それでも世界は 回り続ける

まだ 完成しています 少しずつこれから書いていきたいと思ってます

「私が欲しいのは 世界だ」 そう言って彼女は 本当に 世界を手に入れた。

今 君が欲しいのは なんだ?
大抵の人間は こういうだろう 金だと
俺も昔は そう思っていた 彼女に会うまでわ

出会い
俺の名前は 田中 悠。中学の時 あいつに出会った
あいつというのは 鈴木 美羽
一年のときたまたま 同じクラスだったという出会いだった
正直 初めは なんとも思ってなかった。
外見も普通だし 頭もそれほどよくないし 金持ちってわけでもねー
普通の女子生徒だったんだ。
出会いなんて こんな感じ なんにもなかったといってもいいほどだった。
そう 人間なんて何かがおこらなければ 何も変わらないのだ
たまたま 彼女にその何かがおこってしまっただけ・・・

私 鈴木 美羽には 中学2年になって 人生初めての彼氏ができた
たるかった中学校生活がとても楽しくなり 前より笑うようになった
友達からも「美羽 可愛くなったね!恋してるからかなー?(笑)」
と言われるようになった
男子とも話すようになり 告白もされたりした
でも 一番 うれしいのは 彼と彼氏彼女の関係になれたことだ
だが それが壊れたのわ 付き合って3ヶ月後のこと
「お前と付き合うと疲れる 別れてくれ・・・」
そう言われた
彼は ストレスがたまって いたのであろう
友達にからかわれ 時には 憎まれたり
そのとき 私は こう思った
「人間は なんと単純でもろいのだろう」
初期のころは それだけで?と納得がいかなかった
でも しょうがない
人間は もろいのだ もろくて単純なのだ
もろくて単純=すぐに壊れる
壊してしまえばいい こんな世界
この世界の生き物の中での頂点は 人間だ
じゃあ 人間の頂点は 誰だ?
私が頂点になればいい
そうすれば 彼も私の思うがまま 
クラスの奴らも私の思うがまま
私が支配する世界にすればいいだけなのだ
だが そのためには どうすればいい?
まず クラスを支配しよう
そのためには 協力が必要だな
そうだ うってつけのやつがいる

田中 悠 あいつは クラスの中心人物だ
誰からも頼られ 信頼を得ている
だが 裏で聞いた話でわ 金が全てだと思っている金の亡者だ
「田中君 ちょっといいかな?」
あいつは たくさんの人間といて話しかけづらい
「ん?何?」
太陽のような眩しい笑顔でこちらを見てくる
「昼休み 屋上にきてくれないかな?」
少し顔を下げて考えてから
「りょーかい☆」
さて 頼んだのわ いいが あいつわ 金を払えば動いてくれるだろうか?

       依頼
「で こんなところに呼び出してどうしたの?悩み事?」
いつも相談でもされているのか とても落ち着いている
「ううん あのね お願いがあるの」
最初から クラスを支配させろなど 言えない 少しずつ言っていこう
「何?」
あいつは 不審そうな顔で見てきた
「私をクラスの人気者にしてほしいの」
オブラートに包むとこんな感じだろうか
だが 彼は
「何 言ってるの(笑)鈴木さん 今 人気者じゃないの?」
やはりこいつは わかっていなかった
ならもう オブラートに包むのは やめよう
「私に クラスを支配させて お金は はらうから」
彼は 全く動じなかった むしろ今までニコニコ顔だったのが
さらに 嬉しそうにしている
「そういう依頼だったのか~ さて 君は 依頼料をいくら 出すのかな?」
あまり 低い値段を言うときっと失望されて終わるだろう
「50万でどう?」
自分でもバカじゃないかってほどの値段をつけた
貯金から出すしかないけど世界を手に入れたらそんなこと関係ないので出してしまおう
「プッハハハハ 最高! いいよ その依頼のった」

それでも世界は 回り続ける

変なとこで終わってすいません
もちろん まだ 続きは あります
ここまで読んだ時点でいいので感想をいただけないでしょうか?

それでも世界は 回り続ける

  • 小説
  • 掌編
  • 青年向け
更新日
登録日
2012-12-29

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted