地球の地層

地球の地層

この世で最上級の思想で期待の新星を作る、乙女のマタイは地層を一つ一つ丹念に削っていく。
穴を掘る動作に、一つの人間を形作る命の情景がまざまざと、地球の温度を暖かくしている。
穴を掘ってどんな意味があるのか聞いてはなりませぬ。
深く深く掘り下げれば、誰も見た事がないゴージャスな発掘物が、目映い人生訓で垂れこめるのを、今か今かと待ち受ける。
命の地層の伝導率が、深層意識だとふくよかに響き渡り、全身全霊で一つの構造物へと結晶化した時、もの凄い実験が天上界の舞台で行われた。
地層の掘削スピード。明らかに次元の異なるマシーンで、全開で攻めて穴を掘る時、命は散開し己のパッションが、地層の誰も見た事の無かった、太古の年代の物質的状況を顕にする。
人間の歴史を語る上で、地層を調査する愛の情熱に、もうすでに人生を語る準備は整い浮遊し始める歴史書。
人間の手で土を触る、ふくよかなロマンの暖かさに、人と人は土に還っていく物質の化身のオデュッセイア。
人間は地上を離れ深く深く潜る時、微かな脳の襞に深き共感スイッチの扉が隠され、強く強く押すと人間の意識は昔の忘れていた己を発見し、本当の私がいた。
人間は今地層のいかつい御姿をまざまざと見つめる時、溢れる血で滴る救世主の模様に、創造主が君臨する。
地層を語る意思の強さに、激しい魂が炸裂し人間が命を語り始める。一つ一つの土の粒がまざまざと我の歴史を表出する。
命がまた生まれ、土は一つから二つへと分裂する時、地球になりたがろうとする自然の回帰があった。
大地の土を手に取ると、宇宙の温度が見え始めた、赤青の交互のパトリオットミサイル。
人類の歴史を感じさせる地層の表情は、己の複製細胞の究極のパラレルワールド。
遠くに行く地球の生まれたばかりの情景に、一つ一つ秘め事を暴いていくその熱情。
生命が一つ一つと掘り出されていく時、その微熱に煙があがったのです。
地層の熱き情熱がひたむきに人生のしわを記す。地球の情景は深遠な己の人生を語り始める。
土は生きて、この世で一番大事な真実を語る、一面野原は喜びに満ち溢れて花が咲き誇る、人力舎が裂ける命。
命の恩人がまた一つ二つと、地上の楽園の土が花を満開させて、命の鼓動をパントマイムで伝導する。
この土は生命を生かし死なし、サイクルの伝導性を高め、神様は一輪の救世主の花を咲かす時、青空へと顔を出しました。
今日は救世主が復活した日だと確認しました。
キリストの血が滴り、地下の奥深くへと流れて行く。命の神書は新鮮な系譜を与え初め、地下のミニチュアコスモスが一斉に咲き誇る。
土が復活したマンネリズムを打破するリズムと波調の反応。盛り上がっていく土から一体の奇蹟のキリストが起き上がる。
土には本命の人生訓が訓示され、生命史の全思想史が生命を躍動させエンジンが駆け上がる。
爆発するガソリンで生命の点火が実践され、土が一斉に燃え上がる。
昨日来た道は人間を生かす本能の言葉の系譜。
人生を語り始める地球の様相は、土を深く潜りダイブする事から始り、救世主の血を発見する事ができた。
その千載一遇のチャンスを与えて頂いた恩に、私は喜々と宇宙の銀河を見つめるのです。
この地層史に全人類を救済する魂の安心があり、生命の言葉をひたすら前向きに語りさえすれば、人間が出来上がっていきます。
地層が何千㎞に渡りせせり立つ、地球の生命を懸けた全人情の結露に、マグマが燃え盛る遠くに、全ての生命の系譜が、神の御言葉を青空に並び掛けるのです。
地球が賛歌を高らかに飛翔し、体力の最上級の炎を燃やし尽くすのです。
地球の歴史が動き始めた全思想史は、本格的に起動スイッチを押して燃え上がるフォーマット。
人生の地層史の中に、キリストの血が浮かび上がる、想像できる可能な限りの情熱に、一つの凝縮した魂が遠くの響きの中に鼓動している。
人間が起き上がる魂の中の本当の魂に出会う。宇宙紀元の創世記に人として、一つの事に理念を集中させていく。
地球の地層に全ての解決が記されています。
宇宙が始めたがっています。
地層が動き始めるこの大事な時空に一つまた一つと本当の御言葉が生まれた。
生まれた時の地層は美しかったのです。

地球の地層

地球の地層

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2023-06-06

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