尾上雄二の家に幾つもあった勲章、その他今の世代の危険な生態にTV局・新聞社までが受けを。

尾上雄二の家に幾つもあった勲章、その他今の世代の危険な生態にTV局・新聞社までが受けを。

見えない・・。


 尾上雄二の母方の祖父は国家公務員だったそうだが、彼が且つて見た中には旭日勲章その他が幾つかあった様だ。
 戦前48歳で亡くなっただけに其の生前の出来事を話す者は何故か少なく、現在は皆無となったが、少なくとも大臣では無くどうしてなのだろう?という事になる。
 ひょっとしたら戦前は案外乱発していたのかも知れない。尤も祖父の兄弟が麻布富士見町(港区白金)に電車の二駅を繋ぐ御殿を築いたのも関係があるようだ。
 御殿の主「しめちよ」というのも風変わりで、実は雄二は祖父の名さえも聞いたことは無かったと言う。
 勿論、何処の出なのかも不明なのだが、東京市時代の風景についての詳細なる記憶が浮かぶ。
 現代で言う繁華街の池袋駅近は街燈のみで真っ暗、新宿は馬糞が落ちていた。其れに較べ江戸城・江戸の町とほぼ同じ広がりがあり、其れで時代物にも登場する切支丹坂(きりしたんざか~庚申坂(こうしんざか))も頷ける。
 切支丹坂は江戸では小日向になるが、明治の夏目漱石の「坊ちゃん」に登場する清とのやり取りにあるのも小日向の養源寺だが、現在は駒込になる。
 「富士見町」等の名が都心にも多く見られたのは、その名の通り江戸の世には実際に至る所でフジヤマが見えたからで、現在の様な高層ビルなどは全く無かったのだから当然。
 幕府後任の遊郭として吉原があるが、実は江戸に遊廓が誕生したのは1612年(慶長17年)である。
  駿府(今の静岡市)の二丁町遊廓から遊女屋を移して日本橋人形町付近に遊廓がつくられ、これを吉原遊廓と呼んだ。
  吉原遊廓は明暦の大火で焼失。その後浅草山谷付近に仮移転の後、すぐに浅草日本堤付近に移転した。現代と同様に性病である梅毒が流行した事もある。
 粋な小唄の師匠が見られたのは、向島あたりで小唄自体江戸時代に生まれた物で、今の世の退廃とは好対照な風情が彼方此方で見られたのだからおかしなもの。
 


 話を戻す。
 何れにしても、雄二は母の臨終を見届けた後、引越しの際ほぼありとあらゆるものを捨てた。
 其の中に勲章も幾つかあり、桐の箪笥などは五段位のもの以外にもその半分程度のものが幾つかあったそうだ。
 雄二の母はデパートで物を購入する傾向があったそうで、その他にも名称は不明だが高価なものがあり、市役所に連絡し粗大ゴミを取りに来てくれた際、
「・・此れがゴミ・・?」
 と職員が驚いていたそうだ。
 東京都とは全く異なり、静岡市は市民であれば何を処分しようと一切無料で、寧ろ市の焼却場まで、レンタカーの一トントラックや自家用車に満タンにしても十回ほどになった。
 運んでいくと、おじさん達が喜び捨てずに仕分けをしたそうだ。
 其れだけ希少価値であるモノや、未使用の絵画用額縁など、中には懐かしい鶴嘴⛏などもあった様で、捨てずに再利用されたようだ。
 また、「何でも処分屋」のおじさんに連絡をすると、殆どのもを無料で取りに来てくれたが、壊れた洗濯機は二千円支払ったようだ。
 横道に逸れるが、引越し先で新しく洗濯機を購入した後、洗濯機の蓋をしてから洗濯が始まり暫くして後から追加の洗濯物を入れようとしたが、ロックが掛かっていた。
 蓋を開けた際にロック用の部品の接着部分が折れてしまった。メーカーに連絡をしたが新品購入しか手立てはないとの返事。
 購入したばかりであったから雄二がハード樹脂を元の位置に接着させ、その後支障はないようだが、僅か数万円とは言え、物の原理が分かればそんなもの。
 勲章の様にもてはやされるものでも、雄二の様な文明には価値が無いものはゴミであり、新品で十分使用できるものは修理をするというあたりは、人類とは異なった価値観と言えそうだ。



