架空昭和史「公衆藁人形」
誰かを恨むというのは人間なら誰しもが持つ健全な感情であり、問題はその恨みをきちんと晴らすことができない為に凶悪な事件が起こってしまうことである。そこで日本呪物協会は、呪物も使い方を間違えなければ、社会的に役に立つという考えのもと、気軽にそして適切に恨みを晴らすことのできる公衆藁人形を路上に設置したところ、社会全体の風通しが良くなったと言う。
架空昭和史「公衆藁人形」
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