米仏学者の見解から「ウクライナ戦争の責任はアメリカにある!」と地球防衛軍その他

米仏学者の見解から「ウクライナ戦争の責任はアメリカにある!」と地球防衛軍その他


 アメリカの国際政治学者で元軍人のジョン・ミアシャイマー氏とフランスの歴史学者エマニュエル・トッド氏が「ウクライナ戦争の責任はアメリカにある」と発表。
 筆者の「バイデンが起こさせた戦争だ」という見解と一致する。認識を共有する研究者が現れたのは、実にありがたい。

 いま世の中は、「知性」でものごとを考えることを許さず、「感情」で発信することしか認められない。まるで戦時中、大本営発表に逆らう者は非国民と言わんばかりだ。

 しかし、このようなことをメディアが続けていると、本当に大本営が招いた結果と同じものを日本にもたらす。真に日本国民の為を思い、日本国を憂うならば、勇気を出して、戦争が起きた背景にある真相を直視しなければならない。

 そうしないと、次にやられるのは日本になるからだ。

 トッド氏の主張の概要は以下のようになる。

 ●感情に流される中、勇敢にも真実を語った者がいる。それが元米空軍軍人で、現在シカゴ大学の教授をしている国際政治学者ジョン・ミアシャイマーだ。彼は「いま起きている戦争の責任はアメリカとNATOにある」と主張している。

 ●この戦争は「ロシアとウクライナの戦争」ではなく、「ロシアとアメリカ&NATOの戦争」だ。アメリカは自国民の死者を出さないために、ウクライナ人を「人間の盾」にしている。

 ●プーチンは何度もNATOと話し合いを持とうとしたが、NATOが相手にしなかった。プーチンがこれ以上、領土拡大を目論んでいるとは思えない。ロシアはすでに広大な自国の領土を抱えており、その保全だけで手一杯だ。

 ●バイデン政権のヌーランド国務次官を「断固たるロシア嫌いのネオコン」として特記している(拙著『ウクライナ戦争における中国の対ロシア戦略』の第五章、p.159~p.160にかけて、オバマ政権時代、バイデン元副大統領とヌーランドがどのようにして背後で動いていたかを詳述した)。

 ●アフガニスタン、イラク、シリア、ウクライナと、米国は常に戦争や軍事介入を繰り返してきた。戦争はもはや米国の文化やビジネスの一部になっている(拙著『ウクライナ戦争における中国の対ロシア戦略』の「おわりに」――戦争で得をするのは誰か?に書いた内容と完全に一致する)。

 何というありがたいことだろう。

 日本で筆者1人が主張しても、ただバッシングの対象となるだけで、非常に数少ない知性人しか理解してくれない。

 しかし、こうしてフランスの学者が声を上げてくれると、日本はようやく真実に目覚め始める。月刊誌『文藝春秋』の勇気を讃えたい。

◆米国際政治学者・ミアシャイマー「ウクライナ戦争を起こした責任はアメリカにある!」
 世界には感情を抑えて、知性で真実を訴えていく研究者は、ほかにもいる。トッド氏が事例として挙げているアメリカの元空軍軍人で、今はシカゴ大学の教授として国際政治を研究しているジョン・ミアシャイマー氏が、その一人だ。

 彼は3月3日に「ウクライナ戦争を起こした責任はアメリカとNATOにある」とユーチューブで話している。

 非常にありがたいことに、マキシムという人が日本語の字幕スーパーを付けてくれているので、日本人は容易にミアシャイマー氏の主張を聞くことができる。

 ミアシャイマー氏が言っている内容で筆者が特に興味を持った部分を以下に適宜列挙してみる。

 ●特に昨年(2021年)の夏、ウクライナ軍がドンバス地域のロシア軍に対して無人偵察機を使用したとき、ロシア人を恐怖させました(ユーチューブの経過時間7:40前後)。(これに関しては拙著『ウクライナ戦争における中国の対ロシア戦略』のp.177~p.178で詳述した)。

