刑事ヨロシク

刑事ヨロシク

Non c’é fine. Non c’é inizio. c’é solo l’infinita passione per la vita.

終わりというものはない。
始まりというものもない。
人生にはただ無限の情熱があるだけだ。

Federico Fellini
(20 January 1920 – 31 October 1993)

いらっしゃい。
何時もの?。

あゝ、何時もの。

時刻は午後九時半。
海の近くのBAR『リラクシン』のカウンター席では、一人の刑事とBARのマダムである三枝との間で、もうかれこれ百遍以上は繰り返された筈の言葉の遣り取りが繰り広げられていた。

其のお菓子の袋、誰へのプレゼント?。

灰皿と燐寸を手渡し乍ら、三枝が言った。

あゝ、まぁ、そんな所だ。

漸く見つかったのね、良い人が。

なんだ、妬いてんのか、年甲斐もなく。

えぇ、まぁ、そんな所。

そう言って貰えると嬉しいぜ、たとえ其れがよくあるリップサービスでもよ。

良く言うわよ、人の気持ちなんか此れっぽちも知らないで。
まぁ、いっか、どうせ私もそろそろ身を固めるし。

そう言って出来上がったばかりの檸檬ハイボールを刑事の前に差し出した。

とうとうアンタも年貢の納め時か。
アンタ目当ての常連客たちがクラッと来なきゃ良いが。

そんなコト言っているけれど、実はアンタも其のクチだったんじゃなくって?。

多少はな、多少は。
ま、お幸せに。

そっちこそ此れからの時間をよっくお楽しみになるコトね。

そう言った三枝の視線の先には、伊太利亜製のシューズブランド『サントーニ』の黄褐色の革靴を履き、紺色のスーツを羽織った一人の人物の姿があった。
其の人物は刑事の隣の席へとゆったりと座ると、御飲み物は何を御所望かしら、と言う三枝の問いに対し、ローレン・バコール、と答え、擦ったばかりの燐寸の火で刑事の咥えた紫煙に火を点け乍ら、此の度は事件解決に御協力有難う、と呟いた。

黒曜さん、此の方ご同業?。

三枝がテーブルの上に出来上がったばかりのローレン・バコールをそっと置き乍ら質問をすると、黒曜は紫色の煙をぷかぷかと吐き出し乍ら、あゝ、つい最近某宝石店に於いて盗難事件を未然に御防ぎになった御立派な刑事さんだよ、と呟く様に言った。

何処かで見た御顔だと思ったら、アナタがモクレンさんね。

思わぬタイミングで「有名人」に出くわした為か、モクレンに向かってそう言った三枝の聲は何時になく色めきだっていた。
少なくとも黒曜の眼には。
モクレンはカクテルグラスに映る自身の顔をじっと見つめ乍ら、騒がれる程の事をした憶えはない、と言ったのち、さっさと乾杯しようじゃないか、折角の美味い酒が温くなるから、と言って右手でカクテルグラスをギュッと握った。

あいあい。

黒曜は咥えていた紫煙を右手の人差し指と中指の間にぴしゃりと挟むと、左手でグラスをグッと握り締め、そいじゃ、乾杯、と言ってグラスを高く掲げた。
其れから勢いよく檸檬ハイボールを喉に流し込むと、今一度紫煙を口に咥えた。
其れと同時にモクレンはローレン・バコールを半分迄呑み、音を立てぬ様、そっとカクテル・グラスをテーブルの上に置いた。

お互いに良い呑みっぷりだこと。

三枝が言った。

付き合えよ、アンタも。

そんな科白を言うには百年程時間が早くってよ、刑事さん。

明らかに皮肉っぽい物言いで三枝は黒曜からの「お誘い」をさらりと躱すと、其の場を離れるなり、若い企業家達がBARに務める女性達を侍らせた状態で陣取っている席へと消えて行った。

