私は愛、ここは陽だまりの彼方

2023.05

5.1
5月になった!
人混みに酔う。昨日の情報量を一夜で処理しきれなかったようで凄く眠たい。

5.2
ベリーのベールをネットで注文した。
すっごく可愛い

どうしてこんなに惹かれるのだろう、好きだから好き

5.3
絵画教室を開く
絵を描いたことがない人が多かったけれど、
個性が満点で素敵だった


5.4
久々にダウンする。腰から下が麻痺している。
厳しいけど、これが毎日だったんだ、と苦しい底のような時期を思い出してる。

5.10

腰から下がまだ感覚が薄い。
御苑で足を何度も揉んだ。閉園間近に足がやっと少し動いてきて、思い切り踊って仰向けになった。

5.12
今日も御苑。鳥を撮ってる人たちが私にカメラを向ける。話しかけられて、どうぞ撮ってください、というと、人が集まってきた。
鳥になった気分。
木から溢れる光に指を伸ばす。

5.15
早起きして永福町のドトールでぼーっとしてた。いつもは西永福から歩くけど、今は永福町から歩いている。これから踊るよ。
雨上がりなのかアスファルトが少し湿っていて、スズメが鳴いているよ。おじいちゃんが、男の子を前に抱え、男の子はぬいぐるみを抱えている。

5.17

陽光


言葉にできないことが多くて、それはなんだかとても良いことな気がした 
最近は言葉にしすぎて全然掬えてない


5.19

今年はじめて鎖骨の下を蚊に喰われた。
ぷっくり腫れてる。まだ赤紫蘇は八百屋にない。

野外プールに仰向けに浮かんで、エメラルドグリーンの空をゆったり横切る巨大な飛行船みたい
あとは小さな蟻になって、たんぽぽを縫うようにしてお散歩したい

静かな海辺で寝そべりたい。足についた砂の数を、日が暮れるまで数えましょう。片脚を浮かすとアフリカの民族音楽が遠くからきこえる。現実的になってゆくわたしに向かって ー 遠い未来のゾウの、気まぐれな祈りが偶然花びらの雨になって降ってくる。ドサドサとヒラヒラと



5-24 一反木綿が空中事故起こしてそうな夜だから、今夜はシルクのベールに包まってみた。

5.27
starting over

ダンス上達したいけれど、それより素敵な踊り子になりたいな
昨日はソロダンスの時に、腰からシャラシャラン音が鳴るような感じがした


5.28
絵を描いてたら、少年たちがやってきて、
何やってんのー?と聞いてきた。
絵描いてるよ!というと、へぇー、スプレーで?
水中でつける筒を口に咥えて、虫取り網を振り翳しているので、泳ぎながら、虫取るの?って聞いたら、そうだよ!泳いでんだよ。
取れた?って聞くと、エイっエイっと素振りし始めた。その一つのアイテムだけで公園が水中に沈んだようにみえた。
いいなぁ、取ったらみせにきて〜
わかった〜と言い、走って去っていった。



5.29 化粧をせずに渋谷に行く。身体に熱がぐるぐるぐる回転している。

5.30
個展搬入次第すぎる

私は愛、ここは陽だまりの彼方

私は愛、ここは陽だまりの彼方

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2023-06-13

Derivative work
二次創作物であり、原作に関わる一切の権利は原作権利者が所有します。

Derivative work