 次。
 昨日のTV番組表で気が付いた事を。
 正に今の世代・・特に若者が好む言葉にTV局まで同類になっている件。
 NHKでは元寇を取りあげたのだが、物書きの観点からすれば鎌倉時代のドラマとして元の立場になり、元の大陸における史実から最終的に此の国に襲来したところ迄を描き、最後に決着をハイライトとする。
 ところが、番組表では「VS・九州決戦・激突」と、正にanimationや漫画同等。更にTV朝日の日曜特番のようだが、Titleが勇ましい。「crossファイアー・二国のすったもんだで、お馴染みワンパターン」。
 これ等から窺えるのは、今の世代はすぐに切れてしまうという事に繋がっている。実際に、先日の例をとると歩道を猛スピードで走って来た自転車の青年と車があわや衝突のscene。
 車は「弁護士だが・・」に対し、「其れがどうした・・?」って、弁護士に喧嘩を売る馬鹿は以前の世代にはいなかった。
 弁護士もレベルがまちまちなのは当然で7割程度はレベルがダウンしている。そんな奴らに喧嘩を売ればとんでもない事になる。
 幸い弁護士雄二は、注意をしたが、逆切れをし車を蹴って逃走した青年を現行犯逮捕し、警察官に「・・一時間程説教をしておいてくれ・・損害は構わない・・時間が無いので・・」で済ませた。
 実はそれに類似したケースが二件あり、何れも警察官に説教をされる羽目になった。
 つまり、今の世代・・殊に若者はそういう事を制御する機能が付いていないから、全てがanimation・漫画の世界から・・現実の世界に入り込んでしまう。
 其処にTV局までが同じ世代なのだから・・けしかけるような事を推奨しているようなもので、白痴化が更に進んで行く事に繋がり、要は、サッカーのサポーターと同様、興奮し騒ぎ出しおさまらなくなるというパターン。
 此れは今更どうしようもなく・・白痴化が次第に犯罪に繋がり、結局ニュースを彩る様な「最近、若年が刑法犯罪を引き起こす傾向」にある。
 少しずれるが、TV局のlevelDownではこんな事も。マイクロソフトのニュースであるMSNニュースは、記事は他社の記事からピックアップするのだが、三分の一くらいは、右翼の記事であったり、広告が右翼のものであったりするので、最近は見た事が無い。
 以前、そういう事が毎日だったから、右翼の名称を覚えてしまった。「D出版」だけでなく他にも幾つも右翼が絡んだものが見られたが、本社はお粗末。
 驚いたのは、東京MXTVの番組表から窺えたのが、此れ。今の世代なら史実を知らないから引っ掛かってしまうのかも知れないが、何処だった忘れたが「真珠湾は嘘だった」「世界の軍事力の・・位は此の国・・」というレベル。
 其れが、MXでは堂々と登場するようだ。右翼の言う事など何をとっても偏っていたり、不実だったりするのだから・・だが、其れを今の世代が放送をし・・世代が見るのであれば・・とんでもない世界が一段と広がっていくことになり・・其れが極まるところ・・岸田君の「狂言襲撃」に集約されるが、この件はMなどの入れ知恵で、その情報が公安TOP迄事前に伝わっていた。
 昔の自民は確かに一段と大掛かりな汚職などを起こしたが、この様な小細工はあまり見られなかった。
 今の世代の滅茶苦茶やり放題には呆れるが、先日の「自衛隊墜落」事故などでは、朝日・読売・産経など大手新聞社を含み、更にはTV局やYahoo!等のnews記事にも登場した。
「・・どうして墜落・・?攻撃をされたのでは・・?少し前にChinaの艦船が大分離れた海域を通過していた。其れとの関連は・・?」
 で、肝心な防衛庁が「・・今のところかなり離れて通過していたので・・その可能性は無いに等しい・・」と報道しているのにも関わらず・・相変わらず・・「・・Chinaの攻撃では・・?」。
 別にChinaを弁護する訳など毛頭ないのだが、余りに発想が貧困すぎ、現実の世界と自分達の空想の世界が入り組んで・・漫画・animation化されてしまっていた。
 せめて・・「宇宙空間からの直接攻撃・・」で無いのは分かっている・・其れ程人類世界の技術力は進んでいない・・だが、其の方がまだまし・・。
 世代が自ら訳が分からなくなっているのだから・・自民政権は次々に・・狂言まがいをつくっては自演するのも当然と言える・・。
 では、目的はと言えば当然ながら「政権支持率up」「最近の投票結果警戒」そして・・次の狙いであるのは「衆院解散総選挙に勝利する事」・・で、本日の自民側の弁では「・・まあ、もう少しだけ待つ・・票が固くないから・・」。
