様々な事柄とどうでも良いものがゲーセブンなら、芸術は爆発だ?東京新聞記事。
フリーダムの歴史。
尾上雄二と若井夕子は三田綾子の連続ドラマの撮影を見に来ている。
始まる前に夕子が、つい先ほど寄ったスーパーで買い物をした際の光景について話を始めた。
雄二と綾子の様にかなり以前に青い惑星に着任をしたのとは異なり、二年程前に訪れた。
彼女は最新型のmodelであり、先の二人よりも頭脳内が多少進化している。とは言っても、彼等の「仮称~創造球体」で創造された「仮称~第三の彼」の様な創造体では無く、れっきとした生命である。
尤も、其の二者を比較する意味も全く無いと言って良い程、或る意味では見分けがつかない。
見分けがつかないからと言い、「彼」の手腕によらなければ、此の実に広大且つ尚も拡がり続けていて「仮称~多層・多次元宇宙空間」を、自由に移動する事は不可能と言える。
ただ、創造されたものは創造したものの頭脳により・・なのだから、不良や犯罪者が創造すればおかしなモノになる。
其れで、人類にはつきものの、様々な諸悪・闘争心の様なものまで恰も遺伝するが如く・・では、何れは人類を消滅させる事に繋がるという事になる。
まあ、それは兎も角、夕子の言わんとするところは特段大した事では無い。
「人類って、他の動物に較べるとやはり、退化した行動が目立つわね?」
「・・うん、まあ、運動能力や五感などは当然ながら動物には敵わない部分もあるだろうね。其れは進化の過程で失われたものなのだから・・其の代わり別の部分が進化してきた・・頭脳とか・・ただ、人類単類として見れば、既に退化が始まっているのも無理は無いね。負荷のようなものが無くなり、凡庸・平和な時代が続き過ぎ・・知恵を絞らなくとも楽が出来るのだから・・逆に文化が文化を劣悪なものにしている・・の様な事なのかな?且つて、消滅していった惑星の中には、この青い惑星とそっくりなものも幾つか見られたが、何れも同じ運命を辿った。感情に溺れず感性を磨けば、代表的なものとし、芸術心(ごころ)のようなものに関心を持つ人類が少なくなったのも、多少は関係があるのかも知れない?」
「スポーツや体育については、能力の差が縮まったのか・・新記録が塗り替えられたり、大リーグなどで活躍したりなどは?」
「・・其れは個人的な能力の問題であったり、西洋人並みの身体になったという事などもあるんだろうね?昔は無かった事とし、少年時代から野球やサッカーを嗜むなどもそういう事に貢献したのでは・・大体が西洋から来たものだから・・其れでも、此の国の野球チームにも相変わらず熱烈なファンがいるというのも面白いね・・普通、僕達なら優れたlevelを見てしまうと、敢えて興味を感じなくなり・・他で何か自己を伸ばせるような全く新しいジャンルを考え付くが?ああ、危ないよぶつかる・・」
「ねえ、店の篭をワゴンに乗せるのはいいんだけれど、ショーケースの前に横に置かれると他の人が覗けないし・・身体がぶつかるとか・・」
「人類の身体の後ろには眼が付いていないし・・そういう意味では五感が退化したのだから・・四つ足動物のようにはいかないが、四つ足でも飼い犬だったりすると、そういう点では鈍くなったりするんじゃないかな?」
「災害の前触れに敏感に反応する等も、どうなのかしら?昔はそう言われたけれど?」
「何れにしても・・鈍くなったと言える・・あ、綾子から連絡・・」
「・・今日は時代物では無く、サスペンス・事件もののようだから・・私は出演しない・・でも、折角来てくれたから一緒に見ていようか?」
という事で・・と思ったのだが、studioにいるのも何だからと・・スタッフ達に・・。
「・・悪いけれど・・花街の茶店で見させて貰うわね?」
其処は大女優の貫禄で・・有無を言わせず・・着物美女二人に巨大コンツェルンのCEO故・・何も問題は無い・・現に雄二のグループが業界の殆ど全てのグループの全資本を持っており、その桁も・・万 億 兆 京 垓 秭 穣 溝 澗 正 載 極 恒河沙 阿僧祇 那由他 不可思議 無量大数・・の最高桁でゼロが68つく。
更に、日銀を遥かに超える紙幣を作っておいたが、雄二・綾子のキャンパスの想い出にと・・次の一万円にとってかわる前に・・と福沢諭吉だらけ・・。
マネージャーの車で茶店迄。
