神様に遭った話
仏さまかも。
本当に辛い時に
何の偶然だか
ささくれてもう
自分でもどうにもコントロールできない
自分自身の前に
ふと
現れる出来事
それは
人物であったり
たまたま入ったお店で流れるBGMであったり
綺麗すぎる夕焼けであったり
突然現れ
スリスリしてくる漆黒の野良猫であったり
シールドビットか!というくらい
高速移動する己の自転車の周りを
執拗に追従しつつ
近接フォーメーション展開してくる
野鳥達であったり、
と
そんな経験はありませんか。
そんな突発的な現象に
ひねくれつつ
も
やはり嬉しい
サカムケア
特に人間は本当に悪魔にも天使にもなる
もちろん
こんな事を書いている私も。
そう
私は自他共に認める
自分勝手極まる下等で下劣な精神の持ち主
ですが
それでも
どういう訳か
いきなり
とてつもなく
なんの打算もなく
たまさか遭っただけの見ず知らずの
人間の危機に命を張ったりしてしまった
ことも
あります。
ひょっとしたらその人の肉親以上に。
そしてそれは
おそらく
私にもそう。
私もそういう誰かにきっと
今までに出遭っています。
感謝が足りずに思い出せないだけで。
そういう場面では
救ったかもしれない相手に
恩着せがましい事など
しませんし
されませんでしたから。
誰もがきっと
そういう風になった瞬間があるような。
それは
目に見えない
この魂に刻まれている
何かしらに依る
絶対に変えられぬ因子
のような
気がしませんか?
それが優しさ
優しさとは因子
因子の正体
は
きっと神様と呼ばれる存在に
繋がっている
のでは
ないでしょうか。
神様に遭った話