梅雨は開けしや/新作短歌
今日ようやく梅雨明け宣言がでました。でも最近の猛暑、夏をのりきれるかなあ・・・。
豪雨なくば梅雨の空もよしやかと
開ければ猛暑どこで生活(くら)さん
影宿り 聞けば同年 お互いに
身を労(いと)えよと言うて別れり
ちびっこと食うアイスクリーム
友達と遊べず母は仕事か 寂しかろ
家流れ 森山燃えて 飢え渇き
戦(いくさ)はつづいて希望はどこに
この暑さ 虫動物に比べれば
人はましだと思うしかなし
カアカアと烏(カラス)も苦し真昼時に
重き自転車押してゆく人
ただ一人 多くの子を抱(かかえ)え生き抜きし母
今なお猛暑をものともせずに
我が身よりも他人を想う優しき心
人よりも我が身を想う捨てられぬ心
そういえばこの頃観てないなあ ほんま観てない
大空に掛かる 七色の虹の架け橋
☆この頃近所の子供たちを、自分の孫のように可愛がって一緒にアイスクリーム食べたりしてます。本当の孫はいつの間にか、もう大学生になっちゃっているもんですから。(いずみ)
梅雨は開けしや/新作短歌