 ●太平洋戦争の末期1945年初頭に、アメリカが日本本土に侵攻する可能性に直面したとき、何が起こったか、ご存じですか(ユーチューブ経過時間17:29)?硫黄島で起こったこと、そして沖縄で起こったことの後、アメリカが日本本土に侵攻するという作戦は、アメリカ国民をある種の恐怖に陥れました(17:42)。終戦間近の1945年3月10日から、アメリカは日本各地の大都市の無辜の市民に、次々に無差別空襲爆撃を行いました(17:51)。その後、東京に最初に特殊爆弾(焼夷弾)を投下した一夜だけで、なんと、広島(9万人)や長崎(6万人)の犠牲者よりももっと多くの一般市民(10万人)を焼き殺したのです(17:54)。実に計画的かつ意図的に、アメリカは日本の大都市を空襲で焼き払ったのです(18:00)。なぜか?大国日本が脅威を感じているときに、日本の主要な島々に、直接軍事侵攻したくなかったからです(18:04)。

 ●アメリカはウクライナがどうなろうと、それほど気にかけていません(20:34)。アメリカ(バイデン)は、ウクライナのために戦い、兵士を死なせるつもりはないと明言しています(20:39)。アメリカにとっては、今回の戦争が、自国存亡の危機を脅かすものではないので、今回の結果はたいして重要ではないのです(20:43)。しかし、ロシアにとって今回の事態は自国ロシアの存亡の危機であると思っていることは明らかです(20:49)。両者の決意を比べれば、ロシアに圧倒的に強い大義があるのは、自明の理です(20:50)。(筆者注:筆者自身は、この点はミアシャイマー氏と意見を異にする。但し、ミアシャイマー氏が言いたかったのは、前半で繰り返し話しているように、プーチンは何度もNATOの東方拡大を警告し、話し合いを求めたがNATOが無視をして逆の方向に動いたという事実なのだろう。あまりに長いので省略したが、ミアシャイマー氏は、プーチンには切羽詰まって危機感があったと言い、太平洋戦争を例に取ったのは、切羽詰まった危機感を感じたときに何をやるか分からないということのようだ。)

 ●ここで起こったことは、アメリカが、花で飾られた棺へと、ウクライナを誘導していったことだけだと思います(21:30)(これは正に筆者が書き続けてきたことで、拙著『ウクライナ戦争における中国の対ロシア戦略』の第五章で詳細な年表を使いながら解説した内容と一致し、表現は異なるが内容的には2月25日のコラム<バイデンに利用され捨てられたウクライナの悲痛>とも一致する)。

 ●アメリカは棒で熊(ロシア=プーチン)の目を突いたのです(21:58)。当然のことですが、そんなことをされたら、熊はおそらくアメリカのしたことに喜びはしないでしょう。熊はおそらく反撃に出るでしょう(22:12)

                  (ユーチューブからの引用はここまで)

 ミアシャイマーが言うところの、この「棒」は、「アメリカ(特にバイデン)がウクライナにNATO加盟を強く勧めてきたこと」と、「ウクライナを武装化させてきたこと」を指しているが、筆者自身は、加えて最後の一撃は12月7日のバイデンの発言にあると思っている。

 バイデンは、何としても強引にプーチンと電話会談し、会談後の記者会見で、ウクライナで紛争が起きたときに「米軍が介入する可能性は極めて低い」と回答した。

 ミアシャイマー氏が指摘するように、2021年10月26日、ウクライナ軍はドンバス地域にいる親ロシア派軍隊に向けてドローン攻撃をするのだが、10月23日にバイデンがウクライナに対戦車ミサイルシステム(ジャベリン)180基を配備した3日後のことだ。ウクライナはバイデンの「激励」に応えてドローン攻撃をしたものと解釈される。バイデンはウクライナを武装化させて「熊を怒らせる」ことに必死だった。

