花の咲くころ/新作短歌

巷じゃあ俄かな歌詠みが増えてるそうな・・・えじゃないか!えじゃないか!えじゃないか!

 世の様を言葉に並べて5・7・5
   筆ならずとも指でチョイチョイ

 誰しもが 悩みや思いをこもらずに
   外に表す それがアートよ

 恋文を人に紛れて花霞
   思いの袖に忍ばせし春

 彼の人に 心の内を名を伏せて
   送れば知人のメールに返事

 スマホをば わからへんのよと気を引いて
   顔寄せあえば胸はドキドキ

 離れ猿 言葉違えどそうあってよと
   ニュース見ながらブロごうか

 桜咲くよ やれ花見やと世の春を
   喜ぶ陰で 命絶つ人

 春知らず 蕾のままで人知れず
   散りゆく花のなんと悲しや

 人は逝き 人は生まれてこの浮世
   とどまることなく 流れ過ぎ行く

 あるものは国の頂点に立ちて人を支配し
 あるものは路上に横たわり飢えに苦しむ
 裸になれば 同じ毛の無いただの生き物 

ちっちゃなユウちゃん行ってらっしゃい!
 あなたの笑顔と元気さが明日への希望
   
 
   

 

   

花の咲くころ/新作短歌

花の咲くころ/新作短歌

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2023-03-14

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted