ある日

ある日

ある日のことです。

わたしは白いふうせんをもらいました。

ひもの先がわっかになっていて、手にとおせます。

これなら風にとばされることがないです。


空を見ました。

青い青い空でした。

ふうせんがすいこまれそうでした。

もっていかれそうでした。


風がふいたからでした。

すっごくつよく

わたしのふうせんをもっていこうとします。

わたしはわっかをしっかりとにぎります。



空を見ました。

青い青い空でした。

白いくもがひとつありました。

さっきはなかったのに?

ぼーっとしていたら

風がわたしのふうせんをもっていこうとしました。


わたしは


手をパーにしました。


ふうせんはあっというまにとおくとおくに行ってしまいました。

白い点になりました。

ある日もらったふうせんはくもになりました。

今はどこでういてるのかな?

ある日

ある日

短編です。 風船をもった女の子を想像しながら書きました。

  • 小説
  • 掌編
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-01-10

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