架空昭和史「念金問題」
対外政策に力を入れすぎた結果、国内政治が疎かになり、国民全体の税負担が大きくなった。特に若者の生活が困窮し、彼らは苦し紛れに、古今東西の魔術妖術に関する物なら何でも手に入れられる“西荻窪まじない通り商店街”へ出向き、独学で念力による貨幣生成方法を編み出した。その貨幣は“念金”と呼ばれ、本物とほとんど見分けがつかなかった為、大量に市場に出回り、ハイパーインフレーションが起こった。
架空昭和史「念金問題」
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