この世の華とは全ての生命と生命体が集うところにして、初めてつまびらかに輝く事に通ずる。

この世の華とは全ての生命と生命体が集うところにして、初めてつまびらかに輝く事に通ずる。


 (続きの前に幾つかのTV番組表と新聞を見たが、時間の都合上一記事だけを貼り付ける。
 USAにしてはかなり真面目な意見なので・・。
 又、其れに対するバイデンの大国への制裁記事が対照的で・・世界はどう動くのか・・結果は二国だけでおさまらない懸念は此の国でも真剣に考えなければならないのかも知れない。
 ついでに、USAとChinaも対立が激しく、NKが折角腹を決め「国際社会に競技で参加を示した」事及び「事前に衛星発射を通告する」が、此の国・SK・USAの余計な干渉により元に戻ってしまったのは残念と言える。全世界を相手にしているような気持ちのキムさんに刺激になる様な反応を示すのは非常識と言える。どうも人類は交渉事が出来なさ過ぎる。それにしても、此の国の報道機関が皆右へ倣えなのに、USA自由主義報道機関は未だ頭脳が健在のようで少し・・本気で平和を望むのであれば、目先の出来事に囚われず、先を見据えて行動する勇気と覚悟が大事なのは言うまでもない。戦争は・・ゲームではなく・・無論、勝ち負けでは無い。此の国は且つて敗戦をし、且つ世界で唯一、人体実験目的の核を落とされた。残念ながら・・人類の最高兵器は未だ「核」である事を忘れないように。負の連鎖が生じれば最悪になる。声援する時期は過ぎ去ったが、次に待っているものは自らが再び敗戦国になる事であり・・自らが戦っているのでも無いのに、わざわざゲーム感覚で人類世界を煽るのは関心をしないが・・。芥川竜之介の名言より【正義は武器に似たものである。武器は金を出しさえすれば、敵にも味方にも買われるであろう。正義も理屈をつけさえすれば、敵にも味方にも買われるものである。】。)



 東京新聞より。

 ウクライナに兵器を供与し続けることが正義なのか 「停戦」を呼びかけた意見広告から考える
2023年6月4日 12時00分
 先月中旬、日本では東京新聞などに、米国ではニューヨーク・タイムズ紙に、ウクライナ戦争の停戦交渉を提唱する大型の意見広告が出された。別々のグループによる呼び掛けだが、共通するのは欧米からの大量の兵器投入による戦闘の激化が世界大戦や核使用につながりかねないという危機感だ。日本での意見広告を取りまとめた和田春樹・東大名誉教授と伊勢崎賢治・東京外大名誉教授に提唱の真意を聞いた。(稲熊均)
◆「戦争をあおるのではなく、停戦のテーブルを」
 意見広告は本紙掲載(先月13日)が先進7カ国(G7)首脳らに、ニューヨーク・タイムズ掲載(同16日)がバイデン大統領らに呼びかけた声明となっている。
 日本の発起人は和田、伊勢崎両氏を含め社会学者の上野千鶴子さん、政治学者の姜尚中さん、作家高村薫さんら32人の有識者。米国はジャック・マトロック元駐ソ連大使、デニス・ライヒ退役陸軍少将といった外交官や軍の元高官ら14人が名を連ねる。
 それぞれの趣旨は—。
【東京新聞での意見広告】
 「今やウクライナ戦争は北大西洋条約機構(NATO)諸国が供与した兵器が戦争の趨勢すうせいを左右するに至り、代理戦争の様相を呈している。おびただしい数の犠牲者を出している戦争が続けば、影響は別の地域にも拡大。核兵器使用の恐れもある。広島でのG7サミットに参加する首脳に求めます。武器を供与し戦争をあおるのではなく、ロシアとウクライナの停戦のテーブルを作ってください」
東京新聞に載った意見広告
東京新聞に載った意見広告

【NYタイムズでの意見広告】
 「戦争の直接の原因はロシアの侵略にある。それでもNATO拡大が(ウクライナの加盟で)ロシア国境にまで及ぶ計画が現実味を帯びてきたことで、ロシアに恐怖を抱かせたことは否定できない。ロシアの指導者は30年間、危惧を発し続けてきた。米国内でもNATO拡大の(ロシアの軍事行動を招く)危険性に警告を発する声もあったが、後戻りできなかった。背景には兵器の売買によって得られる利益もあった」
 「(ウクライナ戦争での)衝撃的な暴力の解決策は、兵器の増強や戦争の継続ではない。軍事的な激化は制御不能になりかねない。人類を危機にさらす前に、戦争を迅速に終わらせるための外交に全力を挙げることをバイデン大統領と議会に求めます」
NYタイムズに載った意見広告 タイトルは「米国は世界の平和のための力であるべき」


