市場

町を歩くと、宇宙に漂うてんとう虫の光が、幻想の中枢へと潜っていくのです。
町には様々な人生経験を点灯した情景の人情紙風船が、湯船に浮かぶ月夜の満月の光。
宇宙のオーロラに漂う、人の意思の機微に揺らめく想いの数々。
活気に満ちた人の声の掛け合いに、エネルギーとは言葉の霊気に宿る生命の復活現象、生まれます、人間。
人間として生きていて、なぜこの時間と場所で歩いて景色を見つめるの。
人間が生きて品物を買う喜びに、挑戦的な只では帰らぬ根性があった。
ネオンの輝きの中で、人間として生活してきた一つ一つの苦労と楽しみがあり、それが混ざり合う世界で突き抜けた喜びがあった。
町の人間達は一体何を想い歩き、店頭の商品を観察するのか。
様々なレンガを一つ一つ積み重ねた様式に、色とりどりの神経のさざ波をまた濡らし揺らして、熱い想いの海に身を委ねるのです。
活気が満ちた人間の生き様にその表情を見るだけで感動する。海からオーロラが漂い、七色の万象できちんと整理されていく。
町は人の集合体のエネルギーに満ち溢れ、この時しかない現象の波動で、あなたにメッセージを送るのでしょう。
ファッションが世に主張するアウトローとしての生き様に、とがった若気のパワーを、天へと捧げる。
何色もの色彩が同じ時間に漂い、無限の原子が動きまわる情景の中で、エネルギーは発生している。
ぴょんぴょんと人間の原子の中に誠実な生き様があり、意思が一直線に飛び上がる。
一つの原子の玉が無限の舞いを披露し、五体は不可思議な運動を組成式に筆記し、真実の人間の御姿が表象された。
量子ジャンプが起きて、店員が掛け声を上げて大きな色彩を作り動かそうとしている。
人間にとってお金とは神様なのです。
資本主義のお金の流れに、人間の本能の意思が宿っている。
欲望の彼方でこの手にしたい物に、私の生き様の想いが宿る。
町も人も物も全て意思が動かす、主の原子運動の賜物。
町で動くエネルギーが、凄く高い原子のジャンプで衝動化しているのを感じる。
商品を買った人間の嬉しそうな表情に、全ての原動力が見事に証明されたのです。
海から天へとぴょんと飛び掛ける一線を越えた快感に、己の生き様がこうして証明された。
人生で人間の表情が町の情景に表象されて、ロマンの中心で全てが混ざり合う。
意味が関係し合う人間の感情の動きに、一つのドラマが生成されていく。
あなたの前にいるだけで、市場原理での人間の動きがわかり始める。
高等な動物が脳を使い、町を歩く動きのパターンに、神様の見えざる計らいが大きなキャンパスに描かれていく。
多くの人間が動き、様々な想いで感銘を与え合う不可思議な生命現象。
エネルギーは何処で密度を高め合い、全く誰も知らない心の躍動をふわっと、人生劇場で主役が想うように動いている。
人の世界を作る意思の力点で欲望が動き初め、町を歩いているのです。
なぜ人間が意思を持って歩き、世界を我が物にしようとするのでしょうか。
実現したい目的があるから町を歩きまわり、不思議な踊る気持ちで、元気に欲望を満たして生きている意味を獲得した。
全ての人間が違う動きをして、意思の多種多様な性質をふわっと満たそうとする。
この世界にはエネルギーが必要であり、人間は町で活路を発見したのです。
さあ、暴れ回り宇宙を回転させようとしています。
町にでて生命の意思を見せる、本気の人間のパワーに乾杯。
町での人間の欲望を満たす、生活の復活現象に只ならぬ生きる喜びを感じます。
全ての条件が整い、人間の発生原理が理解できたような気がします。こうしてまた人は町に行き、本当の人生が生まれ変わる為に昇天する。