PERSONA ーペルソナー The rainbow creation 紹介編

ベルベットルーム

目を開けると、青い、レコーディングスタジオにいた。
ここに来るのは一週間ぶりか。
アフロディア「YOこそ!ベルベットルームへ!この部屋は夢と現実!精神と物質の狭間の場所!俺の名前はアフロディア!主様から聞いてるぜ?お前の名前は?」
緋色「俺の名前は…紅礼緋色(あかりひいろ)だ。イゴールさんは?」
アフロディア「あいにく、忙しくってよ!変わりに俺が対応することになった。そういやお前、共鳴の説明はまだだったよな?共鳴ってのは、お前がスカウトしたペルソナ2体を一つに合体することだ。そうすることで強いペルソナとまた出会えるんだよ。何、心配するな。合体したからっていなくなるわけじゃねえ。お気にの曲のプレイリストからしばらくなくなった曲だと思っとけ!」
緋色「OK分かった。で、どうすればいい?」
アフロディア「ブーススタジオでペルソナ2体にデュエットしてもらう。習うより慣れろ!2体を選ぶんだ。」
緋色「じゃあ…オバリオンとピクシーで」
ブーススタジオを見ると2体が歌い始める。
すると白い光を発し、そこに現れたのは。
ジャックフロスト「ヨロシクだホー!」
この力、少し寂しく感じるが、新しいペルソナと出会える。
出会いと別れを繰り返す、まるで人生だな。
使いなすしかないか。
緋色「そろそろ行くよ」
アフロディア「またこいよ。」
緋色「ありがとうアフロディア」

ピットファール

時女「大丈夫?疲れてない?」
杏寿時女(あずさときめ)クラスメートだ。
緋色「ああ。心配すんな。」
剣永「テスト引きずってんのか?」
月乃剣永(つきのけんと)こっちもクラスメート。
緋色「ああ…2、3問ボンミス思い出してな。」
ということにしておこう。
二人はベルベットルームへ行けないみたいだ。
ぼーっと突っ立ってるように見えてんのか?
まだ出会って一ヶ月もたっていない。
分からない事だらけ。
混乱するといけないからまだ話さないでおこうか。
さて、俺達は今とあるマンホールの近くにいる。
不気味に赤く光っている場所だ。
俺達は【ピットファール】と呼んでいる。
時女「はあ〜緊張する〜…」
剣永「不気味すぎんだよここのシャドウ…ゴキブリの羽の中に耳があったり…そういや、ヘッドホンつけてるネズミが、少ボスみたいな感じか?」
緋色「ああ、きっと“落とし物“を持っているはずだ。さて、そろそろ行くか。武器は持ったな?」
二人とも頷く。
俺はハンドガン型の銃剣を二丁。
時女「ええ!」
時女は刀。
剣永「いつでもいけるぜ?」
剣永は槍だ。
緋色「気を抜くなよ?行くぞ!」
マンホールの上に立つとゆっくりと身体が飲み込まれていった。