 これは戦争の第一砲に当たるはずだが、それでもプーチンが動かないので、もう一突きして、「米軍が介入しないので、どうぞ自由にウクライナに軍事侵攻してくれ」と催促したようなものである。

 

◆三者の視点が一致

 トッド氏とミアシャイマー氏の見解と、筆者が『ウクライナ戦争における中国の対ロシア戦略』でアメリカに関して書いた見解は、基本的には一致する。

 トッド氏は歴史学者あるいは人類学者からの立場から分析し、ミアシャイマー氏は元米空軍軍人で現在は国際政治学者の立場から分析している。

 筆者自身は日中戦争と中国の国共内戦(解放戦争)および(避難先の吉林省延吉市で)朝鮮戦争を経験し、実際の戦争経験者として中国問題研究に携わってきた。

 1945年8月、まだ4歳の時に長春に攻め込んできたソ連軍にマンドリン(短機関銃)を突き付けられ、1947年から48年にかけて中国共産党軍によって食糧封鎖を受け、街路のあちこちには餓死体が放置されたままで、それを犬が喰らい、人肉で太った犬を人間が殺して食べる光景の中で生きてきた。そして最後には共産党軍と国民党軍に挟まれた中間地帯に閉じ込められ、餓死体が敷き詰められている、その上で野宿をさせられた。

 あまりの恐怖から、しばらくのあいだ記憶喪失になり、今もあのトラウマをひきずって生きている。

 そういった原体験を通して、骨の髄から戦争を憎み、「如何にして戦争が起き、如何にして戦争が展開されるか」を、全生命を懸けて見てきた。その意味で、原因が何であれ、ロシアの蛮行には耐え難い嫌悪感を覚え、到底許せるものではない。人間のものとも思えないほどの残虐極まりないロシアの狂気は、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を蘇らせ、激しい拒否反応を引き起こす。

 それぞれの立場と斬り込み方は異なるが、三者が少なくとも、「責任はアメリカにある」という同じ結論に達したことは重視したい。

 人類から戦争を無くすためには、私たちは「誰が戦争の本当の原因を作っているか」を正視しなければならない。そうでないと、その災禍は必ず再び日本に降りかかってくる。その思いが伝わることを切に祈る。



遠藤誉
中国問題グローバル研究所所長、筑波大学名誉教授、理学博士


 他にも同人(女性)の著書を見出しのみ挙げる。

「台湾問題で対米追従するな!」 マクロン訪中後の機内取材で。
「スーダン和解はどの国が調停できるのか?」
「台湾有事」はCIAが創り上げたのか?!」
 アヴリル・ヘインズ米国家情報長官(写真:ロイター/アフロ)
 4日、米国家情報長官は台湾有事で世界経済は年間134兆円の打撃を受けると警告した。しかし台湾を自国領土と位置付ける中国には台湾を武力攻撃する理由はない。武力攻撃させるため台湾の独立派を応援しているのは日米ではないのか。

◆台湾有事で年間134兆円の打撃を受けると米国家情報長官
 5月5日、「ワシントン共同」は<台湾有事で130兆円打撃 米長官、半導体生産停止>と報道した。それによれば、アヴリル・ヘインズ米国家情報長官(元CIA副長官)は4日、中国による武力侵攻で世界的なシェアを占める台湾の半導体生産が停止すれば「世界経済は甚大な影響を受ける」と指摘した。最初の数年間は年間6千億~1兆ドル(約80兆~134兆円)以上の打撃となる可能性があると、上院軍事委員会の公聴会で証言したとのこと。

 ヘインズは、台湾は半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)を抱えており「台湾の半導体は世界中のあらゆる電子機器に組み込まれている」と説明し、生産が止まれば米経済への影響は避けられないとしつつ「中国経済が受ける打撃の方が深刻だ」と強調したという。(以上、ワシントン共同の報道から。) 


