心の声に従え

心の声に従え

宇宙の音を鳴らす為には、人間の強い熱意が必要なのです。
人生で経験して来た、色彩と音と感性の繊細な揺らめきの中に明滅する記憶が、私の深層心理の襞をくすぐる。
人生で感覚して来た色彩のマジックを組み合わせ、手で全く新しい色彩を発色する、豊かな感性に感動します。
脳は宇宙のさざ波で揺らぎ、意識を離れた応答を行い、広大な情報をやりとりしています。
言葉を発すると、全ての現象が現実へと姿を現す。
数える数字によって統一させられる、サイコロの目の偶然が出力する地球上の人間世界。
日によって全く異なる感性の移動で織り成すゲームの目が、深遠な意識の中心で炎を上げて燃える。
人生を作り出す色彩のパターンが、無限の組み合わせで合わさり化学反応し、新色を発色する。
この世に手で触れる物は全て、この手で未来の光にする事ができる。
現実の書く文章にも、過去に経験し感じた筆使いの優雅なさざ波が波打ちスピンする、不可思議な変位現象。
人生に一つ想いを浮かべる色彩、形、音響が発生し、ヒラエルギーの中に創造主の感性が誕生する。
この世界に宿る一つの真実が、無限の記憶の想いから言葉へと変換し、誕生歌を母親が口ずさむ。
世紀に一つの想いが二つになり、細胞分裂し無になり生成し滅する、光の生と死。
朝と夜の繰り返す生死のダイナミズムの中に、運動と休息の生死の超越。
時間を掛けて言葉を編集していく、熱のこもった作業で現れる全ての物事に、感謝し礼拝する。
世界を一つにする一つの言葉で封じこめ、人間の諸動作を解放していく。
人生に起こる心の移り変わりで、楽しい優雅な時間へと変化する。
誕生した受精卵の色彩が分裂を繰り返し、一つの色彩を手で作る形容し難い喜び。
宇宙の夜明けを想像する、記憶の色彩を組み合わせて、キャンバスに丁寧に塗って加工した色彩の模型を形成する。
人生で一つの物を大事に使う事の気持ちよさで、手を使い無限に発色する光の浮遊性は幻の明滅。
人生は生きて来た質と量で決定し、様々な原子が当たり向きが変わりスピードを上げて、創造する究極のゲーム。
世界を構成する人間の記憶が様相を変えて、神経は配列を変えて進行する。
世界は生命のある者の熱意と言葉によって変わっていく。
人間の中の深層心理に宿る、聖なる言葉と現実世界との相互作用に、人智を超えた意思の交換がある。
人間は若い時から現代にいたるまで様々な感触を留め、宇宙の広大さを実感していく。
全ての物の流れは、本人の意思の形成により進行し色付けする。
さあ、全く新しい色彩を、この人間の手により自ら作り出しなさい。
生命の未知の発芽が現実となり、より良い人間生活を実践していく。
この世は神様に奉納する現代物理学の古典。
一度脳の中の大事な記憶の音楽を鳴らし、現実の行動を変えてあげなさい。
心の声に従い実践せよという事です。
心の訴えが全てを解決してくれます。

心の声に従え

心の声に従え

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2023-06-08

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