此れがお前の言う「大人の嗜み」か。
実に愉快じゃないか。

そう言ってモクレンはカクテルグラスを空にし、側へとやって来た歳の若い男性のバーテンダーに対し、テキーラ・サンライズを、と告げた。

可笑しくってたまらねぇって顔だな。

灰皿にポツポツと紫煙の灰を落としつゝ、黒曜が言った。

顰めっ面をしがちな現代社会に於いて、ユーモアを提供出来るのは大した才能だぞ、其れも無償で。

けっ、上手いこと言いやがらぁ。

いやいや、其方程では。

まぁ、いいや。
議論するのは捜査会議の時だけで充分だ。

黒曜は半ば呆れ顔でグラスの中の氷の溶けかかった残りの檸檬ハイボールを勢いよく呑み干すと、ジョン・コルトレーンが演奏をする
『ナンシー』が流れる中、すっかり味の薄れた紫煙の火を揉み消し乍ら、コレのおかわりを一つ、とバーテンダーに述べた。

其の点、大いに同感。
ところで其の菓子屋の袋、中身は?。

チョコレート・クッキー。
御祝いの品だよ、お前への。

へぇ、そりゃどうも。

二杯目となるテキーラ・サンライズを呑み乍らモクレンは、つい先日、休憩時間に警察署内の自販機の側のベンチに腰掛け、黒曜が奢ってくれた缶珈琲を嗜んでいた際、同じく缶珈琲を嗜んでいた黒曜の口から、クッキーならどのクッキーが好きか、と言う突然の「インタビュー」を受けて、其の時々の気分によるが、と前置きした上で、チョコレート・クッキーが好きだ、と答えた事を思い出した。
其れから中身が半分程減ったグラスをテーブルに置き乍ら、構わんかな、今喰っても、と黒曜に問うた。
黒曜は檸檬ハイボールのお代わりをバーテンダーの手から右手でそっと受け取り乍ら、どうぞ、お好きな様に、と呟き、グラスをテーブルに置いたのち、俺が開けるから、と言って、自身が持ってきた紙袋の中から小紫色のリボンが結ばれた箱を取り出すなり、リボンと包装紙を綺麗に取り除いて、ほれ、御目当てのチョコレートクッキー、と言い乍ら、まるで玉手箱でも開くかの様にモクレンの前で箱の中を見せた。

此のチョコレートクッキー、大した値段のするヤツじゃないか。

あゝ、趣向品と言ってもいい位にはな。

そんなモノ、何処で手に入れたんだ?。

先々月の今頃だったか、お気に入りの外車が盗まれたってウチの署に泣きついて来なすったお若い実業家が居たろ。

あゝ、お前が情報屋にカネをばら撒いた上で虱潰しに其れらしいクルマの行方を追っかけた結果、後の取調べの際、若い企業家に対して勝手に怨みを抱いていたと宣った中年女性の犯人の逮捕に繋がって且つクルマも傷一つ無く持ち主へ返還されたあの件か。

そうだ。
で、其の若い実業家に連絡を取って、なんかないもんかね、贈り物にぴったりなのは、と
相談した所、此れを紹介されたって訳だ。

黒曜はチョコレートクッキーの入ったプラスチックの袋をビリビリと破くと、あーん、してやるよ、と言って、左手の親指と人差し指を使ってひょいと摘んだチョコレートクッキーを、モクレンの前に差し出した。
天井のシーリングファンの風に煽られたチョコレートクッキーの香りが鼻腔を擽る中、モクレンは阿弗利加の大地を自由闊達に駆け回るゼブラの如く、大きく口を開けて差し出されたチョコレートクッキーを口に含み、そして口の中でバリボリと咀嚼した。