 他にも続々いろいろな方の著書その他記事が。
「アメリカの戦争責任 戦後最大のタブーに挑む (PHP新書) 新書 – 2015/8/18
竹田 恒泰 (著)」
「アメリカ合衆国の戦争犯罪~(Wikipedia)
「アメリカの民間人殺害はなぜ非難されないのですか?~一般の国民」
「太平洋戦争末期にアメリカ軍は女子供を機銃掃射で殺したりしてたんですか?~知恵袋」其の回答が下記。
「日本が本土の制空権を失うと爆撃機だけでなく艦載機がビュンビュン飛ぶようになりました。私の母も襲われて命からがら助かった口です。米軍機が面白半分に走行中の機関車を機銃掃射している動画もさがせばネット上で観られると思います。湯の花トンネル列車銃撃事件」

あまりにも同じ様な記事が多過ぎるが、ざっとpointのみ拾ってみる。

台湾の住民のアンケート結果。

「◆アメリカは台湾を防衛してくれると信じるか?」 
 に対しては約6割がそうは思わないと答えている。

 ところが・・こんな事も・・。
「◆日本の自衛隊は台湾を守ってくれるか?」
 こうなると・・どうして台湾の為に・・自国民が大量に死ななければならないのか?となり・・実際にChinaと戦うなど・・寧ろ、マクロンや一部欧州のように交易を図るべきなのに・・一体何を考えているのか?という事になる。
 NKからmissileが発射されたくらいでビビっている国民に・・自ら死を選ぶ事が出来ますか?
 その際は、Jアラートなどでは無く、本物のmissileが彼方此方の国から落ちて来るのだから・・子供がいる家庭や高齢者世帯など・・全員即死となるが・・本当に其れを望んでいるのだろうか・・?
 少なくともUSAの基地が存在する以上はどうなろうと保証はされないし、USA本土からのmissileは飛来しても、基地には核missileは存在しないのだから・・要は岸田君は一人で国民全員を見殺しにする・・其の言い訳とし憲法九条を改正し自衛隊明記などとぼけているが・・そんなレベルの問題では無い事が分かる国民はいるのだろうか?
 マクロンは複眼で見る事が出来るから、Franceには攻撃は有り得ない。ハンガリーも同様だが、Germanyの様に此の国と同じくUSAの基地があり、前女性首相の時には真面だったのだが、今度は攻撃をされる。
 憲法改正はしなければ攻撃目標には絶対にならないし、誰一人死を迎える事は無い。
 問題は台湾に係わるかどうかで・・自国民より台湾であれば・・仕方は無い事になる。
 此の国の国民は人が好いので小国びいきを続けてきたが、所詮他国に過ぎず自国迄巻き込むつもりなのかい?(こういうのを同調性が強い人類と言う。心理学で使用する言葉は異なる。~例で言えば、東京オリンピック時に自衛隊のブルーインパルスが色を撒いた時に思わず涙が出た・・とか、皇室を見ると涙が・・かと思えば・・且つてグループサウンズやbeatlesを見て失神をしたというのも・・心理的にほぼ同様の現象となる。一種の村民意識のようなもので、古代からあった。)
 誰が見ても・・自ら自滅に至る軍備増強を進める必要性は・・皆無と言える・・が分からなければやってみて後悔するしか方法は無い。
 
 本日はこんな事を挙げるつもりでは無かったのだが、余りにも多いのでもう少しだけ載せてみる。

「なぜ?アメリカがロシアと戦わない3つの理由~NHKオンライン2022・4月」
「ウクライナ戦争「アメリカが原因作った説」の真相
シカゴ大教授が非難、YouTube再生100万回以上~東洋経済著作権で、この後は時間が無いので略す。
「裕仁さんの敗戦責任を追及しなかったUSA~ノート著」
「USAと大国が戦争をしたら・・」
「・・何方が勝つ・・?」
「今まで世界中で戦って来たUSAがどうして・・?」
「USAは小国戦争を終わらせたくない・・」
 