 anachronism・時代錯誤「G7」等も勿論コマーシャリズムに結び付けるのは言うまでも無く、口先で・・幾ら西側諸国が「・・一致団結し・・核廃絶・・」など言おうと・・そう簡単に現国際情勢と言えないのも事実。
 広島の惨状に表向きは遺憾を表しても、核保有国である以上は事態が変われば何とも言えない。其れは此の国にも同じ事が言え、核を持っていないから軍備増強は更に必要・・の論理は矛盾する。要は、真の平和には軍備など程遠い論理。
 昔からこんな言葉がある。
「・・政ごと~政治の意味~には・・【だまし】『あやかし』は付き物」
 では・・自民政権の国民だまし・・其の見分け方は・・。
 事を起こした後・・駄目押しをしてくる・・。一回に留まらず・・同じ様な事態を起こすのが通常と言える。犯罪心理学上も其れに相当。
 政権の最近のものにはこのような事が言える・・が、まさか、襲撃を再度とは・・?
 ところが、そんな事をやったお陰で・・岸田君に死相が浮かんでしまった。其れが何時までに・・は、通常なら二年程度~五年までとなるが・・死相は消える事も無いとは言えず、状況が変わればそういう事もあり得る。
 自民にとっては・・何も知らない国民が存在している間に何が何でも行わなければならず・・究極の目的は「憲法九条改正で、国民投票が必要になる」。
 此れは、自民党の長年の夢であり、そうしたかったのだが・・簡単にできるとは言えなかった。
 以前の記事でも申し上げたように、参考になるのが、「三島由紀夫自衛隊クーデターが・・自決のみで終わってしまった事件」
 実はこの事件でいろいろな考えが錯綜をしている。三島は東京大を出、作家としては一流だった。
 ところが彼は極右翼思想であったから、あのような子供の兵隊ごっこの様な・・盾の会のmilitaryな制服からいって其れが窺えるだろう。
 こういう事。
「三島の夢は・・その当時は世界情勢や此の国の情勢に・・彼は幻滅をしていた。その一例が、当時の首相である佐藤栄作のUSA訪問に反対した全共闘達に対し、警察にとって代わり、あの戦前の「2.26事件~青年将校達のクーデター・・裕仁さんを担ぎ出し軍部にクーデターを起こそうとしたが、裕仁さんは逆に彼等を国賊としたので・・失敗に終わり全滅をした」の様に自衛隊のクーデターを呼びかけたかった・・が、失敗に終わった。
 当時の自衛隊の山本だったかな?一佐が最も三島に近づいていた。何とかして念願の・・。ああ、他にも三島が憂いを感じたことに、「当時のUSAはChinaに近づいていた事」。
 此れはけしからん・・三島は右翼で共産主義も嫌ったのは言うまでもない事。其れだけでなく、その年の前後には「連合赤軍によるよど号ハイジャック事件に、浅間山荘立てこもり事件其の他、東京大安田講堂占拠事件~此の時にははっきりと意思表示をしている。『学生達が屋上から飛び込み自殺をする前に、催涙弾で眠らせてくれ』と。結果、ヘリから催涙類似物を投下したし、当時の常識である水圧が高い放水も・・難なく機動隊が学生達を取り押さえた」一連の嫌な雰囲気に「憂国~この言葉は本になっている」を感じていた。
 台湾には言及しておらず。
 ところが、何時まで経っても自衛隊は動かないし、警察にとって代わり自衛隊が軍隊化する事は無かった。此れは、此の国にとり良かったと言える。
 まあ、今、再び同じ様な事を・・とはいってもそこ迄極端ではないが・・憲法九条に自衛隊の名称を明記させる事・・で、岸田たちが此れを目指している。
 かなり可能性は高い・・というのは・・前段で出て来たように今の世代には・・VS・決戦・crossファイアー・Chinaが?の様な・・自民に都合の良いイメージが付きまとっている。
 其れで、先日のUSAの雑誌の表紙に岸田に少し抑えるように・・というメッセージが送られた・・が、翌日・・いや・・其れで良い方向に向かっている・・と修正をしている。
 何方もUSAの意思であり、USAという国の思想は幾つにも分かれている。民主党のバイデンも弁護士にしては交渉力が無く、余命いくばくも無く息子の件でも突きあげられた。
 ところが、対する共和党が勝てばまだましなのだが、あのトランプでは、此れも史上最低の大統領経験者で、他に候補者を出せない共和党は愚かで、絶好のチャンスに此れでは・・。
 何でも自由主義・・本来は白人至上主義であるが・・当面の敵は共産国と大国で、方角は間違ってはいないが、逆に急激な軍事化に対する此の国の国民の批判が出る事を怖れた~考えようで逆に効果が現れるという事。