どうかね、御味の方は?。

モクレンから発せられる咀嚼音に耳を傾け乍ら黒曜がそんな風な質問をモクレンに投げかけると、モクレンは絵の具遊びでもした子供の様に、口元の左端にチョコレートをべっとりとつけた状態で、流石は趣向品、そんじゃそこいらのとは訳が違う、と言ったので、黒曜は「我が眼〈まなこ〉に一寸の狂いなし」とでも言わんばかりの満足気な表情を浮かべ乍ら、右手に握ったバーテンダーが手渡してくれたお手拭きを使ってモクレンの口元にこびり付いたチョコレートを拭き取りつゝ、そりゃ結構、と言った。
そして折り鶴でもするかの様にお手拭きをテーブルの上で綺麗に畳んだのち、新しい紫煙を口に咥えた状態で、此の際だ、全部喰っちまいな、と呟いてから、バーテンダーが差し出した燐寸の火で紫煙に火を点けた。

良いのか?。
お前は喰わないでも。

紫色の煙がゆらゆらと揺れる中、右手に握り締めたチョコレートクッキーを齧り乍ら、モクレンが言った。

買う時にさんざっぱら喰ったんでな、試食と称して。
だからチョコレートクッキーは来年迄結構。

紫色の煙越しにモクレンの美しい瞳の輝きをジッと見つめ乍ら、ボヤく様にして黒曜はそう呟くと、どちかと言えば、塩っけがあるモノの方がいいや、今日みてぇにさんざっぱら駆けずり回った日にゃ、と言い乍ら、左手の人差し指で一本指を立てると、バーテンダーにピーナッツを注文した。

文字通りの走狗だったらしいじゃないか、特殊詐欺の受け子の学生を捕まえようとした際のお前は。

なまじ陸上やってたヤツってのは厄介の極みだぜ、今日のに限らず。

で、どんな風に捕まえたんだ。

ヤツの足がもつれた所に思いっきりタックルをかました後、尚も逃げようと暴れたモンだから、首根っこ掴んで顔面に容赦なくグーを二、三発。

路地裏で?。
其れとも衆人環視の状態で?。

後者の方。

チトやりすぎな感はあるが、まぁ、事件解決には間違いないな。

ぶっ飛ばされたのが余程おっかなかったんだろうな、取調べの際にはグループの根城の事迄喋ってくれて、結果全員逮捕、と。
こっから先の事は捜査資料にアクセスしてくれ、こんな場所でくっちゃべるにゃ、差し障りのある事だらけなんでね、ケースがケースだけに。

黒曜は殻から取り出された状態のピーナッツを口に含むと、喉の渇きを潤そうと檸檬ハイボールを流し込んだ。

そっちの方はといやぁ、相変わらずのデスクワークかね。

荒らっぽい事は全部そっちが「片付けて」くれるお陰でな。
第一、駆けずり回るばかりが能じゃなし。

そりゃまぁね。

砂だの埃だのに塗れるのは時々で充分。

モクレンはそう言って最後の一枚となったチョコレートクッキーを頬張った。

理想はそうありてぇが、現実はそう上手くいかんのが此の商賣〈ばい〉の辛い所だな。

シャーリー・スコットの演奏する『ドリームズウィル』に耳を傾け乍ら、ピーナッツを口に運んだ黒曜は、灰皿の上に於いて紫煙の火を消すと、ただ一つだけ言えるのは、そんな商賣を辞められそうにねぇって事だな、そう死ぬ迄、と付け加えた。

あゝ、お互い死ぬ迄な。

さてと、そろそろ帰るとするかね。

塵、ウチらで片付けときますよ。

箱だの紙袋だのを片付け乍らバーテンダーが言った。

すまねぇな。

そう言って黒曜はバーテンダーの羽織っているワイシャツの胸ポケットに支払いとは別の五千円札をギュッと捩じ込むと、又今度、と
バーテンダーに告げた。

今後ともどうぞご贔屓に。

積もる話は無事片付いたみたいね。

つい先程、漸く「お務め」を終えたばかりの三枝が近づくなりそう言った。

上手くいくと良いな、其方も。

黒曜は呟く様にそんな言葉を添え乍ら、九百九十九本の薔薇を買う時の足しにでも、と言って三枝に一万円札の入った封筒をそっと手渡し、モクレンと一緒にBARの外へと出て行った。