 G7など片側から見ただけのお粗末に尽き・・何をべちゃろうと・・自由は自由だが・・実効性は全く無い事になる・・。
 まだあるが・・時間が無いので・・。
 まあ、人類なので・・良きに計らえ・・。




 尾上雄二が若井夕子を伴い三田綾子の撮影風景を見に来ている。
 雄二達の別の三次元空間に六本木から撮影所が一部移されて居る。
 時間の都合上・・略す。
 綾子の十八番は時代物であるが・・今回は何とSF?且つて東宝映画で劇場公開した「地球防衛軍」。
 宇津井健が主だった役者だった。
 ゴジラ・モスラ等が知られているが・・それ以前のモノで、名の通り「地球を防衛するというお話」で、ミステリアンという宇宙「人?」が登場し、彼等のモンスターとして「モゲラ」というおかしな名の縫いぐるみ状のモノも登場していた。
 其処で、雄二が脚本を手掛け何十年振りに陽の目を見る事になったのだが、今度は「人」では無い本物が登場する。
 時間が無い・・。
 綾子も夕子も所謂隊員の一人なのだが・・やはり着物で無ければ・・彼等の絶品は窺えないので・・其処は脚本の手抜き。
 プロデューサーから一つ疑問が。
「・・あの・・此れ何か出来過ぎの様な気がするのですが・・まあ、いいか」
 そう思うのも無理は無いのかも知れず・・人類の役者がミステリアンに扮したりしている。
 より真実味を出す為に雄二が脚本通りに少し手を加えた。
 ミステリアン役に小細工を・・。
 彼等の首から上にハットのようなものを・・とはいっても人類には何も分からない。
 実は、首から上の部分に別の空間を創り出す・・ああ、危険性は無い。
 人類では無くなり・・恰も宇宙の文明の様な思考形態に・・。
 脚色で目から仮称~光・量子が出れば・・迫力が窺えるなど・・声は聞こえないからテロップで。
 本人に取れば夢でも見ているが如しで・・役になり切れる。特撮では無く実際に・・予め用意しておいた街や空には戦闘機が・・tankが・・missileが・・勿論音響も破壊されるものも本物。
 実際の街を実害が無いように別空間に配置しただけの事。
 人類はUFOが好きだから、ミステリアンは其れに乗っている。双方の攻撃は凄まじく・・スタッフも大喜び。
 双方の攻撃の応酬で・・被害が出殉職者も・・自衛隊だから・・。役者に異空間に少しだけ寄り道をして貰うだけ・・洗脳などというのは百億年昔の事で・・今時そんな言葉も・・現象も存在しない。。
 実は脚本で言えば・・或る島を奪取するところ迄筋書きは進んでいる。ミステリアンの攻撃はまるで漫画かanimation並みだが・・衛星が落ちて来たり・・恒星の影響で磁気嵐が起きたりで・・防衛軍の衛星も全て破壊される。
 あわや・・壊滅状態か・・?
 勿論青い惑星では現状では最先端の兵器が使用されている・・摸擬的にICBMも登場しているから・・実戦での結果も同等になるのは言うまでもない。
 いよいよ、人類の英雄が登場しなければ・・観客は満足しない。
 さて・・どうなるのか・・?
 というところで・・休憩に・・。
 此れは実際の将来の戦闘を模したもので・・現在の対立を恰も防衛隊とミステリアンとの争いに次元を転嫁したもの。
 これ以上の種明かしは不要だろう・・人類が聡明であるか・・退化し続けるか・・?