◆長引く戦闘で広がってきた危機感
 2本の意見広告が掲載されて約20日たつが、停戦交渉どころか、戦闘はむしろ激化している。広島サミットでも、ウクライナへの軍事支援とロシアへの経済制裁の強化に重点が置かれた。それでも和田、伊勢崎両氏とも、米国でこのような意見広告が出たことに国際社会の停戦機運の大きな変化を感じている。
(左から)伊勢崎賢治・東京外大名誉教授、和田春樹・東大名誉教授


 「昨年5月にも私たちは停戦交渉の開始を国連事務総長に求める書簡を送っている。当時、欧米の有識者にも呼びかけたが、ほとんど応じてもらえなかった。ロシアの非道を許さずウクライナの正義のために軍事支援するというのが民主国家の『正論』で、停戦の呼び掛けはそれに背くものとして受け入れ難かったようだ。今は『正論』にのみ固執することへの危機感も広がっている」(伊勢崎氏)
 「NYタイムズでの声明は元軍人や外交官ら安全保障の専門家の訴えという意味も大きい。この戦争の継続が人類にとって危険という警鐘は多くの市民にも響いている」(和田氏)
◆代理戦争から直接戦争へ 戦術核使用の危機
 現在の戦況は、ウクライナの反転攻勢が間もなく始まると見込まれている。その関連かは不明だが、ウクライナとの国境に近いロシア西部のベルゴロド州で「反プーチン武装勢力」を名乗るグループが破壊活動を散発させている。
 伊勢崎氏は「ドローンによるロシア国内での攻撃も多発している。クレムリンへの攻撃もあった。NYタイムズによると、米国当局者はウクライナが関与していた可能性があるとみている。真偽は不明でも、こうしたロシア国内での攻撃によりプーチン政権が戦術核の使用に踏み切る恐れは否定しきれない」と危惧する。
ウクライナの無人機攻撃後による建物の損傷を修理する作業員=5月30日、ロシアのモスクワで(AP)


 NATO諸国がF16戦闘機をウクライナに供与することについては、ロシアの元軍幹部が「F16がロシア領内を攻撃した場合、(欧州の)戦闘機の基地を攻撃しなければならない。大戦になりかねない」とけん制している。伊勢崎氏は「現在の『代理戦争』に近い状況が、ロシアとNATOの直接の戦争という悪夢に陥る前に停戦を実現しなければならない」と強調する。
 戦況が激化する中で限りなく不可能にも思えるが、伊勢崎氏は国連職員として世界各地で紛争処理の実務に当たってきた経験から、「歩み寄る糸口は探せば必ずある」と考える。
 「ウクライナの穀物輸出を安全に再開させるためにトルコの仲介でロシアと合意した『人道回廊』の措置は部分的な停戦です。双方の譲歩を引き出せるカードを探し、影響を及ぼせる国が仲介することが重要だ」
 ロシアのウクライナ侵攻から間もない昨年3月末には、両国の停戦協議がトルコで開催され、ロシアが占領したクリミアの地位は15年かけ交渉すること、さらには戦闘の続くウクライナ東部についても両国首脳間で協議することなどで大幅に歩み寄ったこともある。停戦への光明がいったんは見えかけていたのだ。
◆問われる米国、そして日本の役割
 ところがほぼ同じ時期、バイデン大統領がワルシャワでの演説で、専制主義との闘いに「全力を尽くす」と強調し、「プーチン氏は権力の座にとどまってはならない」とまで非難した。その後、キーウ近郊ブチャで惨殺された多数の遺体が発見され、ウクライナ側はロシア軍の虐殺と非難。両国の停戦協議は吹き飛んだ。欧米からウクライナへの軍事支援も急増。ゼレンスキー大統領も今ではクリミアも含めてウクライナ領内からのロシアの完全撤退を要求している。
 和田氏は「バイデン演説は大きな影響力を持ちウクライナを強硬にさせただろう。ただ、最近の米国からの情報ではゼレンスキー大統領の要求には米国も距離を置き始めているようだ。かつて朝鮮戦争の停戦協議で米国は韓国の説得に手を焼いたが、今回の戦争も停戦に道を開く上で、米国がウクライナをどう軟化させるのかも焦点になるかもしれない」と分析する。
ウクライナのゼレンスキー大統領(2022年12月撮影)