 この点は・・若者世代は右に同じで従うかも知れないが・・野党をはじめ慎重派も少なくない・・増してや軍備増強が増税に繋がると反対が80%になっている。其処で何れは増税なのだが、決して踏み切れない理由が今は其処にある。
 ああ、此処で、三島事件・・結局、三島の希望は自衛隊には伝わらず・・当時の政権も其処まで極端では・・?ところが、此れも満更本意というのでもない。
 当時の防衛大臣は後に首相になった中曽根で・・彼だけは歴代の長官とは異なった考え方をしていたが。まあ、其れは何れ・・。
 三島は自衛隊市谷駐屯地で盾の会の森田の介錯で切腹を遂げる筈が・・森田の介錯が下手だったため・・其れでも苦しみながらようやく三島は何とかなった。
 此の時には、既に過の山本一佐も見放し・・私は退役をし・・今は歌を詠む身・・其れ以前にも・・先生と呼ばれていた三島に、先生は文学の道を続けたら如何でしょうか・・?
 ところが、人類は案外集団催眠に掛かり易い面があり、例えば、自決後、都内の高校生が十名ほど次々に後を追い自殺をしている。
 又、映画俳優で有名なヤクザ映画などにも出ている高倉健等も、三島事件の映画をつくろうとUSAに依頼に行くつもりだった。
 ところが、三島の奥さんが頑として譲らず、絶対にお断りします・・で、中止となった。三島の生前には村松英子他の女優達にも共鳴を得ていたが。
 で、此の人今自民党内で意見が割れている「LGBT」の傾向もあった。此処で話は飛ぶが、岸田に対する批判がUSAから出ている内には、この問題もあり、「其れは~LGBT~世界各国で常識になっているもの・・時代を反映していない此の国の姿勢は良くない」との忠告がUSAから飛んでいる。
 其れでも自民・岸田はがむしゃらに「憲法九条改正死守」に突き進んでいる。三島事件は見え見えであったから事なきを得たが、岸田たちの狂言まで行う極端な軍備増大・自衛隊を前面に・は明らかに「危ないデカ」どころでは済まない「危ない馬鹿」。
 その危険性が指摘されるには、こんな事。国民の投票率が非常に悪い。では、国民投票の際も、当票率が低ければ、以前同様自民の圧勝になりかねない。
 そこ迄今の世代の国民に判断力があるのかは難しく、希望が持てない。ただ、雄二達の予見では、岸田は・・本来政治家には向いておらず交渉力にも劣る・・其れをカバーする為に世界各国を訪問し続けたり(元外相だからお手のもの。)・・或る意味能天気になっている・・がむしゃらは・・無器用さ故に猪突猛進に至っている。
 宇宙の闘牛士(笑)として彼に止めを打たなければならない時期に来ている雄二だが、他の生命体を傷つける事は不可。ただ、青い惑星のためではあるが。
 其処で、岸田たちは、いや、増税はしない・・予備費で賄うから大丈夫だよ‥と懐柔作戦を前面に押し出して来たが・・果たして何処まで・・。
 平和を願うのであれば・・絶対に九条改正をすべきでない。此れは宇宙の法則にも通ずると言える。 
 其れに、先を見れば・・此の国が若し戦争に介入すれば再び敗戦に至る事は間違いが無い。其れだから、一時(いっとき)の無駄に過ぎない。
 時間が勿体ないのでお終い。




「私はこの自己本位という言葉を自分の手に握ってから大変強くなりました。彼等何者ぞやと気概が出ました。夏目漱石」

「運命は偶然よりも必然である。運命は性格の中にあるという言葉は決して等閑に生まれたものではない。芥川竜之介」

「人知におもいあがっている人間はいつかそのためむごい罰をこうむる事があるのではなかろうか。志賀直哉」




「by europe123 method」
https://youtu.be/sJ0LmVuvYXw
 
 

尾上雄二の家に幾つもあった勲章、その他今の世代の危険な生態にTV局・新聞社までが受けを。

見える・・。

尾上雄二の家に幾つもあった勲章、その他今の世代の危険な生態にTV局・新聞社までが受けを。

見えるが・・? 見えない人類・・。 見えたら・・大変・・。 見るのは・・猥褻・・。 見ても・・お脳は・・識別・・?

  • 小説
  • 短編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2023-05-15

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted