「雀」
雀はいづこへ行ったろう
あの秋空に溶けてしまったのかしら
それとも落葉になってしまったのかしら
足元でこしょこしょ
空へとひらひら
話すのかしら
翔けるのかしら
土をふみふみ
舞をして
かなりあのように唄ってる
わたくしの眼に雀はいない
寂しい秋の
うつくしい青空よ
どうか鉛に染まらぬように
やさしい土の眠りを
脅かさぬように
「雀」
雀はいづこへ行ったろう
あの秋空に溶けてしまったのかしら
それとも落葉になってしまったのかしら
足元でこしょこしょ
空へとひらひら
話すのかしら
翔けるのかしら
土をふみふみ
舞をして
かなりあのように唄ってる
わたくしの眼に雀はいない
寂しい秋の
うつくしい青空よ
どうか鉛に染まらぬように
やさしい土の眠りを
脅かさぬように
「雀」