結衣の日記

初めて書いた小説です!!
よかったら感想ください


どうしてあの子がいないの?
どうしてあの子が先に行かなきゃいけないの?
なんで?どうして?


3日前、娘の結衣が天国にたびだった
この世に生まれて12年・・・・・
12年しか経ってないのにどうして・・・・
中学生になって毎日毎日

  「学校行くのが楽しい!!」

・・・って言ってたのに
楽しませる事もさせてやれなかった・・・
明るくて誰からも好かれる性格の女の子だった。
ままとぱぱの自慢の娘だったのに・・・
結衣の夢は芸能人になる事だったのに叶えてやる事もしてやれなかった
結衣、結衣・・・
ごめんね。



 結衣の部屋の掃除をしていると、本棚の奥に見たことの無いノートがはさまっていた

「ん?なんだろう・・・」

 手に取ってみてみると”結衣の日記2”と書いてあった
 一番新しい日は【2011年4月25日】
 4月25日は事故にあった前日。結衣は毎日かかさず日記を書いていたんだ
 ”結衣の日記2”って事は”1”もあるのかな?

「あっ、あった。結衣の日記1」

 本と本の間に挟まっていた
 一番最初の日付は【2008年5月17日】結衣が小学4年生の頃から始めてたん だ、知らなかった・・・
 1日も抜けづに書かれている・・・

 結衣の日記には写真も貼られていた。

 ”その日にあった事を忘れないように”
 と書いてあった


 母親の私でも知らない事も書かれてあった
 おばあちゃんにリュックを買ってもらった事や、テストで70点以下の
 点数を取ったことやいろいろとぎっしり書かれてあった

 その次のページをめくってみていくと、すごく反省しないといけない
 ことがあった。それは、結衣が5年生の時にクラスの女子から
 無視されたことだった。
 私はそんな事にも気づかなかった・・・
 結衣は家でいつもニコニコしていてそんな事とは思わなかった
 気づいてあげれていたら・・・
 私が味方になっていたら・・・


 結衣・・・結衣・・・

 
 辛かったね、ほんとがんばったね


 気づいてあげられなくてごめんね・・・




 そして私はその日から自分を責め続けた

 
 ある日、いつものように結衣の写真に話かけていると
 こう聞こえたきがした

 【まま、そんなに自分を責めないで・・・
  私は皆に言わなかったけど、毎日すごく楽しかったよ
  
  まま、大好きだよ】 
 

結衣の日記

結衣の日記

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2011-05-02

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