ったく、ソレはコッチの台詞だっての。

三枝はそう言い乍ら受け取った封筒を持ったまゝ、直ぐ戻るから、と言って封筒を鞄の中へと片付けに裏へ消えた。
二人が外に出ると、空にはすっかり星が瞬いており、夜の潮風が植えられた椰子の木をさわさわと揺らしていた。

ウチに来るか、ジャンクフードでも買って。

紫煙を口に咥えた状態で歩き乍ら、黒曜が真横で歩いているモクレンに言った。
モクレンの視線の先には毒々しさすら感じる真っ暗な海があり、そして何の変化もない変哲な日常を彷彿とさせる寄せては返す波があった。

そうだな、どうせ明日は休みだ、偶の夜更かしも悪くはない。
酒はあるのか?。

ウヰスキーとソーダ水がある、昨日買ったばかりの。

じゃあソレで。

ザクザクと言う砂を踏み締める音と波の音とが重なる中、道路に戻ると、辺りに見えるのは常夜灯の仄かな光と、マンション或いはアパートの窓から薄らと漏れるともしび位なモノで、深夜営業も行っているハンバーガー・ショップの前に来る迄、車の音はおろか、車と擦れ違う事すら無かった。
其れ程、此の海辺の街の夜は静かだった。
文字通り、何時の季節に関係なく。

寂しい夜には
いつも君のそばにいるって誓うよ
今度こそ、そばにいるって
僕には、二人の未来が見えるんだ
そう思わないか

店内に入ると案の定人は疎らで、交わされる会話の音よりも、店内のスピーカーから流れるボビー・コールドウェルの『オープン・ユア・アイズ』の音の方が大きい位だった。

どれがいい?。

メニュー表を見つめ乍ら、黒曜が言った。

デカいの。

だろうな。

そんな事を話していると、ガシャン、と言う鈍い音を響かせ乍ら、人一人平気で殺してしまえそうな鈍器でいきなり自動ドアを打ち破った若い男女の姿があった。

変なクルマが止まっていると思ったら。

店内に悲鳴と驚きの聲が響き渡る中、黒曜はそう呟くなり、何見てやがる、と喚き散らし乍ら自身に向かって鈍器を振り回して来た男性の攻撃を辛うじて避けると、男性の利き手の肩目掛けて素早くホルダーから取り出した通称〈44マグナム〉こと『スミス&ウェッソンM29:6.5インチ』を容赦無く発砲した。

ぐはっ。
痛ってぇ…!。

鈍い銃声と共に男性が店の外へと吹っ飛ばされた瞬間、モクレンは今がチャンスと言わんばかりに、今の出来事で一瞬の隙が出来た相棒の女性のボディに飛び込んで壁際へと押し込むと、三発程膝蹴りをかましてから「此れが他者に暴力を振るおうとした人間へ課す容赦の無い痛みだ」と言わんばかりに膝頭で女性の顔面を押さえつけた状態で手首に手錠をがっしりと掛けた。
そうこうしているうちに通報を受けたらしいパトカーが何台かやって来て、ゾロゾロと駆け付けた捜査員の中には、共通の同僚であるソテツと三人の上司である岩水耕一の姿もあった。

つい先日、危なっかしい事はしてくれるなって「お説教」を「してやった」ばかりだってのに派手にやったなぁ、お前ら。

ガシガシと足音を響かせ乍ら、ガラスが飛び散った現場に踏み込み、サングラス越しに黒曜とモクレンの姿を見つけるなり、岩水は呆れ顔でそう言った。

まぁ、今度ばかりは「正当防衛」と言う事にしといてやるが、そうしょっちゅう暴れられると警察の評判にも影響するんでね、いつの時代も。

言いたい事は其れだけ?。

軽く呼吸を整え乍ら、モクレンが言った。

あゝ、此れ位にしといてやる。
お前らの「御活躍」とやらに免じてな。

岩水はそう言い乍ら、クルマの中で待っているから何かあったら直ぐ伝えろ、と言って再び外の闇へと足を向けた。

なんだ、お前も言いに来たのか?。
皮肉とやらを。

足元を荒らさない様に近付いて来たソテツに向かって、捜査の邪魔にならぬ様、窓際の席へと移動したモクレンがそう述べると、昇進試験に受かって以降、俺もすっかり嫌われたモンだなぁ、御挨拶がソレたぁよ、とソテツは笑い聲を響かせた。