戦闘開始

緋色「皆…静かに…見つけた。」
ヘッドホンをしている人形サイズのネズミがうろちょろしている。
俺達がすべきこと。
まずはヘッドホンを外す。
そして、喋りかける、声を出すだけでいい。
あいつらは廃人化した人のシャドウだ。
呪われた曲でも聴いているのか、わからないが…、声をかける事で俺達の存在を知ってもらう。
失敗すると、相手側がヘッドホンをつけたままの戦闘になり、かなり厄介なことになる。
先手も取られるし、やっぱり戦闘力も上がっている。
緋色「行くぞ。」
この不思議な世界だと身体が軽くなるし、速くなる。
反対にシャドウたちもかなり早い動きをする。
そこにあったドラム缶に隠れ…。
今だ!
壁を走り、上手くシャドウからヘッドホンを外す。
緋色「お前の得意科目はなんだ?」
シャドウ「うわぁ!!!」
シャドウが驚いた声を出す。
戦闘開始だ。
シャドウの口から新しく敵が現れる。
時女「塩じゃね??」
剣永「うーん。胡椒かな?」
中身はわからないが、調味料瓶の形をしている。
緋色「ペルソナ!」
ブチッ!
首にかけられた首輪を引きちぎると、俺の口から青白い炎が漏れ出す。
そこから羽の生えた狼が現れる。
マルコシアス。
俺のペルソナだ。
マルコシアスは羽から衝撃波を出す。
シャドウ「!?」
バキバキ!っと何か割れる音がした。
どうやら弱点をつけたらしい。
時女「よっしゃあ!セッションタイムだぜ!」
セッションっていうのは俺達でいう総攻撃の意味。
時女がセッションセッション言うもんだから定着してしまった。
時女「うおおお!っりゃ!」
シャドウに一斉攻撃。
シャドウ「ギャアアア!」
時女「一生這いつくばってろ!クソ雑魚!(Bring it on!!!)」
シャドウが消滅していく…。
剣永「うまく行ったようだね。」
剣永が落とし物を拾う。
緋色「初恋の人からもらったストラップ…か。皆、今日は早めに切り上げよう。」
テストの疲れが溜まっているし、何せ皆とダラダラ喋りながら何か食べたい。
それに…ここのピットファールは長く居続けると水が溜まっていくのだ。
原因は知っている。
ヘッドホンつけた死神みたいな奴が発生させている。
水で動きは悪くなるし、相手はめちゃくちゃ強い。
言い忘れていたが、先行を上手く取らなくても、シャドウの中身は出てくる。
だが、外見の部分が武器や防具に変わる。
だから先行を取られちゃった、あ〜あ。
何て軽い気持ちでいたら命に関わることになる。
攻撃力も防御力も大分上がって襲ってくるからな。
でも逆にチャンスでもある。
俺たちが持っている武器、防具はそういった強化されたシャドウに勝って貰ったものだ。
わざと暴走させて奪うのもアリだが、強くなるにはそれなりのリスクがいる。
緋色「見つけた。」
出口だ。
マンホールをゆっくりと持ち上げる。
どうやら人はいないようだ。
俺達はゆっくりと外へ出る。
依頼完了。
いやぁ。
やっぱり外の空気は美味いな。

慰労会

焼き肉食べ放題“清水桃太郎”。
緋色「お疲れ!」
剣永「にしても!時女!お前一人で突っ走りすぎだ!」
時女「ご、ごめん…」
この二人、ピットファールに入ると性格が変わる。
剣永「にしてもお前なんにも変わんないよな?」
緋色「今の所はな。」
時女「でも、逆に言えば何にでもなれるってことじゃないかな?ペルソナも一体じゃないでしょ?」
緋色「さあ。どうだろうかな。でも何が変わってもお前らとの縁はかわらないだろ。」
剣永「へっ!当たり前だろ!」
時女「あ!そういえばさ〜ゴールデンウィーク!皆でどっか行かない?」
緋色「そうだな…まだ俺全然分かってないし…」
剣永「そういやよ!面白い科学館があってさ〜!」
俺達は楽しく喋り、肉を食いまくる。
まさか…すべて失った俺が転校して探偵になるなんてな…。
ふとスマホの写真を見る。
死んだ友。
家族。
そして、意識を取り戻していない、真奈(まな)。
小さな島で起こった大きな事件。
朝起きると、俺と真奈以外は全員眠るように死んでいて…。
俺は今、従姉の奏(かなで)さんの家に居候させてもらった。
必ず事件を解決してみせる。
真奈を助ける。
この“名古屋”で。
スマホが一斉になり始める。
探偵事務所からだ。
剣永「お?依頼完了で…一人一万円!?」
時女「依頼主中学生の子だったよね?」
時女「おまけしといてあげるか…一人3000円って事にしとこう。」
“優しさ”と時女と剣永の友情船(フレンドシップ)パラメータが上がった。
更に探偵事務所から依頼が入る。
緋色「ん?名古屋に出没する…喋るたぬき?」
時女「え〜美味しそう〜」
剣永「怖…食うきかよ…」
緋色「丁度いい。名古屋散策しながらこの狸見つけてみようか?」
時女「いいね!」
剣永「決まりだな!」
俺達のゴールデンウィークが始まる…!

PERSONA ーペルソナー The rainbow creation 紹介編

PERSONA ーペルソナー The rainbow creation 紹介編

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • アクション
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2023-06-22

Derivative work
二次創作物であり、原作に関わる一切の権利は原作権利者が所有します。

Derivative work
  1. ベルベットルーム
  2. ピットファール
  3. 戦闘開始
  4. 慰労会