ガンダムZ 0078 13話

「艦長、敵とおぼしき戦闘機を発見。回線を繋いできます。」
「よし、話を聞いてやれ。」
先ほどのMAといい戦闘機といい、なんなのか。
「「こちら、ジオン残党に捕まっていたルナツー所属のカリファ軍曹だ。
ジオン基地から抜けてきた。着艦を願う。」」
写し出された画面にはティターンズの服を着た女が映った。
「わかった。だが、本艦は作戦中であるためすぐに引き返したりは出来ない。」
本来ならジオンに捕まるなど、もってのほかだが…
あの女、良い女だった。殺すのは惜しい女だ。

「中佐は無事に潜ったようだな…」
そろそろ出番だな…
俺は旗船のような艦の隣…
危険度が高いマゼランから…続いて反対側のサラミス…
「マルコ、護衛は任せた!」
「了解です。」
「それから…もしもの時はコレを使って…」
「了解しております。小尉は狙撃に集中してください。」
「言われなくても。」
そして、俺はスナイパーライフルのトリガーを引いた。

「レオン、地上に慣れたか?」
「順調ですよ。」
「ここで残念なお知らせだぞ。なんと、俺らはルナツーに帰る事になった。」
「ええっ?せっかく適応してきたのに?」
「そうだぞ。それからリリィ中尉はニホンに寄ってからルナツーだ。」
「なんで私だけ?」
「知らんよ。」
キリマンジャロに着いてから2日、そんなやりとりがあった。
「じゃあ俺らの機体は…」
「ハイザックかもな。」
「そんな…」
ルナツーに戻れるのは嬉しいのだが…なんかなあ…

「着艦を許可して頂き、ありがとうございます。」
「気にするな。同胞を助けるのは当然の事だよ。」
私が着艦してから数十分
連邦のジジイが良く喋る。
「あの…大佐、私が脱出する間際に見たMSに狙撃に特化したMS
を見る事が出来ました。」
「それが何かね。」
次の瞬間、船が揺れ、光が走った。
そして、マゼランが溶解していく様がみえた。
「MS隊をだせ!船を守らせろ!」
そう言った。が次に反対側のサラミスも溶解した。
「「レイミー、ガブスレイ発進する。」」
そうして次々とMSが発進する。

「出て来たか…」
俺は旗船の後ろから姿を見せたサラミスに狙いを定めて撃つ
MSからでた光が船を貫く。
「マルコ、下がれ…新型が…くる…」
だが、新型の放つ光はマルコのガルバルディγに…
俺は無意識にライフルを捨て、マシンガンに持ち替える。
「お前、新型だから勝てると思うなよ?」
敵はサーベルを引き抜いた。
かと思うと肩のメガ粒子砲を撃った。
だが、それをシールドで防ぎ、スラスターを吹かして
敵に迫った。

「大佐、ここは退いた方が宜しいかと…」
「しかし…」
「現状の戦力ではMAは倒せません。」
「それもそうだが…」
このジジイ…渋るな…
「報告します!、MS隊が70%損失、戦闘の続行は無理だと思います。」
「なんだと、本気か?」
アーロンが…やったのか…アイツならやりかねないか…
「やむを得ん、本艦は戦域より離脱する。MS隊を呼び戻せ。」

「どうした新型!?その程度か?もっと動けよ?俺を満足させろ!」
全てがおかしい。目の前の新型も可笑しい。ハハハハ
アハハハハハハハハハハハハハ
その時、俺の機体が停止する。
「マルコ?生きてたのか?」
「なん…とか…生きてます…」
「なら停止状態を解除してくれよ?敵だぜ?憎き連邦だぞ?」
俺は四肢が切れ、ズタズタの機体を見て言った。
「小尉…やりすぎ…です。」

「レオン、悲しいお知らせがきた…」
「なん…です?」
「レイミーが死んだ。」

ガンダムZ 0078 13話

アーロンは戦闘になると発狂します。
主にサーベルを抜くと…
で…機体説明いこか…アーロン専用ゲルググJ型
武装
専用ビームスナイパーライフル
ソクシャホウ
MMP-90マシンガン
ビームサーベル
ヘッドバルカン
特徴は…無いかな
PS
オリキャラやオリMSを募集中です。
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そこにコメントと一緒に入れていただけると幸いです。

ガンダムZ 0078 13話

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2012-12-31

Derivative work
二次創作物であり、原作に関わる一切の権利は原作権利者が所有します。

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