 伊勢崎氏は一方的に侵攻したロシアの戦争責任を追及するためにも停戦が必要と強調する。「戦争犯罪は国際刑事裁判所など国際司法の場で裁くため、公訴の証拠が必要です。停戦により両軍が撤退しなければ犯罪の証拠を調査できない。ロシアには不利でのみにくい。だからこそ、例えば欧米からのウクライナの兵器供給を停止、あるいは大幅に縮小するとか、大胆な譲歩のカードが必要です」
 そのうえで、こう訴える。「既に中国が停戦を提案している。これにインドはじめ中立の立場を取るグローバルサウスの国々も仲裁に加わることができないか。最も重要なのは米国が停戦にどのような立場を取るかだ。被爆国であり平和憲法をいただく日本には、米国を停戦の仲介者に巻き込む役割を演じてほしい。そうしたかつてない国際的な協調がないと、停戦のテーブルは作れない」
【関連記事】「G7首脳が今こそ停戦仲介を」ロシアのウクライナ侵攻 識者有志がサミット前に訴え
◆デスクメモ
 トルコでの「停戦協議」が行われたのは、ウクライナ侵攻の開始直後。それが実らず、死傷者は増え続け、互いに引くに引けない状況が強まった。憎しみの連鎖は世代を超えて続くだけに、これ以上広げてはならない。「止める」ための提案に、もう一度知恵を絞るべきタイミングだ。 (本)



 ChinaとUSAの言い分は永久に平行線でしかない。Chinaは台湾は自国の民族だと思っており、USAその他が世界警察気取りで・・極東にまで覇権を及ぼそうとしている。
 USAとしては、世界中を自由主義に塗りつぶす事が目的であるのだから、何時まで経っても交わらない二本の線となる。
 肝心な当の台湾の民主党はUSAに救援を求めていて、国内も次第に二分化される恐れもある。
 人類の悪い癖で、今の世代は何事もゲーム感覚なのは仕方が無いとしても、此の国はあくまでも独自路線を歩む責任が且つての世代の国民にはある。
 此処でも、此の国が二分化してしまっている。戦争を知らない者達が、どうして再び戦争の被害者になろうと欲するのかは・・大変疑問に感じる。
 ゲームではない戦争に巻き込まれれば、自衛隊員に限らず国民にも必ず多数の被害者が出る事は間違いがない。
 どうして、自ら消滅を望むのかが全く理解できない・・知識と経験の差なのかも知れない。
 また、政治にも利用されている。一例で、大東亜戦争時の東京大空襲の実態を当時の経験者から体験談として得たのに、東京都はこのデータを公表せず握りつぶしている。
 此れは、政府・USAに対するご機嫌取りなのだろう。
 残念ながら・・その何れも・・国民を危難から救う者では無い事を・・重々承知しておいた方が良い。
 其れとも・・再び、武器を手にし、強者ぶるつもりなのだろうか・・?
「幸福は弱く不幸は強い。志賀直哉」