 マネージャーの車で花街の茶店に向かう。
 女主人が・・芸者達が笑顔で出迎えた。
 相も変らぬ面々だが、アトリエの大物写真家と同席している画伯が何か言いたげだった。
 奥座敷の長机には、普段滅多にお目に掛れない季節外れのものまで並んでいる。CEO雄二のコンツェルンから何でも手に入れる事が出来る。
 早目に顔を出した衛星に恰もぶる下がっていたかのような紫色の薄闇も・・次第に霞を振りまく様に・・しっとりと・・辺りを時の狭間にいざなっていく。
 時は常に変化するもの・・であれば・・今という刹那を大切にする・・無論のこと・・。
 自然が素地であり・・化粧を必要としないのは・・それ以上無い美の極みと言えるから・・。
「・・手前味噌では無いが・・どうしても芸術・・殊に僕なんかは絵画に魅せられっぱなしでね・・しようも無いと言ってしまえば其れ迄・・しかし、Franceで見られる絵画は素晴らしい・・どうしてParisや南Franceその他に多くの画家が魅せられたんだろう・・」と、綾子と夕子が。
「・・雄二もParisにいたのだから・・」
「そうだな・・Franceは魅力があり過ぎて・・」
 芸者。
「やはり有名な美術館などかしら?」
「・・ミロのビーナス・モナ・リザ・・」
「いや・・実は・・僕はルーブルには行かないんだ。あそこは元は要塞だったところでどちらかというと博物館かな・・え?モナ・リザ?ダビンチは画家というより建築家・・計ったような出来でね・・其れに彫刻は興味が無いし・・オルセーなどが好き・・Hollandのゴッホ美術館は有名だが・・僕は南のKröller Müller Museumしか行かない。夜のカフェテラス・糸杉と星の見える道その他素晴らしいよ。クレラ―ミュラーは最初にゴッホは天才だと言った。ゴッホの森とも言われ、箱根の彫刻の森は此処をmodelにして造られた。兵器の国であるUSAには絵画は期待できず、風景画家で僅かにいるが、フィラデルフィアなども殆どeuropeの絵画を集めただけ・・お国柄がしのばれるでしょ?」
 綾子が。
「二人が学生時代から随分憧れたものよね・・Parisには・・マクロンの複眼はそんな背景から育ったせいなのかも知れないわね・・jokeもキツイ国民性だけれど・・此の国の奥さんに電車の中で出会った時に・・自分の身は自分で守るのだけれど銃社会では無いのがUSAとは相容れないと言っていた・・テロやデモに長期のストライキも少なくないけれど・・やはり芸術の都・・Nazisでさえ無血降伏をしたParisの絵画には手を触れなかったし・・今のParis市長は駄目な類ね・・決め付けが酷すぎるという事は・・芸術など理解できないという事ね・・」 
 画伯。
「・・雄二君・・Zurichの美術館もいいよね?数奇な運命を辿ったルノワールのダンベール嬢セザンヌの赤いチョッキの少年其の他印象派に限らず所蔵作品が多いのも良いな・・」 
 其処で、雄二達がそれらの実物の絵画を皆に見せてあげる事にした。
 奥座敷の夕餉にこれ程の多数且つ美しい絵画が揃うとは・・。
 人類でも気が付けばそれらの美術館で絵画を見ている事に気が付くだろう・・巨大な空間に著名な美術館が並んでいるのだから・・。

 美は生命に・・惜しげも無く・・其の全てを見せてくれるものと言えそうな・・そんな宵・・歪んだ空間もごく自然に奥座敷の風情に溶け込んでいた・・。




「時代の風潮、自分を取り巻く環境、さまざまな価値観、それらを正しく見きわめ、自分の判断で行動できるのは、どこにも属さない「迷子」だけだ。夏目漱石」

「成すことは必ずしも困難ではない。が、欲することは常に困難である。少なくとも成すに足ることを欲するのは。芥川竜之介」

「素人か玄人かは、その仕事に対する作者の打込み方の相違だ。志賀直哉」




「by europe123 ORGBIT」
https://youtu.be/TibQnxeGdPc

米仏学者の見解から「ウクライナ戦争の責任はアメリカにある!」と地球防衛軍その他

米仏学者の見解から「ウクライナ戦争の責任はアメリカにある!」と地球防衛軍その他

  • 小説
  • 短編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2023-05-19

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