『舞子はん』の新作歌詞/シニアの為の歌謡曲シリーズ

今日は季節柄、京都の春をテーマの橋幸夫さんの『舞子はん』の新作歌詞に挑戦してみました。

吉田正作曲、橋幸夫さんのヒット曲『舞子はん』の新作歌詞
舞子さんの心情をテーマに作ってみました。


 1 花見小路(はなみこうじ)黄昏(たそがれ)に (ひび)く鈴の()だらりの帯に

   結ぶ えにしの恋心 月も(おぼろ)な春の宵

   紅の枝垂(しだ)れも春風に 揺れて色めく桜影


 2 花のかんざし黒髪に 赤い紅ひくお座敷化粧(おざしきげしょう)

   格子戸くぐって石畳 好きなお方に逢えるよに

   はやる心にこっぽりの 歩みもどかし恋の(みち)


 3 かざす扇の隙間(すきま)より 見えるお方は下座(しもざ)の向こう

   燃える思いを振袖(ふりそで)に 抱いて踊れば三味(しゃみ)の音も

   (いと)し恋しと鳴り響く 花の舞子の恋の春

  
☆ 今夜あたり、京都の枝垂れ桜も満開でしょうね。(いずみ)
  


  

   

『舞子はん』の新作歌詞/シニアの為の歌謡曲シリーズ

『舞子はん』の新作歌詞/シニアの為の歌謡曲シリーズ

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2023-04-03

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