なんということも無く、空間を画面にし撮影風景を映し出すという仕組み。
茶店では主人や芸者達にアトリエ・文豪達も顔を揃えている。
其処で、皆で撮影を見る事にしたのだが・・。
「・・あら?何処かで見た事のある人のようでも・・?」
と芸者の一人が。
「どうやら、何かの集まりのようで、大勢の人が見られ、その真ん中には此の国の政府の議員が何やら演説を始めている。
と、突然、その男が後ろを振り向いたまま、「・・ベノマスク・・」と呟きながら倒れた。
其の映像がすぐに終わると・・再び同じ様な議員が登場した。今度は演説を始める前に・・何かが起きた様で・・人類の集団は大騒ぎになっている。
「・・あら、此れも・・何処かで・・?」
とやはり・・芸者達・・。
staffが大勢の役者に注文を付けている。
その都度・・役者が次々に代わり・・スタッフと会話を・・。
「・・芸術は・・爆発だ・・」
いきなり・・目の玉が飛び出しそうな表情の芸術家の岡本太郎?且つて、大阪万博地に「太陽の塔」を作ったのだが・・訳の分からない男が塔の上にあがり・・占拠されている。
突然画面は変わり・・スタッフが若い男優に・・。
「其れじゃ駄目・・いいかい、演説が始まる前で無ければ・・ベノマスクの様に演説中では逃げ遅れ・・おかしくなるだろう・・?」
言われた通り演技をする役者の手から・・ソーセージが投げられた・・。しかし、既にその場を離れている議員は・・余裕。
緑・黒・黄色・三色に彩られた幕がスルスルと下りて来ると・・。
黒子(くろこ)が・・登場・・。
「・・ええ、此処で簡単に・・子供の応援に駆け付けていた男が今回の主役です・・。そんで・・シナリオでは・・ソーセージが転がり・・ソーセージが食べたい私服の役者達が・・取り合いになり・・結局・・他の者に取られないように・・と、此れを蹴った・・。其れが・・事の発端で・・辺りは大騒ぎになる・・。」
ところが・・黒子の説明では訳が分からんと・・登場したのが・・かの有名な・・田中栄作・・お得意のだみ声で・・。
「・・まあ・・この・・列島改造が・・好景気に繋がったわけだ・・どうも・・今の若者は・・選挙中だからと・・姑息な手段を・・うん?支持率低迷・・?其れはだな・・我々の時代と違い・・実力不足・・まあ、此れで・・同情票で・・支持率は上がるが・・次の「G7~此れはguitarのコードの事で・・下から三番目のフレットを押さえる事を意味し・・ゲーセブンと発音する・・。ああ、発音は吾輩の様に・・正確にな・・其の時には・・ソーセージではなく・・あそこにはボロボロにされた記念館があるだろう・・再びあのような状態に・・いやな・・小菅(こすげ)もあまり居心地は良くない・・まるで・・話題になっている・・フォーリナー虐殺の「入管」のようで・・危うく殺されるところだった・・。まあ・・この・・家族の事は関係無い・・真知子はな・・」
すると・・記者が・・。
「・・真知子さんですね・・其れはもう・・君の名は・・では、佐田警備さんと・・すれ違いすれ違い・・番組が始まると銭湯の女湯には・・誰もいなくなるという・・凄い人気で・・」
「・・其れで・・本日の・・狂言は一体何方が・・仕組んだのでしょうか・・?」
其処に・・いきなり・・よしたよした氏が登場・・。
「・・何を?一部の者達・・あそうのたろう・・次郎?(南極大陸に残された兄弟犬タロとジロと越冬隊員が1年後に再会する実話が元。見たかったら・・多分RentalDVD であるのでは・・。南極物語だったかな?)あ、知らん・・南極越冬隊のワンコで有名だがな・・兎に角・・フリーダム党は「曲学阿世きょくがくあせいの徒」に過ぎず・・あら?・・こりゃ拙い事を言った・・」
「曲学阿世きょくがくあせいの徒」については・・この後の東京新聞の記事に登場するので・・説明を省略・・。
最後に・・演説応援者が顔を出し・・。
「・・暴力反対・・」
其処にstaffから・・。
「・・ああ、そこんところ・・自分で言ったら台無しだよ・・周囲が言わなきゃダメじゃん・・?」
花街の茶店の奥座敷には・・皆の笑顔が見られる・・。
綾子が辞退したのは・・時代ものだというだけではなく・・あまりにも・・愚かな・・阿部・菅・岸田君達・・で。
流石にフリーダムの過去者達は・・?