 其れでは昨晩の続きから始める・・。
 三田綾子が今回は主役でないのは珍しい事だが、文明の住民とし、また、女優として撮影sceneを見ている。
 若井夕子は更なる進化した住民とし、今回は脚本家の立場である尾上雄二に意見を求めた。
「・・脚本ではお神輿の行動は・・どう捉えているの・・?」
「・・戦後70数年が経つが、あのような捕りものは一度でも見た事が無い。自分の高校時代の学友に警視正になった者がいる。彼は、高校時代から柔道部で大学は明治大だが、部下にも尊敬されながら60歳で定年退職をした。彼が現役で現場にいたとすれば、あのような事は起きずこんな事になる。
 体格的にも彼より劣る相手であれば、一人でも十分で足を払い、投げ倒す。仰向けならみぞおちに拳を落とすという合図で、上下に拳を動かし相手の顔色を見る。
 瓦(かわら)十枚割りと同じ様な動きになり、空手の手だが・・大抵の人類なら逃げようとするが、みぞおちに落とされれば、気を失う程の威力がある。
 又、うつ伏せにしておき腕を捻れば相手は動けなくなる。
 上記の何れにせよ、あれだけの人数がいたのだから、一人ではなく更に楽に取り押さえる事が出来た筈。
 あのケースでは目前で起きたのだから、明らかに現行犯逮捕が急務になるが、複数で対処するのであれば、すぐに手錠をかけて問題はない。
 あの行動は、「相手に危害を与えない様に取り計らっている」とみて間違いがない。過剰防衛は成り立たない。
 尤も、今の防衛大臣の父であるハマコウなら、怒りの暴力を振るっていただろう・・すぐ殴られているよ。
 安部君の先例があったのだから、警戒は相当厳重であった筈で、例えばこの様な例になる。
 爆弾らしきものは既に投げられているのだから、後で発表された「果物ナイフも所持していた」の報道も間が抜けている。
 実際の傷害・殺害事件では、果物ナイフが使用される事もあるが、威力はそれ程無い。手にタオルをぐるぐる巻く程度で、刃に触れても対処できる。
 昔、学生相手に出動した機動隊員は身体も大きく、ジュラルミンの盾や長い警棒を持っていたし、催涙銃を法定である45度以上上に向けて撃たずに、水平に撃っていた。
 盾の角で倒れた学生達を突き刺す様にしていた。ところが相手の学生の武器は、機動隊と対峙し距離があれば、火炎瓶を投げたりしたが、後は投石と棒くらいしか無かったのに、その様な対応をした。
 今はガードマンでさえhelmetを着用しフル装備で警棒を持っている。現金輸送が多い場合など。
 そもそも、警察官とは頭を使うよりは身体を使う方が得意の筈で、体育会経験者等も少なくないし、警察官の教育科目中には、剣道か柔道等が必ず義務付けられている。
 制服警官なら拳銃を所持している。此れは、相手が刃物などで襲い掛かって来た場合に止むを得なく使用すれば、過剰防衛にはならないし、仮に撃つとしても、足などを狙う・・ただ、あのケースでは周囲に見物人が多数いたので、拳銃を発砲するには難しいとも言える。
 先日の長野猟銃事件の様に、既に状況が異なれば当然銃を所持して立ち向かうが、あのケースでは油断をして手ぶらで行った為に二名が犠牲になった。」
 同じ法学部卒の綾子が・・。
「ねえ・・逮捕された後の言動にもおかしな事があるのでは?」 
「・・そうだね・・すぐに弁護士を呼んでくれ・・弁護士に話す・・犯罪学上も、通常の犯罪でその言葉が出る事は、暴力犯罪の場合には珍しい事で・・法律に詳しいか・・幇助犯がいたりすればその者からの入知恵とも考えられる。それに付随して安部君のケースでは、殺人であったせいもあるが、警察の取り調べが厳重すぎて、中々弁護士とゆっくり話す事が出来なかった・・のは、警察の仕組みとも言える。
 あのケースでは、相手が口を割り、統一教会の名を出した時点で、本当は弁護士の「接見」~留置場であっても~があっても良い筈で、逆に警察が政府に配慮をしたとなる。人権侵害等不当に通じるが・・そんな事情で弁護団が付いたのでは・・。
 其れに較べれば・・今回はすぐに呼ばれたのが国選弁護人と言い・・刑事事件の手続きにおいて国(裁判所)が選定した弁護士のこと。
 一定の要件を満たす被疑者(容疑者)のところに派遣される。国選弁護人制度は、経済的な貧困などを理由にみずから弁護人を選任できない刑事事件の被疑者・被告人に対して、国が弁護人を選任する制度。
 国選弁護人は、裁判官からの要請をもとに法テラスが指名した弁護士から選ばれる。
 国選弁護人を解任できるのは基本的に国だけであり、解任事由は刑事訴訟法第38条の3第1項で定められている。」
「・・おかしいと言えば・・政府からの指示で・・報道機関に・・報道管制がとられているが・・「動機は聞くな書くな」・・此れも何かの事情があるとしか言いようがなくおかしいわね?一部の事由を除き報道は自由な筈なのに・・?其れにすぐに報道機関のテロップなどで流された・・罪状が威力業務妨害と言うのはピンとこないわね?取り敢えずにしても・・殺人未遂でもいける筈・・さらに重い刑である「爆発物取締罰則」は約140年前の法律・・幾ら重くしたいとしても・・やはり疑問が残るわね・・そこ迄重くする事情がある訳ね?」
「・・言い訳が多い事件と言え・・例えば、「どうして近づけたのか?」「警備に関する問題が山積・・」「10メートルの距離から投げ50秒後に爆発し・・既に本人は車の中に逃げていた」「本人の事情が最も大きな決め手となる・・」のようなものは・・全て裏返せば・・スルスルと紐を解く様に謎が解けていく・・。どうしてかな?」

