【超短編小説】ささやき 六井 象 事故に遭い病院のベッドで身動きできない恋人の耳の中に耳かきを突っ込み、鼓膜を破いて、その耳元に、ずっと言えなかった「別れよう」という言葉をささやき続ける。 【超短編小説】ささやき