「・・人の上に人をつくらず・・」此れは・・義塾創始者の言・・。
「人間は角があると世の中を転がって行くのが骨が折れて損だよ。夏目漱石」
「完全に自己を告白することは、何びとにも出来ることではない。同時にまた、自己を告白せずには如何なる表現も出来るものではない。芥川竜之介」
「人知におもいあがっている人間はいつかそのためむごい罰をこうむる事があるのではなかろうか。志賀直哉」
「europe123 monotonous」
https://youtu.be/dugG3yVnaSU
東京新聞記事より
自民党が学術会議の民間化を提案「自分たちで人事を決めたいなら、ご自由に」実は70年前から議論があった。
2023年4月27日 16時00分
「岸田文雄首相が手を付けようとした日本学術会議の会員選考。第三者の関与を盛り込んだ法案提出はひとまず見送られたが、自民党内では不満がくすぶる。彼らが訴えるのが、学術会議の民間化だ。こうした案は昨日今日に突如、浮上したのではない。実に70年の歴史があるのだ。「バカヤロー解散」のころから議論された民間化論。何が問題なのか、改めて考えた。(木原育子、岸本拓也)
◆当時の首相は麻生太郎氏の祖父 「政府批判にむくれる」と報じられる
「自分たちだけで人事を決めたいなら、民間的な組織として自由にしていただく選択肢もある」
政府が法案提出の見送りを決めた翌日の21日。自民党の世耕弘成参院幹事長は会見でそう言ってのけた。3日後には同党のプロジェクトチーム(PT)の会議で「(民間)法人化もやむなし」と飛び出した。
日本学術会議は、国の特別機関。事務局は内閣府が担う。同様の機関は、子どもの貧困対策会議や国際平和協力本部などがある。
民間化でどう変わるのか。事務局の大山研次課長補佐は「何も聞かされていない」と繰り返すだけだ。
こうした民間化論、実は70年の歴史がある。例えば1953年11月23日付の東京新聞1面。発足5年目にして、政府の機構改革試案として「日本学術会議は民間に移し、特殊法人とする」と伝えている。
1950年代前半の新聞各紙のコピー。日本学術会議の民間化論が報じられる
1950年代前半の新聞各紙のコピー。日本学術会議の民間化論が報じられる
国会の議事録を見ると、11月27日の参議院内閣委員会小委員会で、学術会議の亀山直人会長が「民間団体にしようとかいう議が起きている」と発言していた。12月7日の内閣委では、塚田十一郎郵政相が「民間の運営にしていただく方がいいのじゃないか」と揺さぶっていた。
当時は自民党の前身、自由党が政権を担った。首相は吉田茂氏。自民党の麻生太郎副総裁の祖父だ。
吉田首相の学者に対する姿勢がにじむ言葉もある。50年5月、米国との講和交渉を進める政府に反発した東京大の南原繁学長をこう非難した。
「曲学阿世きょくがくあせいの徒」
曲学阿世は、真理を曲げて世俗におもねり人気を得るとの意味。中国の古典「史記」に登場する言葉だ。
学術会議の状況はどうか。東京工業高等専門学校の河村豊名誉教授(科学史)は「軍事技術や原水爆実験にどう向き合っていくか議論されていた」と語る一方、時の政権は「米国が主導した制度、例えば民主主義の理想を旗印につくった学術会議の位置付けを改め、学者に与えられた発言力を弱めようとした」とみる。
民間化を試みた政権の思惑は気になるところだ。この辺りは各紙も報じた。
朝日新聞は53年11月26日付で「危機に立つ日本学術会議」と報じ、翌年1月25日付には「吉田ワンマンは民間移譲を強硬に主張」と報じた。主導者が浮かんでくる。
次は毎日新聞。53年12月18日付で「政府の金で運営しているのに政府の意向通りに動かないなどの理由から、民間団体にする案を考えている」と報道。日経新聞は54年7月2日付で「学術会議を民間移管」と題した記事を掲載し、首相だった吉田氏が「強硬に指示」したとし、学術会議側の政府批判に「むくれる」と報じた。
東北大の井原聡名誉教授(科学技術史)は「政府・自民党は絶えず、学術会議を政治のしもべとして扱おうとしてきた。緊張関係が高まってくると、これまでも民間化論のおどしをかけてきた。しもべとして活用したいので学術界とは決別しない」とみる。