腹が減っている所申し訳ないが、調書を作らなきゃならんのでね、キチッとした。

分かった、分かった、話をすりゃ良いんだろう、話をすりゃ。

呼吸を整え乍ら、椅子にどっしりと腰掛けた黒曜が言った。

流石は秀才、呑み込みの速さは相変わらずだな。

そう言い乍らソテツが紫煙を咥えると、黒曜は勢いよく擦った燐寸の火でソテツの紫煙に火を点け乍ら、流石は天才、人を見る目は相変わらずで、と言い返した。
結局、此の強盗事件のお陰で彼等が部屋に帰ったのは日付が変わった頃だった。
尚、此の強盗事件には黒曜とモクレンの応対をした女性店員が所謂「主犯格」として絡んでおり、本来であれば其の女性店員の手引きで有り金を奪い、三人で分けようと言う計画だったのだが、其の時偶然にも黒曜とモクレンが店に居たが為に彼等の計画は根底から狂ったらしかった。
因みに其の店員もだいぶ往生際が悪く、手錠を装着した状態で、現場から逃走を図ろうとしたのだが、ソテツが見事な一本背負いを決めて、暴れると「もっと恐い」人に絞られるぞ、と告げると、なんとまぁ、人聞きの悪い事を、と一連の出来事を見ていた岩水が呟いたのだとかなんとか。

草臥れた後には肉に限るな。

偶然とはいえ、強盗事件を解決したが為に所謂「ロハ」で好きなメニューを手に入れる事が出来た部屋着姿のモクレンは、満足そうな表情を浮かべ乍ら、モクレン同様、部屋着に着替え、紫煙を吸い乍らキッチンに立ってモクレンの為のウヰスキー・ソーダを作っていた黒曜にそう語ると、琥珀色の照明の下、紫色の煙を揺らめかせ乍ら、ひと言、あゝ、そうだな、と答えたのち、デスクワークを「為さっていた」割にゃあ、結構な暴れっぷりだったな、久々に「血が騒ぐ」なんて表現をしたくなる位よ、とモクレンの格闘センスを褒め称えつゝ、紺青色のテーブルクロスと海老色のランチョンマットが敷かれた黒柿色の円卓の上に出来上がったばかりのウヰスキー・ソーダを商品達と共に、そっと並べた。

今度御披露する時はお前が「オイタ」した時だ。

そう告げたモクレンの眼は獣を狩る狩人の眼をしており、黒曜は思わず、おぉ、怖い、怖い、と巨躯に似合わず、小さな聲で呟く事しか出来なかった。
俗に言う「給料三ヶ月分」の指環よりも少々お高めの値段のするレコード・プレイヤーに接続をした亜麻色のスピーカーからは、甲斐よしひろの『レイン』が流れていた。
〈終〉

刑事ヨロシク

刑事ヨロシク

愛…駆け引き…アルコール…ミュージック…暴力。 大人たちの為のソフト&ハードボイルド黒モク小説。 題名は1982(昭和57)年に放映されていたビートたけし主演の同名刑事ドラマの題名から引用。 ※本作品は『ブラックスター -Theater Starless-』の二次創作物になります。 ※腐向け要素アリ。

  • 小説
  • 短編
  • 恋愛
  • アクション
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2023-03-24

Derivative work
二次創作物であり、原作に関わる一切の権利は原作権利者が所有します。

Derivative work