退化した人類の進化には、残念ながら戦争はどうやら不可欠と言えそうだ。
世界中の人類が退化してきている。
BSTBS報道1930のstaffは皆且つての大東亜を知らない世代であり、其れで報道番組を放送する事
此れは、世代間の知能レベルや技術力の違いにより容易に比較できると推察する。
世代とは簡単に言ってしまえば、69以下の世代とそれ以上の世代の中でも知的レベルの高いものを比較。
結論を先に示した事になるのだが、あまり細かな検証までは必要も無く、直感でそう感じる事と、実際に起きている日常の生活の中での言動の違いに明らかに見られる。
知能指数低下云々は其の小さな現われに過ぎず、知能指数は訓練でも上げられるもので、決して重要なものでも何でも無い。
まあ、こんな事を言ったところで役に立つものとも言えないので簡単にする。
先ず年齢的には、堤君は小生より上に見えるが安保闘争も経験のない世代。
安保は60年・70年で終わった。70年時に年齢が高校生以上で無いと理解が出来ない。
堤君はまだ13歳松原君に至っては九歳あたりかな。
60年では東京大の樺美智子さんが亡くなった事は御存じだろう。
又、70年は共産党系の全学連から学生主導の全共闘に変わった事もあり、今では互いに戦い殺人集団となっている前進社・マルクス主義学生同盟中核派~法政大が中心と、早稲田大が中心の同じセクトから分裂をした革マル派を筆頭にhelmetの色で識別をした各セクトが大学生を中心とし国家権力・機動隊と対峙していた。
安田講堂攻防は有名で生中継もされたが、69年の事。
其の後、法的には凶器準備集合罪などが成立し、次第に過激になっていき、果ては連合赤軍と称し国際的なテロ組織となっていった。
一般学生はフォークソングブームもあって新宿西口などで騒乱罪で逮捕されたりしたのだが、この頃は粛清を怖れながらも、次第に活動をやめるようになった。
何を述べたいのかという事なのだが、貴方々はそういう経験が無く、体制に埋もれ謂わば寄らば大樹の陰的な社会人となった。
ideologyや言動の違いは其処から派生するようなものと言える。
学生運動を経ても此の国の法人等で幹部になったり各種資格を取り活躍した者も少なくない。
随分話が逸れてしまったのだが、要は両者の素養にそもそもの違いが生じたという事。
此れも大した事では無く次に進める。
今から思い出せば、やはり日米安保条約は間違いであったと言える。
然しながら今の世代に至っては、何等疑義も感ぜずという時代になっている。
戦後、この様な事があった事すら考えない世代が今の社会の頂点となった。
其れは其れで仕方がない事。
時間が無いので、先に進める。
USAのFar east に於ける基地の重要視が、現在最も問題視しなければならない事と言えるのだが、此れの意味を理解できる国民はおそらくもういないだろう。であれば省略をする。
沖縄を初め基地周辺で、大の男三人がかりでの三歳の幼女暴行事件を初め実に数々のtroubleを発生させたにも拘らず、治外法権も手伝いごく一部の国民以外は何等危機感を持つに至らないどころか、「核の傘」という造語に頼ったり敗戦後のUSAにおんぶにだっこという考え・日常は国民全体に拡がったまま現在に至った。
此処まで来ると既に貴方々とは全く別種の生命体といってもおかしくは無いだろう。
では、此処から本題を。
1、人類が退化した原因の一つに、「戦争」を身近に感じない「長い平和の時代が続いた」事が挙げられる。
当然、大東亜時代は全体主義・軍国主義出会ったにも拘わらず、国民が乱れる事も無く一致団結してUSAと戦った。
決して良いとは思われないこの様な体制下でも、此の国の技術力は格段の進歩を遂げた。
又、国民性は「勤勉実直・質実剛健」と言え、今の様な休みだらけ~此れは同じ自民でも安部氏から行われたのだが・・休まず働き軍部傀儡裕仁親王の元最後は特攻まで行ったという悲劇ながら或る意味散り際よく立派であったと言える。
此処で、USAの行った軍事侵攻は正に残虐非道を極め、Lastを原子爆弾による人体実験の一幕で終わらせた。
にも拘らず、憎むべき相手を違(たが)える事になっている様にも思われる。
終戦直後の状況などについては、堤君の若かりし頃新潮社時代に関わったstorytellerである松本清張の作品にも登場している。
さて、終了させる前に肝心な事を申し上げなくてはならない。
小生から見た今の世代は少なくともbabyboom世代と比較し年数が経っているのにも拘らず退化していると言える。
その根拠は、長文を好まず漫画・animation嗜好であり、平和が何時までも続くと簡単に結論を出してしまう事。
小生の亡母は、地方TBS系列の局で催した戦争体験談に原稿を出し採用され、三十分番組に登場した事がある。
焼夷弾空襲時、教員であった母が同僚の女性教員と手を繋ぎプールに飛び込んだのだが、気が付いた時には、姿が見えなく後に終戦を迎えたという事から、その教員の実家を訪問し、申し訳無かったと遺族に謝る辺りのドキュメンタリーになっている。
また、小生の通学した国立大付属小学校などでは、授業そっちのけで、高等師範を出た教員が戦争の話ばかりをしたという事実。
当時は至る所で、敗戦の苦痛の模様が聞かれたのも事実。
USAの人体実験目的の原爆投下・其の後の核競争もそう昔の事との記憶にはない。
小生は、母者の体験を小説にし「離れた手」及び、人々の経験を元にし「逃げなければならなかった人達からのメッセージ」を執筆している。
USAを相変わらず世界の首長と考える事に抵抗感を感ぜず、寧ろ、小生達の様に世界各国は其々に異なる思想を持っており考え方も異なり、当然、言動は異なって来るという結論。
世界を股に行動してきた癖で、軍事侵攻が起きたとしても、どの国とも交流を続けており、だからと言い表立っての何があるという訳でもないが、どうやら、戦争という事一つだけを見ても、寧ろ今の世代の特徴である、退化をしてしまっている事に目を覚まさせる事と言える。
法律家とし、殺人に関しては其れなりの各国の法が存在し、其れに元づくが国際法ではそこ迄の決めは表向きだけと言える。
戦争犯罪と簡単に言ってしまうのは、時効の問題を再び鑑みる事に繋がり、過去此の国が受けた敗戦に関する犯罪は多数ある事から、時効は成立していないとまで言わせてしまう事になる。
尤も、其れをどう取るのかは、結局、勝利した者に有利に展開されるので、其れであれば、兎に角勝たなければ・・其れであれば手段を選ばせない事に繋がり、単なるpropagandaや脅迫のみで、民主主義で無く何でも自由な自由主義国であるUSAとの間で、核兵器使用と相成ったところで少しもおかしくはなく、実力行使あるのみとなるだろう。
東側諸国を蔑視するのは相当では無く、生き抜くためには核使用も・核戦争もやむを得ずが相当であろう。
中露が一体で無ければ、USA率いる諸国と戦闘を続けなければならないという意義が不存在となり、当然の如く東側諸国の団結が必要不可欠と言えよう。
勝敗は二の次であり、小生の経験上は、中学の時に文通をしていたUSAの中学生に斬って其の他を大量に送ってあげていたのにも拘らず、jazzプレイヤーの黒人は好きだ、と書いた途端友情を壊された。教員であった亡父も其れを知り、酷い国だな・・と言っていた事も。
過去を知らない世代には・・何を言おうと自由ではあるが・・結論を出すのには早計とだけ申し上げておこう。
因みに、小生は基地の消滅や首都の消滅時に小生も消滅する事など何も恐るる事に足らず、自らの持論で正しいと感じ、君達が勉強不足と嘆くのみに過ぎない。
単調な感情論の報道など、世界が何処へ向かうかを特定できるとは言えないだろう・・。
退化した人類の進化には、残念ながら戦争はどうやら不可欠と言えそうだ。
長文を書けず、漫画animationばやり。