尾上雄二の大学相性その他

尾上雄二の大学相性その他

大学も幾つかあるが・・。


 尾上雄二の大学時代には母校義塾には文学・商学・法学・経済が文科系学部で、他に工学・医学があった。
 この内、日吉キャンパスから三田キャンパスに移動したのは、以上の学部で工学部は古くは日吉の山奥にもあり?東小金井に移転?医学は信濃町。
 此の国では東京大と京都大が有名で、雄二の高校時代の級友達の中でも東京大に進学した者は少なくない。
 それ以外にも東京教育大~現在は筑波大や東京医科歯科大等も国立の優秀な大学である。
 当時は、国立大も一期校と二期校に分かれており、前者の方が格は上で大阪大・名古屋大・東北大・北海道大などと続いていた。
 それらは一期校でも所謂Universityであり総合大学。に対し単科大学・Collegeと称されるが、文科系では一橋大、理科系では東京工業大。
 他にも二期校だが金沢大の医学や横浜国大は優秀だとも言われたが、詳細は分からない。
 また、私立では早慶の次に当時は、中央の法学や上智の外国学は優秀だった。
 他にも六大学の内、法政・立教・明治・同志社等の下に・・学院とつく大学があった。
 雄二が目指したのは一橋と義塾に二期校の東京外語大だが、生憎、義塾の二次試験と一橋とが同じ日になり一橋を断念。何れも「古文」が無い受験を選択。
 外語大・義塾に合格をした後義塾に入学をした。義塾では経済・法学に合格したが、法学を専攻。
 父親譲りで馬鹿正直の雄二は、義塾の二次試験の面接の際、教授に、
「若し、外語大に合格したら何方に行きますか?」
 と尋ねられ、
「う~ん、分かりませんが外語でしょうか・・」
 と答え、その教授は英語の専門だったので、カチンと来たようだったが、その事を母や学友に話したら、
「馬鹿だな・・そういう時はこの大学に・・って決まっているだろう?」
 と呆れられた。
 その当時の試験日程は、私立は二月中、国立一期は其の後、更に国立二期は四月になってしまうので、暗記物の歴史等を持続し覚えているのに苦労をした。
 義塾の当時の試験は、兎に角英語が主で、此れで90点以上をとれば、後は75点位でもONの字だったような気がする。
 其れも、単語6000語・熟語2000語を覚えたが、試験ではそう難しい単語は出なかった。
 高校から進学した大学は、東京大が15名で義塾には浪人も含め50人程度だったような気がする。
 後に大学時代にjazzのビッグバンドに誘われたのだが、その中に後に東京大の国際経済教授や、先輩で五木ひろしと共にpianoを弾いていた方もいた。 
 現代の様な偏差値などは無かったから、番付のみの出たとこ勝負のような感じだったが自信はあった。
 早慶と俗に言うが、二校では事情が異なり、当時は早稲田はマンモス大だったが、如何にも私立らしく、試験にも偏りがあった。
 後に作新学院から義塾の試験を受けたのが、巨人軍の江川投手で、頭が良いという前評判だったが、二学部受験し残念な事に落ち、法政に入学をした。
 ところが、早稲田には体育学部という勉学で無く、スポーツで一定レベルの経歴があれば誰でも合格できる学部があったのだが、何故か江川は避けた様だ。
 此の江川は確かに頭が良く、投手時代に活躍をしたのは頭脳playだった。投手はコントロール・速度・バッターの弱点を読む能力が必要で、キャッチャーともマッチしなければならない。
 早稲田がどうしてその様な大衆好みの学部を設けたのは良く分からないが、似たような事では、日大の芸術学部の様な芸能人相手の学部も見られた。
 雄二が高校時代の級友と、二年時に彼方此方旅行をした事があった。東名高速や新幹線が出来てからそれ程年数が経っていない時期だった。
 その際に東京に立ち寄り、其の級友の兄が早稲田の政経学部の四年で、いろいろ話を聞かせて貰ったのだが、受験を間近に控えていた二人に何度も同じ事を話した。
「・・金ばかりとって・・駄目だな私立は・・」
 其れで、学友は義塾も受けたが、結局横浜国大に入学をした。卒業後は日商岩井の経営戦略室とかに勤務したようだ。
 其れだから、雄二は早稲田という大学には興味は示さなかったが、映画の寅さんシリーズに「第四十作にMadonna三田佳子の姪という設定の三田寛子は早稲田の学生で、大学のsceneが見られる」が、三田佳子の三田は芸名で、彼女が義塾の野球部が好きだったので三田キャンパスの苗字を付けた様だ。
 その映画の中で後に寛子のボーイフレンドになる男子学生が、寅さんにこんな事を言うsceneがある。
「・・何言ってんですか?この大学の学生は何万人といるんですよ?」
 何だが、義塾のせいぜい一万人以下に較べ、随分学生が多いんだなと雄二は思った。
 ところが、義塾は其の後共立薬科大を吸収し薬学部・更に現在では四年間藤沢キャンパスに通うという、情報学部・総合政策学部があるようだ。
 雄二は三田の総務部に電話をし、
「・・何?三田には来ないの?幻の門や伝統ある図書館に田町の駅も見られないんだ?」
「・・まあ、サークルなどで来る事はあるでしょう」
 工学部や信濃町大学病院の医学部は以前からだが、あまり人数が増え、伝統も知らずに卒業するとは・・?と、マンモス大学化には疑問を感じた。
 雄二の様な法律や政治に詳しい者からすれば、現在は東京大の次に義塾が司法試験合格者が多く、実際に弁護士や検察官と話しをしてみれば、レベルの差が良く分かると思っている。
 雄二は法廷で敗訴等(調停その他。)をしたことは無く、全て勝訴をしている。人類では無いので当たり前とも言える。
 寅さんシリーズに満男が泉ちゃんに会いに、博多まで行くシーンがある。泉ちゃんが世話になっている家の主人は高校教師という設定で、尾藤イサオ扮する如何にも頭が固そうな彼から、
「受験を控えて・・バイクで九州まで来るなど・・よっぽど優秀なんだろうな?差し詰め偏差値が80とか・・?」
 嫌味を言われ東京に戻る満男だったが、雄二達の時代に偏差値などというものがあったのなら、80どころではなく天井に達するだろう。
 雄二が学生時代に、一浪をして入学をした後に、更に就職浪人をして会計士になった者たち二人や、上智の工学部の後輩と議論をした事があった。
 雄二と議論をしたテーマは「原始人類は経済から・・」と言われ、其れはそうに決まっていると思ったのだが、何が何でも政治から・・と、理論展開をして行けば、最終的に相手は訳が分からなくなり、
「・・う~ん、ユニーク」だとか、後輩は、
「・・先輩・・狡いよ」
 等になるが、其処はあまり追い詰めても意味は無く、単なる理論展開なのだから、最後に、
「・・いや、という事もあるという例ね・・其方の意見も決して間違いではないね」
 とのように、最後に持ち上げてやれば、人類の特徴は、終い良ければ全て良しと感じるのが心理と言える。
 其れも法廷では・・そうもいかないのだが・・。相手の弁護士などは・・有名である程腹を立てるが・・レベルが違い過ぎる・・。
 決して・・「百歩譲って・・」等のお決まりの台詞は詰まらなく・・関係者の頭の中が見えているのだから、判事に「・・誘導尋問ですよ」とは言わせずに、結論を導き出す。
 先日の様に、使用貸借の調停事件でCase的に、
「全額こちら負担で即刻取り壊し立ち退く」などの一応の規定であっても、「費用は申立人が全額負担とし、同、立退料とし五百万を支払い、立ち退き期日は相手方の死亡、若しくは七年を経過した日の、何れか先に到来した・・」
 で、代理人弁護士は東京の大学院を出たとしか記載が無いが、自ら「・・ひょっとしたら弁護士には向いていないなどと考える事もありますが・・」
 と語っているが、総合法律事務所で三名の弁護士を持つ所長には相違ない。が、その後数年経ってから「・・これ以上は待てない・・訴訟も辞さない・・」とは、書記官も一笑に付していた・・可哀想だが・・。


