Amikor egy nőt tárgynak, a házass 女性が物に見えて来た時・結婚観。

Amikor egy nőt tárgynak, a házass 女性が物に見えて来た時・結婚観。

結婚とは・・。

 加賀洋二は独身を貫いてきたと言っても、実際は一度結婚をし別れた。
 其の女性は洋二の高校時代の友人で別の大学に入学した。
 同じ大学の友人とはよく行動を一緒にするが、他の・・と言えば珍しい。
 其れでも、卒業してからも連絡を取る事はあった。
 洋二はどういう訳か女性には興味を感じないのだが、事務所の6歳年が異なる事務員と偶には飲みに行く事がある。
 事務員は高校出で話題は彼女が関心を持っている業界人の事などになる。
 丁度一緒に飲んでいる時に掛って来た電話口の相手が別の大学を出た友人だった。
「よう、元気そうだが・・ちょっと待って?」
 そう言い彼女に代わった。
 というのも、友人が勤めている会社は男性ばかりで、どうやら女性には縁が無いと聞いていた。
 結局、それから友人と彼女は交際するようになった。
 一年程してからその友人と飲みに行く事があった。
「どう?上手くいっている?」
 友人は先ず先ずという表情だったが。
「彼女・・?」
 要は知性が感じられないという内容のようだった。
 其れでは交際をやめるのかと思ったのだが、言葉とは裏腹にその様でもなさそうに話し始める。
 大学は異なっても一応は大卒で、彼女は高卒であるから、学歴の差というのでもないのだろうが、話題に戸惑う事があるという事の様だ。
 では、女性の方はどう思っているのかといえば、此れはピッタリだという感想が聞けない。
 何か中途半端のまま、二人の関係は終わってしまった。
 何方もハッキリせずに結論を出したという事になった。
 洋二としては友人と会う事はそれ程無いが、女性とは毎日顔を合わせている。
 何時の間にか、破談になった二人の間に介在していた自分が何とかしなくてはならないような気がし始めていた。
 良い事では無いと思いつつ、結局友人の代わりをする事になった。
 結論から言えば、結婚をする事になったのだが破局が訪れ、離婚という事になった。
 その間(かん)にはっきりとした愛情というものがあったのかどうかは分からず仕舞い。
 決して弄(もてあそ)んだなどという経緯ではないのだが、成り行き次第なのだから仕方がない。
 彼女の方から口にした離婚であり、洋二としては彼女の意思であれば仕方がないと思った。
 



 其れからは、独身を通して来た。
 何時の間にか・・気が付いた時には結構な年齢になっていたのだが、其れ迄は特段、結婚について考えた事は無かった。
 ところが、当然ながら適齢期を超えた辺りから知人の勧めで結婚に関係する相談所やアプリなどに加入するようになった。
 其れから感じ始めた事は、案外面食いだったり洋二の芸術嗜好に沿う相手を探している自分を感じた。
 洋二の両親や親族は悉く亡くなり、唯一同年齢に近かったいとこも三つ上だったのだが、二年前に癌で亡くなってしまった。
 この世に一人となってからも、淋しさは感じなかったのだが、知人の勧めがきっかけだった相手探しを続け出した。
 其れから現在に至るのだが、感想を問われれば此れといった相手は見つかっていない。
 確かに、法律の専門家であった現役時代に別れを告げ、念願だった趣味を思う存分楽しめるようになった。
 其の事は楽しいし、朝から夕刻までの時間をそんな事に費やす事で毎日が過ぎていく。
 ところが、いざ女性につきどんな相手が宜しいのかと考える段になり、見つける事は難しいのではとの体験が増えていく。
 洋二は毎日レストランで小説を書き、関連する媒体に載せている。
 或いは作曲をしたものを楽器で即興演奏をする日もある。
 そうなってから、洋二個人としては芸術関係に触れられる事に生甲斐を感じている。
 だが、相手を探す都度、様々な隔たりを感じるようになった。
 学生時代からの交際相手に業界人もいたので、所謂女優の様な女性を見てき過ぎたようだ。
 という事は、出来れば女優並みとは言わずとも、此れは・・と言う基準が自然に頭に線引きをしてしまっている。
 其の線引きを変える事は出来るのだが、今度は相手の要望する条件と食い違う事が多い。
 其れが、年代の違いも相まって一層異なる事に拍車をかける事になる。
 単純な事から挙げれば、男女とも一般的には若い相手を希望する。
 其れが、洋二の年代では男性が年上で女性が下という事は常識だったのだが異なってきた。
 今の世代の女性の中には年下の男性を希望するという割合が増えてきているようだ。
 其れも、自分は若く見られるから、九歳下の男性と息が合ったなどと言う例も見られる。
 其の辺りの考え方も理解しにくい。現在は其れで良いとしても、十年後にどうなるのだろうか?
 其れだけの年齢差が生じていれば、十年後には幾ら若づくりでも、男性にも同年齢かより若い相手を希望する意識が芽生えてくる様な気もする。
 離婚を経験した女性が圧倒的に多いのだが、十年後の事を考えていなければ、また同じ事態になるのでは?
 近頃、TVのコマーシャルでよく見かけるもので、例えば実は80歳だというmodelの女性を登場させ、商品を使用すると十歳やニ十歳若返るというMagicのようなものを販売している。
 これなどは、男性側から見れば、素顔がそうであるのならまだしも、化粧をした上で更に商品で変身を遂げたにしても、何の感慨も感じない。
 夫婦であれば、朝起きてから化粧をする事が多いだろうから嫌でも素顔を見る事になる。
 其れを見てしまってから、変身されても困ると言え、其れだから最初からある程度のlevelの女性を・・という事。
 その点、やはり女優は素地が異なり、そこ迄では無くとも、或る程度素顔で判断をする。
 前述の年下好みとはまた違った観点と言えそうだ。
 何れにしても、年下・若く変身・は男性には受けないと思うが、近頃の世代の男性は案外幼稚なのかも知れない。
 其れではまた別の食い違いを順次挙げてみよう。
 但し、条件の中で確かに理解が出来るものもある。
 其れは、
 Faceが好みかどうか?
 其の他外見上の好み。
 更に、金銭的な年収が不満。
 資産という点で、持ち家(戸建て・マンションを問わず。)で無ければ。
 中には細かい条件もあり、おそらく離婚を経験した女性に多いのだろうが。
 歯並びが綺麗・おはよう~有難うがはっきり言える事。こうなると児童並みの基準になる。
 其の他、似たような条件を細かくつける女性は、きっと、結婚してもまた離婚では無いかと思う。
 まあ、タバコを吸わないは常識だが、中には女性の方が吸っているとか、やめようと思っているなどは、論外。
 ペットも一匹で自分が全ての面倒を見るのであれば構わないが、五匹・とか、衛生面を面倒みるのか?散歩などの面倒を見るのか?其れに動物は亡くなるから、その都度面倒な事になる。ところが寂しいからと癒しでペットを飼う女性も少なくない。
 子供と同居。此れは、甘やかし過ぎでは?独立させてこそ親の役目というものだ。
 住まいが遠くなるというのはやはり無理だろう。せいぜい関東なら関東程度。
 時間が無いので早回しで。
 趣味がゴルフで、今始めたので一緒にやってくれる人。
 此れも、洋二の友人達もゴルフやテニスをやる者もいたが、夫婦でやるという事は無く、グループがあり、コースを回る・・上手い人ほどそうなる。
 旅行が好きなのは良いが、そう始終行ってはいられない。
 趣味が一緒の方が良い・・と言う考え方は昔は無かった。
 別でも全く夫婦には関係無い。
 ドライブに連れて行って貰いたい。此れも買い物や偶に行くのなら良いが、始終走り回っている訳にはいかないが、洋二は運転は得意でタクシーの運転手より上手く左ハンドルも。
 ジムに通う女性も多いが、一人で行くのなら何をしても自由。
 スポーツにお付き合いが出来ない事は多い。



