ウイスキー

人間が作った理想郷とは一体何なのでしょうか。
頭の中で想い描いてきた景色を実現したい欲求は生きる目的なのです。
誰もできない事をしたいという想いが沸き立つ。
この心情は本物の私なのです。
麦畑には無限の生命が育ち、生命が凝縮した一滴に、ウイスキーが生命の化身となるのです。
ウイスキーを初めて作った人間は本当に幸せな神様から愛された天使。
ウイスキーの水面のさざ波を見つめて、奥に宿る天才の計り知れなさで微笑するマリア。
人間を本気にさせてください。
人間の本流の中心に、宇宙の重力子がブレンドされ弾ける魔法の挑戦状で、一つのさざ波が二つへと分岐したのを確認する。
この水は人間の心を酔わせ時間を熟成させ、天使の羽根を大きく広げて新約聖書となったのです。
水の粒子が精密な内なる機械式時計を動かした。人間がずっと待ち望んで来た、満月のささやかな光を投げ掛ける。
一つの歴史の文体がさざ波の中にお祈りしている聖地巡礼の教会で、最も幸せな時間があった。
新約聖書を読む時、受難の歴史をくぐり抜けた、本気の人間の生き様を祝福するウイスキーのテーマがあった。
ウイスキーを初めて飲んだ人間は本当の受難を克己した。太陽の明るい雫がシャワーとなり生きている実感を感じる。
疲れを回復させた、あなたの全思想を懸けて創った知性の芸術。
ウイスキーがこの世で初めて人間を酔わせて、宇宙の外側のオーラを感じさせたのです。
オーラの中に色めいた絵画があり、丁寧に塗り重ねられた重厚な色彩で、天啓を受けて滲みでたウイスキーの原酒が現れる。
神様が愛する宝石を散りばめて作った桜色に、きらきらと人生の生きてきた証が鳴り響く。
何という美しい色彩で合成された水の到達点の究めて深い念力。
想いを熱くし生命を限りなく凝縮させたエスプレッソ。
この世で秘密のヴェールをかぶった生命の水が、純度を高め続けて一点に凝縮していく。
物凄い到達点で、想像を超えた人間味が溢れる慈しみに、涙は一滴の神の水になったのです。
本気の芸の道を究めたあなたの水が到達点を迎えて、頂上に登った。
一つの人情ドラマで誠実に訴える挑戦した男が、最強のウイスキー人生を満天の宇宙に捧げる。
ブレンダーが本気の雫の一滴に、無限の感性を溶かして、いろいろな物語が語られていく。
本格的な上質なる感性が己の分身となり、新しい物語が新しい時間で新宇宙になった。
微細な重力子の微分積分法で超躍し初めた、創世記の生まれたてのウイスキー分子。
分子は生き返り復活して、新しい光を発し、年月の中で熟成され天国へと迎える至福。
その選任された司祭の特権で、究極のウイスキーを飲む時、天は喜びの中で揺れて微睡み溶けて心中する。
幸せの極地で、ウイスキーは人間の感性を動かす事に成功した。
神妙なブレンドを実現した、成分調製の微妙なバランスに、世界の形状があなたの手によって表現されていく。
世界に一つだけの真実があるとするのであれば、ここにウイスキーがある事です。
神妙な佇まいでお告げを行う巫女の御姿を捧げられた、別次元の超越を見た色彩の極み。
この世から別れる状態の心体模型の精霊が、超人的思想の中に、たった一つの人生を完成したウイスキーの一滴があった。
この世の激しい生き様を表現する森羅万象の本当の御姿。
神様が本当の御姿を見せて、人生の到達点を表現する芸術的思想の結実。
人生を本気で生きた。真剣勝負の本気のウイスキーがあった。
燃えている人生のウイスキー。
燃えて燃えて燃えまくったウイスキーの炸裂するパワー。
さあ、人生の中に生きてきた全生命をハイにして、極限に高めた純度の神様の標本があった。
生まれ立ての生命があって、初めて水として沸き立つ。
沸き立つ水を人はウイスキーと呼ぶ。それは神様のとなりで、無限の知性の水となった新約聖書なのです。