 
 雄二は人類では無いが、三田のキャンパスで知り合った同郷の三田綾子と知り合った。
 三田の校舎で、女子トイレの前を通りかかった雄二が、コインの落ちる音を聞きつけトイレの前で綾子に会った。
 彼女は田園調布に家があるくらいで、床に落ちたコインに執着は無かった様だった。 
 片や、雄二は今でこそ巨大なコンツェルンのCEOだが、学生時は貧乏学生に過ぎず、彼女に入口で見張って貰いながら、千円程のコインを全て拾い水道で洗い、彼女のハンカチで拭いてから渡した。
 其れがきっかけで、彼女がコンテストで優勝をし女優になった後も、講義では二人分のノートをとり、家まで届けたりした。
 同じ郷里から来ている事に気が付いていたが、綾子と雄二の友情は、新たに着任した着物美女の若井夕子を含め、三名で今迄人類と協調してきた。
 時間が無くなって来たので、本日のテーマとした大学別の特徴の様なものに・・。
 早稲田でも始終TVに出る様な関西の弁護士は、考え方に柔軟性が見られないし、発言が彼是飛び過ぎ、言い切り過ぎ、軽薄に見える。
 同大で既に亡くなったが、検察官には真面目な男性がいた。
 現在、統一教会でよく知られている紀藤弁護士は大阪大卒。
 東京大は友人がいるのだが、社民党の党首である福島氏も東京大。中央大卒の弁護士は数名知っているが、あまり優秀とは言えそうもないような気がする。 
 弁護士に美女がいないのは・・? 
 法曹界から離れれば、法政大の者達とは相性が良くない。
 頭の中を見れば、カイロ大主席卒は嘘だよ。大体、やること成す事都知事として、無駄使いばかり。
 自民から去ったふりをしたのは・・一時自らを当選させる為の策略。今、再び自公に近づき、来る都知事選での援護を得る為の意図。
 全く、頭が悪く、狡いだけの脳無しと言えそうだ。
 
