宇宙エレベーターエンジン
地球上に誰も知らない不可思議な数の羅列に、森羅万象の物質の本質を、私の感覚は手に取るようにわかるのです。
生命の種子は、花を野原一面に無限に咲かす本能の復活。
部品を丁寧に組み合わせ、美しきリズムのわかりやすい変奏で、宇宙の意識は可能な限り、生命運動を謳歌する。魂は漂流して目的地へと到着したのです。
このがっしりとした型位の頼もしさに、建築物は無限の天竺へと続く、ロマンに動機付けられ、宇宙は目映い光を放ち回転し始めるのです。
一つ一つ丁寧に丹念な手作業の地味な仕事の積み重ねが、荘厳にして優雅なブロックを、壮大な血と汗と涙の結晶で感化されていく。
宇宙の一滴の雫が降誕し、その建造物に当たると紫色に変化し輝く、外装AI塗装の真骨頂。
人間工学に基づいた色彩のロマンが熱を与え、各々の強度としなりを持つ、完全な構造物へと変化を遂げる先鋭的エンジン。
羽根を持った素晴らしき驚嘆に値する機能に、挑戦的命題は一つの物質を二つへと増幅し、宇宙の建築物が創造されていく。
性能は全身全霊の本領を発揮し、無尽蔵のエネルギーを回転させて機動させた。
メシアは宇宙の分子構造を誘発し、今決戦の火蓋が切られた時、燃えるマグマが頂点の一つの的に向けて炎を発射する。
凄いエネルギー、人間の情熱の夢を想い描いたパッションで、命を懸けた遊びが転回され、人類史上最も完全な機構が完成した。
エンジンは物凄い馬力を発揮し、底から押し上げる究めて思想され尽くした機能で、文化のレベルを押し上げていた。
創世記の地層の断面を見上げ、太古の年月の視覚化に、全ての時代の思想が言語として、人間の動機付けとして、この今大事に科学技術を磨きあげた。
人間が太古に渡って築き上げた閃きによる思想が、決断と実行により、魅力的なスピードの動きで炸裂して炎を上げるエンジン。
目映い知性を醸し出す頭脳が、最前線の基地でエンジンを創造する時、宇宙が微かに揺れたのです。
現実の空想が真実の傑物となり、鮮烈な頂きで思想は人類史を俯瞰し、進化する技術機構に、神様はそっと生命を与えた。
人間の動きを伝導する生命の大事な言葉が、その優能なマシンにエネルギーを与え動き始める火花。
人間は初めてとてつもない夢を努力で実現したのです。
さあ、炎をふいた究極のエンジンが、天空へと一直線に飛翔する。
輝く虹のラインが青空に写し出された。
最高潮の満行のパワーで、光の波長モノトリアムが変化し、全ての光が完結し宇宙へと還っていく。
究極の救いの時空で、人間の弛まない努力が野原全体に花を咲かせ、情熱の真っ赤な血が飛び散り、生命を全身全霊で浮かして救われる。
罪の情景に、完全な物語は一つ一つ聖女の手で描かれて、人類は未だ手にした事のないパワーが現実化し、宇宙に延びるエレベーターを動かしている。
宇宙エレベーターは奇想天外な知能の変化により、大気圏外へと飛ばす。
炸裂した情のエネルギーで、地球の輪郭が見渡せる高度まで上昇し、傑出した技術で暴れ回る本能の人生は、今初めて傑物として表現された。
宇宙の黒の広大な墨絵で、青い地球の美しき関係性で炎が燃え上がる太陽の均一性が、絶妙なバランスで統一性を持って回転する偉大なる浮遊性。
人間が創ったとは想えない美しき手仕事に燃える技術者は、宇宙エレベーターを重力に反して動かしている。
その反応性に全身が見事な調和で動き始める叙情詩。
全惑星の軌道がわかる、長年の願望が叶い、全ての星々が動き周り生命の系譜が点灯し、暖かい人情の美意識が表現された。
様々な人生経験をさせて頂き、宇宙の様式美が瑞々しく表現される。
人間の情熱と努力で時間を懸けて、生命はエレベーターとして完成し、宇宙は書き換えられたのです。
人間は情熱の溢れんばかりのやる方向をどこへ持っていくのか、人間をまず語らせなければならないのです。
本気で花咲くコスモスは、全身全霊で生命を表現していく。やり場のない怒りを、真実のドラマへと還元させていく。
さあ、エレベーターは大地から宇宙へと向けて昇り初め、全人生を懸けた遊びが始まるのです。
宇宙エレベーターエンジン