 【時間】の彼が、三人の頭脳に「会場外から近づく映像から最後まで」を蘇らせ送った事で・・この事件の全容が・・解明された・・。
 人類の盲点は・・如何にも其れらしくする事で・・話題にされる事が多い。


 花街の茶店に顔を出し、新しい友人である【時間】の彼の歓迎会が行われた。
 何時もの様に、アトリエの画伯と大物写真家に文豪達・・其れに芸者達の勢揃い。
 即質問が飛んだ。
「・・明治時代の・・?其れは珍しいね・・我々の時代だ・・」
 そう言って漱石が笑えば、芥川と志賀も頷く。
 歓迎会だけに・・何時も以上に・・茶店の主人が手間を掛けた様で・・其れは素晴らしい季節外れのご馳走ばかりだった。
 芸者の一人からは。
「・・何かTVでやっていたけれど・・はしかに梅毒が増えているという事・・?」
 文豪体も良く知っている病ばかりだ・・。
 要は・・人類は江戸時代以前から変わっていない・・と言うに尽きる・・大流行をした労咳・結核が減ったくらいかもしれない。
 virusは空気・・性病は接触・・後者は余計な事をしなければ絶対に罹らないが、前者は・・風向き次第で・・休みが増えれば連れて増加する・・。
「・・株は幾らになろうと・・私達には関係ないわね?雄二さんの会社から破格の給与が貰えるのだから・・?欲を出す必要が無いから・・」
 別の三次元空間はより一層裕福になっていく・・青い惑星が存在する間だが・・。
「・・ねえ、若し・・そうなったら?」
「大丈夫・・宇宙空間は貴方がたを見捨てはしない・・。其の時には・・ほら、見えるかな?」


 世界の混沌をよそに・・奥座敷の庭に臨めば・・上空の衛星(月)の光に照らされているO型母船の姿が・・珍しく・・皆には見えるAuto all freeにしてあるようで・・宇宙空間をそっくり凝縮したような・・見事な映像が浮かんでいる・・。
 創造生命「彼」からの信号では・・。
「雄二達・・【時間】を止めて貰えば・・楽しい時を満喫できるが・・?私も船を置いたままで・・参加したいが・・?」
 という事で・・母船は月の光や遍く星々の煌めきに浮き出されたまま・・夜空一面に泊められている・・何せ・・大西洋から太平洋迄覆い尽くす程の大きさである・・。
 【彼】も【時間】も・・人類も・・文明も・・ごちゃ混ぜだ・・其れでも誰もがすぐに打ち解け・・賑やかさが一段と輝きに磨きをかけた様に、奥座敷一面に全ての笑顔が共存し、この上なく・・華やかで結構な夕餉であった・・。
 



「自分の弱点をさらけ出さずに人から利益を受けられない。自分の弱点をさらけ出さずに人に利益を与えられない。人間はね、自分が困らない程度内で、なるべく人に親切がしてみたいものだ。夏目漱石」

「最も賢い処世術は、社会的因襲を軽蔑しながら、しかも社会的因襲と矛盾せぬ生活をすることである。 完全に自己を告白することは、何びとにも出来ることではない。同時にまた、自己を告白せずには如何なる表現も出来るものではない。芥川竜之介」

「彼は悲しい時、苦しい時に必ず『あの客』を想(おも)った。それは想うだけで或(ある)慰めになった。金は食っていけさえすればいい程度にとり、喜びを自分の仕事の中に求めるようにすべきだ。志賀直哉」

「仲良きことは楽しき事なり。武者小路実篤」




「by europe123 」
https://youtu.be/TibQnxeGdPc

この世の華とは全ての生命と生命体が集うところにして、初めてつまびらかに輝く事に通ずる。

この世の華とは全ての生命と生命体が集うところにして、初めてつまびらかに輝く事に通ずる。

  • 小説
  • 短編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2023-06-04

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