 


 雄二は夕子と共に綾子の撮影風景を見た後。マネージャーの車で花街の茶店迄向かった。
 主人や芸者達が出迎えてくれた。主人手作りの料理が奥座敷の長tableに賑やかそうに並んでいる。 
 アトリエの画伯に写真家に文豪達も顔を揃えている。綾子と夕子が時代物の撮影風景から、眠狂四郎seriesの話をしだした。
 市川雷蔵扮する狂四郎はニヒルだが、専ら、
「女は抱くものとしか・・俺に近づいた女は必ず死ぬ・・」
 とか言いながら、子供が絡んだり、弱者が酷い目に遭ったりすると、コロッと善人に変わるのが、見ていて気持ちが良い。
 本日の綾子の役柄は、魔性の肌、で登場した鰐淵晴子役。そもそもは彼女の父から、高価な仏像に関する警護を依頼されるが報酬は何でも望みのものを・・と、狂四郎は条件を出す。
 その娘御・・と言うと、妻にと申されるか?
「・・いや、生涯その様なものは・・ただ、操(みさお)が望みだ」
 綾子はその場を立つ。
 其の後いろいろあるが、終盤で綾子が仏像を京迄背にして運ぶ途中で、狂四郎に会うが、
「狂四郎様にお手を貸して頂ければ・・」
「・・いや、其れは以前申した通り」~操が・・という意。
「・・狂四郎様は何時からその様なお人になられたのでしょうか?」
「初めて人を斬った時から」
 その場は別れるが、その後、どいう訳か、綾子の気が変わっている。
「・・京からの帰り道は一緒という事でしょうか?此れが終われば千沙は女に戻れます・・髪を結って・・」
「・・いや、千沙殿が京に着くのを見届ければ・・」
 綾子が父と約束していた京の目的地に着いた時。
 ところが、綾子の父というのは全く嘘で、実は若い頃家を飛び出したのは、兄ばかり可愛がるから、綾子の父になりすまし綾子の母を奪った。
 結局、綾子はその父に斬られる事になる。
 其処に現れた狂四郎が、
「・・自らの娘を斬るとは・・」
「・・ふん、何処の世界に自分の子を斬るなどと言う親がいるのか・・?」
「・・此の文面を読んで見ろ」
 其処には、父が家を飛び出す時に、兄の妻を犯した事・・そして、其の時に身籠ったのが綾子で・・本当の娘という事になる・・と狂四郎が手紙を見せると、読んで驚く父・・。
 父は狂四郎が斬り捨てる。
 狂四郎は良き絶え絶えの綾子を抱き上げると。
「・・千沙殿・・約束通り、今、こうしてしっかり抱いているぞ・・」
 つまり、狂四郎は操と言いながら・・綾子の身を案じていたという事になる。 無実の者が斬られたりすると・・途端に正義の味方になるところが・・狂四郎seriesでの見せ場でもある。


 奥座敷から眺める庭の花・・其れに灯りを灯したような・・夜空の月に星々・・。 
 皆の表情が華やいで明るすぎる情景に・・そんな光景も・・つい、見劣りをしかねそう・・と、一層天空の輝きを増していく・・。
 其の天空から訪れている筈の・・文明からの使者達も・・共に善人である人類には・・何も分け隔てなど感ぜず・・弱者である彼等を見守るつもりに相違はない・・。 
 
 
 
 
 
「愛嬌というのはね、自分より強いものを倒す柔らかい武器だよ。夏目漱石」

「 運命は偶然よりも必然である。運命は性格の中にあるという言葉は決して等閑に生まれたものではない。芥川竜之介」

「大地を一歩一歩踏みつけて、手を振って、いい気分で、進まねばならぬ。急がずに、休まずに。志賀直哉」




「by europe123 」
https://youtu.be/K2baVzlE3to 

 

尾上雄二の大学相性その他

弁護士も・・いろいろ・・。

尾上雄二の大学相性その他

人類には・・癖のある者も・・。 訪問者には・・目的がある・・。 最後を見届ける為か・・? 人類の良いところだけを・・見ていかれれば・・良いのだが・・。 なかなか・・そうとも言えないのが・・この小さな惑星の中に於いても・・いろいろな差別や色を分けてしまう・・権力者が・・自らの欲望通りに・・善良な国民を・・ないがしろにしているという事・・其のとんでもない愚者を・・先ずは消滅させなくてはならない・・。

  • 小説
  • 短編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2023-04-25

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