見えている灯りなのだが・・?
長くい過ぎるとどうしても・・。
 時の流れていく様に違和感を・・。
 人にはいろいろな想いでがあり過ぎると感じる事もある。
 真夏であろうと大雪の時であろうと、霧で航空機が飛ばず随分待たされた事も。
 学生の頃、出来事は訳も分からず愉快だった。
 楽しい事しか思い出せないが・・先輩が笑い後輩も遠慮しがちに・・。
 何もかもが自由気儘で思う存分生きていた。
 今と違い自由と規律が極自然に均衡を保っていた時代。
 此の国がようやく敗戦の記憶から逃れようと努力していた。
 今の様な無秩序で無味乾燥としてはいなく、しっかりcolorfulな景色が次々に流れていた。
 歴史は繰り返すとはいうものの・・二度とはやって来ないという思いを感じる。
 あの頃は・・どこへ消えてしまったのだろう?
 まるで、不思議の国のアリスとも思えぬ・・訳も分からぬ混沌とした灰色の雲に覆われた・・。
 其の・・少し先には・・眩い灯りが待っていてくれるのだろうか?
 仮に・・自らは其の灯りが見えたとしても・・其の灯りの話を・・一体・・誰に聞かせようか・・?
 
見えている灯りなのだが・・?
後ろを振り返れば・・愉快な景色が消えて行く・・。