路や電気配線のインフラ設備の管理を担ってるんだけどさ
 上司が「戸田君」
 僕が「はい」っと応えると
 上司の機拓也(はたたくや)が「きみいつも、ボーっとしてるね、大丈夫なのかい」
 僕は「はっはいいつも通り」
 そして機拓也がこそこそと「聞いてるよ、君じつは、情報屋ってこと」
 それを聞いた僕は「なぜ知ってるんです」
 すると機拓也が「俺はな機榊の息子さんだぜ」
 僕は「いい、そうか」と思い、缶コーヒーを飲んだ。
 そして機拓也が「そうだ、フシュタ、東京の虎ノ門の日本人三族の社交界に誘われてるんだ、そして何故かおまえ、も招待されてる」
 それを聞いて僕は「機拓也さんは神使族のハタ王公爵と繋がりありますもんね」
 そう言った僕に機拓也が「そうだ、そしてな俺はこの社交界で絶対、龍神族の竜乃雫の竜女に絶対会うんだ」
 そう言った拓也に僕は「あーアイツね」と軽く流すと
 拓也は熱くなったように「おめシズク様を知ってるのか、おめ実はシズク狙ってるのかー」
 僕は「いや狙ってるもなにもあれ、オレより格下だし」
 それを聞いた拓也は「おまえー何故、日本人三族の社交界に招かれている、この不敬な奴が」
 僕はNSAのライセンスを見せて「ほらシズクはA級なのにたいし、僕はS級の特別クラスだぜ」
 それを見た「それよりNSAってなんだ」
「国家保安局のことだよ」
 それより拓也は「それよりシズク様は京都王立カレッジで首席クラスでA級なのに、なんでおまえの、ノロマがS級なわけ」
 それを言った拓也に僕は「まぁ実力の違いかなー」って軽く流した。

 その前日、平野武と伊勢の神宮に参拝をしてきた
 そんな宇治山田の空気は澄んでいて、気が澄みずみしかった。
 ここが神宮であって、天照大神を祀った場所である、ここには神々のオーラが漂う、鎌倉時代まで斎宮領がおかれ、大和から遥拝されていた場所、そして古代星空を占い日本の国家を立てた場所である。
 しかし悲しいことに、いまはしずましく、子供たちがイタズラに参拝してるように、つつましい。
 でも感じる、ここが日本の言霊を中心なんだってことが、しかしここの自然霊と同調してしまったものは、
 うとましく気があらくなる、僕はこれに悲しくなり、
 「あー、神様か」っと鎮まった。

 そして僕も日本人三族の社交界にはペアで誘われてから、平野武も呼んで、虎ノ門のパーティーに出席した。
 平野と僕はひたすら、おいしそうな料理をバイキング形式ってたらふく、食べてると。
 
 花畑るちあ、いや竜乃雫が「あーらあなた、らしい、こんな公式の場なのに、食べあさってるなんてね」
 僕は「るちあ、いや、シズクさま何でございましょうか」
 竜乃雫が「別になにもないわよ、それより国際NSAより、明日の便であたしとクリスチャン佐藤とあなたフシュタ君がローマカトリックでの祭儀に呼ばれてるの」
 僕は「どうして呼ばれてる」と問い返すと
 シズクは「ロザリックの道具で悪魔を打ったことで新たな結界を結ぶためよ」

 ローマカトリックである法王が
 「よくサマエルと呼ばれる悪魔を退治してくれたな」
 そう言われた僕に「それのどこが悪いのです」
 法王は「世界の安定がなくなった、わたしとて、気が滅入るよ」
 そして法王は「さぁ君たちがサマエルを打った証、とくにフシュタさん、あなたは特別だ」
 僕は「はい」と聞くと。
 そして法王は「君はこの星の正式な王にならなくてはならない」
 僕はそれを聞いて「これって僕にとって」
 すると法王は「浮かれるでない、君の王の証はロザリックの四つの道具」
 そして法王は「この四つは、懐中時計をジャックカイザーに、スイスナイフをクリスチャン佐藤に、蜂型偵察機を竜乃雫に、そして13枚のパスカードは君が持て」
 それを聞いて僕は「はい」と敬礼した。
 法王は「ではエルサレムの岩のドームにて決意を述べてもらおう」

 僕たちはエルサレムのオールドシティに入り。
 おもわず僕は荘厳だなと、圧倒した
 ジャックも「あーまさか、こんな形でエルサレムに足を踏み入れるとは」
 竜乃雫も「そうねあたしたち、選ばれた四人だもんねー」
 クリスチャン佐藤は「まさかあのフシュタがここまで業を成すとは」
 そして岩のドームにつき。
 僕は「われはここにて第十域星界領域帝星地球の発足を誓い、吾、魔術師ハラフホラフ、地球の君主として、ここに立つ」とアークが置かれていた神聖な岩へ敬礼をした。

その時、魔法の杖と水晶玉をもった僕の鏡写しの亡霊がいるように感じた、これが僕がいつも感じていた、ハラフホラフなのかもしれない。

 そして世界は流れた、あまたの歴史を紡いできた、この地球のクロニクルがひとつ終わり、ワレワレは次の時代へと飛躍するそして、僕はこれから待ち受ける、この地球の宿命を託されたのだ。

THE END

アースエクスマキナ<書き直し>

物語の背景が西暦2102年の22世紀はじめなので

時代の設定はアバウトです、ときどき補正していきます。

アースエクスマキナ<書き直し>

  • 小説
  • 中編
  • SF
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2023-10-22

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著作権法内での利用のみを許可します。

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