海が揺らめいて
海が揺らめいて、人生至上最も高貴なワルツを奏でて、世紀のダンスが戯れ始める。
何億光年の光速の知性が、人類で最も初期の言語に反映している。
さざ波が初めてのポエムを優雅に揺らめかし、人間標本を知性の光へと変化させる。
人間が考え出した最も美しい言葉の中に、微かな光を映す。
無から創造された海の粒子がさざめき、カオスが純然と整理される知性体の結晶。
脳の奥深くに潜水した知性の賜物が、メランコリなダンスで踊り戦うのです。
人生を懸けた海の粒子が、全ての知性体を深層から浮遊させた。太古に魂の産声と共に赤ん坊を抱くマリアの救いの手。
初めて誕生した海面に生命を浮かべた。青色の地球に降り立つ知性の粒子達。
海の粒子が向かう彼方の行方を、予測する事は、神の見えざる手を感覚するより難しい。
青色で躍動する水玉の中に、生命の神秘が生まれた。
パスワードを唱え、地上から宙に海水を浮かせるのが人類の歴史的解決なのです。
たった一つの海を創った、この神の手が知性を宿した真理。
人生を賭したオセロの白黒の中に、偉大な無から、ペンによるラインが誕生する。
知性体が誕生する水々しきカオス状態に、原始細胞が人生の優雅な方程式を奏でる。
至上の知的生命体が初めて、地球の青い海を肌で感じて泳ぎ始めた。
青い彼方の無限に続く水の歴史に、全人生経験が無の重力で、声明に溶けていく。
伸びていく和音の指先に、人生で最も甘美な記憶を奏でる海の肌感触。
毎分事に美しく生まれ変わり、パトスの書式が炎で燃え盛る。
この世に隠れた化学反応を呼び起こす、魂の未来への太陽核融合。
広大な海上に無限の太陽を平定し、期する夢人が人生設計をしていく。
この世にクォークとタウをスピンさせた遠心力で、世紀の偉大な海を宙へと浮かせたのです。
最も確かな記憶は、母親に抱かれていた時の記憶。
海の道を開くパスワードは、知性が発芽する時の微かな音色。
海の現象に抱かれた赤ちゃんは、夜空の満天の星々を見つめている。
全ての知的生命体が光を発して、ガスを集め産声を出す、赤ちゃんの小さな星達。
人生の夢が最も先端を走るメロディーによって楽譜になっていく。
初めて恋をした人間の中に、海の恵みがウィットに富んだ分子で跳び翔けていく。
人間羅針盤が宙に、水玉を四方に飛び翔けた対称性粒子の自由気ままさ。
水が自由自在に飛び交い、誕生で世紀の門答を繰り広げ、原子は喜んで跳び周る。
海の存在を喜んで一直線に、原子が光の方向へと進んでいく。
人生を生まれ変わらせるのに、十分なエネルギーを得たのです。
海の新たな結合で、楽器のパステルは無限に発色して、自由自在に新たな世界を作っていきます。
天地を動かすエネルギーを得た海の回転エネルギーが、ピンで救世主を仕留めて、全く新しい位相へとジャンプさせた。
海の形式美で無限の知性を動かした。
砂漠がやがて潤いのある緑に変わったのです。
海が揺らめいて