◆繰り返し問題視された民間化 「健全な議論が失われ、翼賛体制に」という懸念
当時の民間化論は具体化しなかった。結局のところ、何が問題視されたのか。
学術会議側は1953年11月に出した「日本学術会議の所轄について(要望)」で「民間団体とすることは著しく軽率のそしりを免れない」と強く訴えた。
その理由もつづっており、政府機関ではなく民間組織になると、その勧告や答申の持つ重みがなくなること、資金運営が困難になることなどを挙げた。
翌年3月の参院内閣委で、政府側は「政民間に移譲する考えは相当強くあるが、今国会に提案できる状態かどうかは、事務的な見通しとしては困難」と答弁。同6月には「確定的に決まったものはなく、なお研究中の段階」と次第にトーンダウンしていった。
ただ、その後も民間化の議論は何度も浮上した。
80年代前半に会員の選出方法を選挙から推薦制へ変更する際、民間化も選択肢に挙がったが、「(資金面で)安定した活動ができるか心配」として具体化は見送られた。
2000年代初めにあった政府の総合科学技術会議の専門調査会も、民間化について議論している。03年の報告書は「科学者コミュニティーの意見を集約して政府に提言を行う役割を考えると、全くの民間の組織とすることは適切ではない」と記した。
それでも今、民間化論は再燃している。改めて考えたいのが「いま学術会議を民間組織にする必要があるのか」という点だ。
京大大学院の伊藤憲二准教授(科学史)は「すべては(菅義偉前首相による)任命拒否問題から始まっている。あたかも学術会議に何か問題があるかのような前提にしており、仕組みを変えることを認めれば任命拒否も正当化されてしまう」と述べ、議論の進め方に目を向ける。
さらに「仕組みを変える必要性がはっきりしないまま拙速に変えると、決める側の都合が良い方向にいく可能性は高い」と語る。
日本学術会議の在り方を検討する自民党プロジェクトチームの会合=2020年12月、東京・永田町の党本部で
日本学術会議の在り方を検討する自民党プロジェクトチームの会合=2020年12月、東京・永田町の党本部で
同時に考えたいのが、時の政権との距離感だ。
学術会議は「戦争目的の科学の研究は行わない」との考えに沿った声明を17年に出すなど、安全保障の名の下に防衛費増大や武器輸出の解禁などを目指す自公政権の意に沿わない提言も行ってきた。
学術会議はサイト上で「時々の政治的判断から独立して『真に学術的な観点』に立った役割が重要。忌憚きたんなく議論し、意見することは、民主主義の充実に寄与する営み」と記し、自ら判断する意義を強調する。
かたや、民間化を求める人々からは強硬な主張が出る。「あらゆるイデオロギーから独立したいなら国費を入れず、純粋な民間機関としての立場を確立されるのがいい」(経済同友会の桜田謙悟代表幹事)という具合にだ。
つまるところ「時の政権の意に従わない組織に公金は必要ない」「政府から遠く離れ、ご勝手に」と突き放すようにも聞こえる。こうした考え方が横行すると、何が起こりうるのか。危うさは潜んでいないか。
学術会議の会員を務めた名古屋大の池内了名誉教授(宇宙物理学)は「政府にとって受け入れがたいことでも、学者が客観的に正直に語り、政府側もそれを受け止めながら意見交換する健全なスタイルが完全に失われる」と警戒感を募らせ、さらにこう訴える。
「政府の中から学者が意見を言うことで間違いを少しでも減らす知恵が働いてきた。それが一民間組織になってしまうと、政府は、学者の意見をまともに受け止めようとしなくなる。要らないものを切り捨て、翼賛体制をつくるようなやり方は非常に危うい」
【関連記事】旧統一教会系団体が学術会議を「反体制的」「解散せよ」と痛烈批判 その背景とは
◆デスクメモ
自民党の面々は学術会議を政府から切り離してどうするつもりなのか。新たな学者の組織を政府に設けたりしないか。考えの近い面々を集め、お墨付きをもらうような。いわば政府の御用機関。実際につくれば、いま以上に器の小ささがあらわになるだけ。やめた方がいいですよ。(榊)」
様々な事柄とどうでも良いものがゲーセブンなら、芸術は爆発だ?東京新聞記事。
実録・・仁義なき・・。