神社

石段を登ると、神秘な誰も見た事の無いカタルシスを体感した、立派な筋骨隆々の龍が昇る情景。
ひたむきに祈る巫女の魂の中に、一つの真実が如情で微かに吐露された。
宇宙の色合いを精緻に塗る絵画師が、丹念に感性を刺激する。
階段の闇に浮かび上がる狐の御姿が幻影の中に、一つの言葉を筆記する。
人生に色彩を与えた神様の知識で秘められた花を与えられた。
狐がオーラをまとい、一つの言葉の輪郭に花の甘い情で祈りを捧げる。
情報の無限のパレットを混ぜ合わせ、誰も見た事の無い新色を青空に投げ掛けた。
人生で一番美しい言葉が何なのかが分かり初め、神社の御姿が朝焼けの露の中で、浸る緑の葉陰に知識のお経が鳴り響いた。
世界の闇に狐と踊り戯れ、秘密の花園の中で、一人の生まれたてのあかちゃんが産声を上げている。
意味する所は一筋に天空へと伸びる龍の逞しき肉体美。
星の光が1/fの揺らぎで、祈りの花が念じる知性でぬらりと湿り、生命の伝説を変化させる。
人生の中で一番美しい言葉を持って祭壇を登り、神霊が心身共に脱する小説の色彩の系譜。
神社の主が伝説化した言葉を創造して組み合わせ、全く新しい響きが細胞分裂していた。
光り輝く人生の大道を歩き、雄大な虹の様相を筆で塗り、超越した重力の静寂さに身が沈み湖面が微かに揺れている。
生きてきた色彩の記憶で、生命の余韻を余して湖面に浮かぶ神霊の言葉。
舞いの儀式でさざ波が打ち寄せて、人生の言葉を一つ一つ積み重ね、宇宙の中にあなたが大事にしてきた生命が誕生します。
生命が生まれる直前に、神に捧げる舞いで、宇宙の色模様が散りばめられ天使達が羽ばたいた。
水が音を立てて揺らぎあなたが生まれようとしている。
伝説化した祈りのさざ波が、天から降り注ぎ雨のように薄らいで無くなっていく。
12個のシンメトリな石が配置され輝き放ち、孤高な意思で文字の写経を描く。
天使の羽根が広がり生命の形状模写を行い、ヒラエルギーが爆発する時、光を発する。
不可思議な神社のオーラが未来の光を預言し、確かに今は安心に満ちている。
全人生を懸けて守り抜いた奥の院は芸術の集大成でした。
諸行無常の中に天体の安らかな動きがあり、満ち満ちた言行一致の情の機微。
人生を映し出す灯火のさざ波が、宇宙へと無限に広がる有り難い意識の形状。
人生の道を明るく照らし海の光に揺れるロマン遊覧船。
この世の彼方を遠くに照らす、真命の大事な灯火を法の拠り所として、地球を生き生きと周回してみる。
晴れ渡った色彩のさざ波が打ち寄せ、幸せの白鳥を放り投げて飛び立った。
伝説化した言葉で、人情の機微を深遠に描写してみる。
すると幸福の情が海を赤く染めたのです。
海に一つの船を浮かべて遠くの岸へと無碍に遊びに行きます。
この世を新しく始める準備が整いました。
人間が幸福に酔い知れて絶頂の渦に降誕していく。
無限の色彩が一つ一つ新たな意味を持ち始めた。
この世の筋道が一本の悟りの境地へと、最も高い次元に到達する。
人生を一から始めたいと想いませんか。
人間の修行を積み重ね到達した人生完成のお姿があった。