ミケランジェロ

外界にミケランジェロが描いた最後の審判が世界の中心に座標軸をヒットしました。
この日々の鍛錬した努力を結晶化し、絵描きの集大成として、デッサン能力が凝縮した線の数々。
あまたの経験を積み重ねて記憶の中枢の色合いが、卍の生命に宿っていく。
世界を観察してものの見事に情景を活写する、細部の中の線に神様が宿る時、静寂に天使の翼が伸び初めた。
世界の情景描写の刻明さに、線と線が化学反応して時を一つ一つ刻むのです。
人生の夜明けに、人間の日々のデッサンの積み重ねが、生命の中心で蓮のシンメトリに座標が合わされる。
人間の表情の巧みな描写の喜怒哀楽の雫に、情熱の機微を描写する。
人間が筆を握り、天から授けた手のギフトを自由自在にタッチする。
全く新しい時代の人間の御姿を理想化していく。
この授かった肉体の骨格が露骨に描写され隆起する、身体の肉の躍動感の惚れ惚れさせる天性の線の形状に、一体何処へ行くのでしょう。
光の描写能力の完全模写標本の聖書が、天体の機知に富んで感謝しています。
観察する物体の背景に、人生の視覚細胞の集積回路があり、緻密に色を塗り神の一手が新しい色を発色する。
絵画は日々のデッサンの中で観察能力を上達させ、その奥に隠れた骨格や細胞の血の動きを見つめるのです。
誰も感覚した事のないビジョンを持つ時、誰も発想した事のない絵を描くのです。
この未知なる誰も感覚できない色を見るあなたの眼は天性のギフトです。
探究心の中に熱き理想があり、それを実現しようと懸命になって努力を続ける。
命を懸けて筆で描写していくモノクロの湖面に、最も感化されたさざ波が立ち、一面に爽やかな期待が宿命付けられていく。
微細な色の表情を克明に漏らさず筆記するスタイル。
このスタイルが一点一点精神道場の高まりで、聖なるパイプオルガンを煌煌と響き渡らせる。
優秀な人々に囲まれて勉強するスタイルに、日々魂が突き抜けて物語を描いていく。
本番の為の努力が汗の結晶となり、熱情の限りで筆写していく。
生命を懸けた超自然現象がミクロのレベルで超人化していく。
人間の細胞が躍動する、コミカルな現象で爆発して、原始生命のさざ波を海面に初めて起こしたのです。
辺り一面に露で塗られた宇宙に、記憶の星々が点灯するのです。
その灯りの中で一面のパレットに人間の喜怒哀楽を塗る時、千の情景が魂の故郷となって点描画していく。
人間の感性に訴え掛けるスイッチの価値は、天性の才能ではないか。
超自然な分子の躍動する色細胞が魂の故郷へと還っていく。
この宇宙で唯一の色の分子構造を持ち躍動するエネルギーは、一人でに分化再結合し新たな宇宙を構築していく。
高い目標を掲げ、達成するまで日々コツコツやり続ける天体の無限の輝き。
人間はなぜ描くのでしょう。
この描写能力の限界まで押し進めていく、頭で筆記する分子の超絶技巧に、ヒラエルギーが変化し密度を高め完全標本にしていく。
人間の全てを知り尽くして、人間の世界に全く新しい情景を与える。
細胞の機構を見事に解き明かすロマンの仕業に、天国への光の行き場を見つけたのです。
筆写する素粒子の方向性が、天体模型の回転運動の初期動作に模写された。
克明な分子構造がアルゴリズムの回転に天体化されて、感性のさざ波が一面に露の幻映の中に、ミケランジェロが動き初めました。
超自然な情景が現れて、神様の啓示が我が身に究極の言葉を与える。
この場に限り無い統一を与える現象は、天才の筆写能力によって活写されていく。
絵がまさに生きている。動いている。
宇宙の躍動する魂が活写する天性の人間の御姿。