 其れでは、構わないという例だが、勤めても年金生活でもどちらでも良いのでは?
 料理が好きなら作って貰っても良いが、スーパーで買って来たものでも良い。
 TVや映画・演劇・その他の趣味でも一緒に行かなければならないというのでなければ自由にと言える。
 人類は人により好みは異なって当然だから、好きな事はやれば良いが、必ず一緒には無理。


 次に逆の立ち場で、洋二は芸術に関心が高いので、何も理解して貰わなくても良いのだが、其処はある程度自由なら結構だが、買い物やショッピングに付き合う程度なら良いのでは。
 例えば、ピアノの講師に多いのはClassicであるから、他は絶対に認めない。
 また、友人にもいたが、コーラスグループに入っているから一緒に入れ?と言われ、いやいいよ・・と言った事がある。
 だが、一般的に男性同士の場合にはそこ迄要求はせず、勝手に一人でやるもの。
 親戚付き合いは偶にはあっても構わないが、あまりべったりというのもどうだろう?
 一般的に動けば動く程お金が掛かる事になり、親族が多ければ子供に何かを購入する事も。
 親が病でその面倒を見るのは当然と言えるだろうが、あまり高額の費用を負担しなくてはではなく、本人の年金でとか、病院や施設に見舞うは当然だろう。
 



 そうして考えてみれば、案外再婚とは困難なものなのかも知れない。
 洋二も女優であれば・・問題は無いと思うのだが・・。
 其れと、最後に知識の違いはある程度は仕方がなく分からなければ分からないで良いのでは?
 その点、学歴が近い方が良い事になるのだが、相談所などで嫌うのは、男性の学歴が高い分には構わないのだが、女性の大卒は理想が高過ぎると嫌われる。
 大学院は単に二年多く通ったという事だけで学歴とは関係なく、教授だろうと博士だろうと互いのlevelがあっていれば良いだけのこと。
 TVに出演する女性の教授にしても、そう頭が良い人はいないが、口だけは達者という感を受ける。
 そういう事は、其々専門があるのだから、食い違おうと構わないという気持ちが持てるのかに尽きる。
 今日は小説には至らず、洋二の結婚観についての話題になった・・。
 男性の方が女性よりおおらかなのかも知れないが、人にもよるのか・・?
 或る程度の譲歩は当然。
 また、メールの交換は誤解や勘違いに至る確率が高いから、兎に角一度夕食でも食べながら話すのが最も良く、一度で相手が分かるというもの・・。

 これ等は既存の夫婦にも共通する事と言える・・。


「愛嬌というのはね、自分より強いものを倒す柔らかい武器だよ。夏目漱石」

「好人物は何よりも先に、天上の神に似たものである。第一に、歓喜を語るに良い。第二に、不平を訴えるのに良い。第三に、いてもいなくても良い。芥川龍之介」


「幸福というものは受けるべきもので、求めるべき性質のものではない。求めて得られるものは幸福にあらずして快楽なり。志賀直哉」



「by europe123 piano・E,piano」

https://youtu.be/K2baVzlE3to
 
 

Amikor egy nőt tárgynak, a házass 女性が物に見えて来た時・結婚観。

互いを理解できるか?

Amikor egy nőt tárgynak, a házass 女性が物に見えて来た時・結婚観。

互いに歩み寄れるか? 親しみを感じられるのか? 共同生活者という認識が当然であるのか・・? 結婚観とはそんなものなのでは?今日は話ではなくエッセイ。

  • 随筆・エッセイ
  • 短編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2023-03-11

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